不妊治療中の夫の不倫を見抜く5つのポイント|発覚した場合の対処法も
この記事を読んで理解できること
- 不妊治療中の夫の不倫を見抜く5つのポイント
- 不妊治療中に夫の不倫が発覚した場合の対処の流れ
- 不妊治療中なのに夫が不倫をする3つの理由
- 夫の不倫相手が「妊娠した」と伝えてきた場合の対処法
あなたは、
- 不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントを知りたい
- 不妊治療中の夫が不倫する理由を知りたい
- 不妊治療中の夫が不倫していた場合の対処法を知りたい
などとお考えではありませんか?
一緒に不妊治療を頑張っていた配偶者に不倫の疑いがある場合、不倫と判明させるためにはどうすればよいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントは以下の5つです。
- 残業や出張で家を空ける機会が増えた
- 排卵日になっても夫が性交渉に応じなくなった
- 夫婦の不妊治療に対する温度差が広がった
- 常にスマホを持ち歩くようになった
- 見た目を気にするようになった
この記事を読めば、不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントや、夫が不倫していた場合の対処法を確認できます。
また、もし夫が不倫していた場合の解決方法についても記載しているため、弁護士に相談して慰謝料請求の方法を今すぐ実践できるでしょう。
さらにこの記事では、
1章では、不妊治療中の夫の不倫を見抜く5つのポイント
2章では、不妊治療中に夫の不倫が発覚した場合の対処の流れ、
3章では、不妊治療中なのに夫が不倫をする3つの理由、
4章では、夫の不倫相手が「妊娠した」と伝えてきた場合の対処法
について詳しく解説します。
この記事を読んで、不妊治療中の夫の不倫には適切な対応を取りましょう。
目次
1章:不妊治療中の夫の不倫を見抜く5つのポイント
不妊治療中にもかかわらず、配偶者が不倫しているのではないかと疑っている場合、不倫を見抜く方法は以下の5つです。
- 残業や出張で家を空ける機会が増えた
- 排卵日になっても夫が性交渉に応じなくなった
- 夫婦の不妊治療に対する温度差が広がった
- 常にスマホを持ち歩くようになった
- 見た目を気にするようになった
それぞれ説明します。
1-1:残業や出張で家を空ける機会が増えた
不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントの1つ目は、残業や出張で家を空ける機会が増えたことです。
配偶者が不倫をしている場合、不倫相手と会うために残業や出張などの理由でカモフラージュする場合が多いでしょう。
あるときを境に残業や出張が増えた場合には、不倫が始まった時期である可能性もあるため、とくに注意してください。
1-2:排卵日になっても夫が性交渉に応じなくなった
不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントの2つ目は、排卵日になっても性交渉に応じなくなったことです。
治療を始めたばかりのときには夫も積極的だったものの、時間が経つと性交渉に応じてくれなくなる場合があります。
不妊治療を続けるのは身体的・精神的に負担が大きく、性の対象が不倫相手に向いてしまった可能性もあるでしょう。
1-3:夫婦の不妊治療に対する温度差が広がった
不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントの3つ目は、夫婦の不妊治療に対する温度差が広がったことです。
女性は出産を推奨される期間が短く、早く治療して子どもを授かりたい気持ちが比較的強いと言えます。
しかし、多くの男性にはまだ不妊治療に対する必要性を感じていない人や、思ったよりも長い治療に嫌気がさしてしまった人もいるでしょう。
男女の不妊治療に対する感じ方により、温度差が広がっていると考えられます。
1-4:常にスマホを持ち歩くようになった
不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントの4つ目は、常にスマホを持ち歩くようになったことです。
不倫相手と連絡を取り合っているスマホを家族に見られたくないため、そのような行動をとっていると考えられます。
1-5:見た目を気にするようになった
不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントの5つ目は、見た目を気にするようになったことです。
不倫をすると、不倫相手を意識して自分の見た目を気にするようになります。
服装など身に着けるものを不倫相手の好みに合わせる場合もあるため、自分の身なりに興味のなかった配偶者が意識し始めた場合には要注意です。
2章:不妊治療中に夫の不倫が発覚した場合の対処の流れ
不妊治療に取り組んでいるにもかかわらず、夫の不倫が判明した場合の対処方法は、以下の4つの流れです。
- 不妊治療を中止して夫と離婚すべきか考える
- 夫が不倫した証拠を集める
- 弁護士に相談・依頼する
- 弁護士を通して慰謝料請求する
それぞれ説明します。
2-1:①不妊治療を中止して夫と離婚すべきか考える
1つ目のステップは、不妊治療を中止して夫と離婚すべきか考えることです。
夫の不倫が発覚したら、不妊治療はいったん中止するのがよいでしょう。
離婚する決断をしたタイミングで妊娠してしまう場合も考えられるからです。
夫の裏切りが許せずに離婚を考えている場合には、不妊治療をして子どもが欲しいという望みが叶えられない可能性もあるため、慎重に考える必要があります。
2-2:②夫が不倫した証拠を集める
2つ目のステップは、夫が不倫した証拠を集めることです。
不倫問題を解決するためには、まず不倫の事実が明らかである証拠を集めることが重要です。
不倫における証拠は以下のとおりです。
- 写真
- 録音した音声データや録画した撮影データ
- クレジットカードの利用明細、レシート
- Suica、PASMOなどの利用履歴
- メール、LINEや手紙
- SNSやブログ
- 手帳、日記、メモ
- GPS
- 不倫相手の住民票の写し
- 妊娠、堕胎を証明できるもの
- 子どもの血液型
- 興信所や探偵の調査報告書
証拠がなければ、不倫した事実が判明していても不倫を証明できず、弁護士への依頼ができなかったり、裁判でも裁判官に不倫を認めてもらえなかったりして不利な状況になってしまう可能性があります。
また、不倫の慰謝料請求には、不貞行為の事実と不倫相手を知ってから3年間の消滅時効があります。
慰謝料を受け取るためには、時効が成立していないことが条件となるため、できるだけ早く証拠を集めることが重要です。
そのため、探偵などのプロに依頼して、不倫の決定的な証拠を早期につかんでもらうのがオススメです。
2-3:③弁護士に相談・依頼する
3つ目のステップは、不倫問題に詳しい弁護士に相談・依頼することです。
自分でも慰謝料請求の手続きは可能ですが、知識が豊富な弁護士に過去の事例に基づいてアドバイスしてもらったほうが、よりスムーズに手続きを進められるでしょう。
自分ひとりで不倫当事者と交渉をする場合に比べると、要求が通る可能性も高くなるため、弁護士依頼がオススメです。
2-4:④弁護士を通して慰謝料請求する
4つ目のステップは、弁護士を通して慰謝料請求することです。
慰謝料請求の手続きを弁護士に依頼すると、慰謝料請求から交渉までの手続きをほぼすべて任せられます。
弁護士は交渉手続きの流れやコツを把握しているため、相手とやり取りをして、より高額な慰謝料を得られる可能性も高いのです。
裁判になると、長くて1年以上かかるケースもあります。
しかし、弁護士の場合はなるべく裁判外の交渉のみで解決できるよう対応してくれるため、スムーズに進められるでしょう。
また、弁護士が代理人になるため、相手から直接連絡が来ることもなく、裁判での出廷もありません。
相手と直接やり取りをするなど、余計なストレスを抱える手続きをする必要がなく、安心です。
まずは、不倫問題に強い弁護士に相談してみましょう。
3章:不妊治療中なのに夫が不倫をする3つの理由
不妊治療をしているのにもかかわらず、なぜ不倫をしてしまうのか理解できない方も多いでしょう。
不妊治療中なのに夫が不倫をする3つの理由は、以下の3つです。
- 不妊治療で夫婦の仲が悪くなったから
- 義務的な性交渉がつらいから
- 不妊治療でたまったストレスを解消したいから
それぞれ説明します。
3-1:不妊治療で夫婦の仲が悪くなったから
1つ目は、不妊治療で夫婦の仲が悪くなったからです。
不妊治療が長引いた場合には、焦りや不安からストレスが溜まり、夫婦喧嘩などのトラブルに発展しやすいと言えます。
夫婦の仲が悪くなると、夫は家に居づらくなり、外で過ごす機会が多くなります。
そのなかで魅力的な浮気相手が現れた場合、不倫に発展してしまうケースもあるでしょう。
3-2:義務的な性交渉がつらいから
2つ目は、義務的な性交渉がつらいからです。
不妊の一般的な治療であるタイミング法は、妻の排卵日を目安に性交渉を行う方法です。
気が向かないのに決まったタイミングで性交渉を行わなければならないため、精神的にも負担を感じる場合が多いです。
また、希望のタイミングで性交渉できないために不満が溜まり、家庭の外で性欲を発散したいと考えて、不倫に走ってしまうこともあるでしょう。
3-3:不妊治療でたまったストレスを解消したいから
3つ目は、不妊治療でたまったストレスを解消したいからです。
不妊治療を続ける夫婦の間では、治療についての話題が多いと言えます。
さらに、不妊治療という、話す場が限られている話題の場合、愚痴をこぼす相手が夫になってしまいがちです。
長く続く不妊治療への不満や、愚痴をこぼす妻への対応の疲れから、癒してくれる不倫相手に気持ちが動いてしまう場合もあるでしょう。
4章:夫の不倫相手が「妊娠した」と伝えてきた場合の対処法
不妊治療中に夫の不倫が判明し、さらに夫の不倫相手から「妊娠したので離婚してほしい」と言われた場合、どのように対応するべきなのか悩むのではないでしょうか。
対応の流れは、以下のとおりです。
- 病院に同行するなどして妊娠の事実を確認する
- 不倫相手に慰謝料を請求する
それぞれ説明します。
4-1:病院に同行するなどして妊娠の事実を確認する
対処法の1つ目は、不倫相手の受診に同行するなどして妊娠の事実を確認することです。
不倫相手が生理不順だったり、離婚させるために嘘をついていたりする可能性もあるため、確認はしっかり行いましょう。
同行したくないという場合には、不倫相手に産婦人科で診断書をもらってくるように伝えるのもオススメです。
もし妊娠に間違いがなければ、子どものDNA鑑定をして夫との血縁関係を調べたり、子どもへの対応を不倫相手と話し合ったりする必要があります。
4-2:不倫相手に慰謝料を請求する
対処法の2つ目は、不倫相手の慰謝料を請求することです。
不倫相手の妊娠は、配偶者が受ける精神的なダメージが大きいため、慰謝料の増額理由となる場合もあります。
不倫相手が妊娠したという場合にも、不倫問題に詳しい弁護士に相談してアドバイスを受けましょう。
まとめ:不妊治療中の夫の不倫には動揺せず適切に対応しよう
不妊治療中の夫の不倫を見抜くポイントは、以下の5つです。
- 残業や出張で家を空ける機会が増えた
- 排卵日になっても夫が性交渉に応じなくなった
- 夫婦の不妊治療に対する温度差が広がった
- 常にスマホを持ち歩くようになった
- 見た目を気にするようになった
不妊治療は夫婦どちらにとっても身体的・精神的に負担が大きいため、夫婦間の衝突が多くなりやすいと言えます。
また、不妊治療に取り組んでいるにもかかわらず、夫の不倫が判明した場合の対処方法は、以下の4つの流れです。
- 不妊治療を中止して夫と離婚すべきか考える
- 夫が不倫した証拠を集める
- 弁護士に相談・依頼する
- 弁護士を通して慰謝料請求する
不妊治療中の不倫は、離婚する場合には治療や出産をあきらめる可能性も出てくるため、非常に難しい問題です。
スムーズな対応が必要となるため、不倫問題や慰謝料請求に詳しい弁護士に相談するのをオススメします。