不倫相手との復縁は絶対ダメ!5つのリスクと気持ちを抑える方法や対処法
この記事を読んで理解できること
- 不倫相手と復縁する5つのリスク
- 不倫相手と復縁したい気持ちを抑える方法
- 一人で抱えきれなくなった時の対処法
あなたは、
- 別れた不倫相手と復縁したいがどうしよう
- 不倫相手と復縁するリスクが知りたい
- 不倫相手と復縁したい気持ちを誰かに止めてほしい
などとお考えではありませんか?
結論から言うと、不倫相手と復縁することには様々なリスクがあります。
金銭的な面では、1度目に不倫が発覚した時よりも慰謝料の金額が増額されたり、1度目の発覚の際に不倫相手に会わない約束をしていた場合は、約束を破ったとして違約金の支払いを求められたりします。
不倫相手との結婚は難しいうえ、自分たちだけでなく家族や周りの人たちを精神的に傷つけてしまいます。
不倫相手との復縁はリスクが多い上に将来の展望も描きにくいので絶対にやめるべきですが、自分だけで気持ちを抑えられない場合は、不倫カウンセラーや弁護士などの専門家に相談しましょう。
そこでこの記事では、
1章では、不倫相手と復縁する5つのリスク
2章では、不倫相手と復縁したい気持ちを抑える方法
3章では、一人で抱えきれなくなった時の対処法
について解説します。
この記事を読んで、不倫相手との復縁はリスクがあることをしっかり理解し、それでも、不倫相手と復縁したい気持ちを抑えられない時は、一人で悩まず専門家に相談してください。
目次
1章:不倫相手と復縁する5つのリスク
不倫相手と復縁するリスクは、次の5つです。
- 復縁の場合は慰謝料が増額される可能性がある
- 復縁によって不倫が本気になる可能性がある
- 2度目の不倫は許されない場合が多い
- 自分だけでなく傷つける人が増えてしまう
- 不倫相手と復縁しても結婚は難しい
それぞれ見ていきましょう。
1-1:復縁の場合は慰謝料が増額される可能性がある
不倫相手と復縁していたことが発覚すると、慰謝料が増額される可能性があります。
例えば、不倫がバレたために別れたものの復縁したケースが考えられます。
以前に不倫が発覚した時に、不倫相手と別れることを約束していたのに、復縁していたことが発覚した場合だと、慰謝料の額が増額される可能性が極めて高いでしょう。慰謝料
また、最初に不倫が発覚した際に示談書を作成し、不倫相手と接触しない条項や違反した時の違約金を定めていた場合は、慰謝料とは別に違約金を支払う必要があります。
さらに、復縁した不倫の慰謝料も支払う形になるため、請求される慰謝料が高額になる可能性が高いです。
1-2:復縁によって不倫が本気になる可能性がある
不倫相手と復縁した場合、不倫が本気になる可能性があります。
不倫であることをお互いに認識している場合は、遊び心で関係を続けていることも多いです。
別れようと思えば、いつでも別れられるし、配偶者のことも気にかけているため、遊びとして心にもまだ余裕があります。
ところが、一旦別れた後で、相手のことを忘れられずに復縁した場合は、情熱的な恋になりがちです。
心に余裕がなくなり、不倫相手のことしか考えられなくなり、配偶者や子どものことは気にもかけなくなります。
その結果、もはや、引き返せない関係になってしまいがちです。
1-3:2度目の不倫は許されない場合が多い
初めて不倫が発覚した場合は、寛容な配偶者であれば、許してくれることも無いわけではありません。
しかし、不倫相手と復縁した上、2度目の不倫が発覚した場合だと、もはや許してくれないことが多いです。
「仏の顔も三度」と言うことわざがありますが、不倫に寛容な人はそう多くはいません。
特に1度目の不倫がバレた後で、示談書を作成し、不倫相手と接触しないと約束していたような場合は、その約束を破ったことになります。
慰謝料に加えて、違約金を請求されてしまうこともありますし、離婚に至る可能性が高いです。
離婚せずとも家庭内別居状態になってしまい、修復は難しくなります。
1-4:自分だけでなく傷つける人が増えてしまう
不倫相手と復縁していたことが発覚した場合、自分だけでなく配偶者や家族など傷つける人が増えてしまいます。
初めて不倫が発覚したときはもちろん大変なショックを受けていますし、不倫相手と復縁していたことを知ったときのショックは、計り知れないものになります。
人によっては2度目の不倫発覚は、諦めの気持ちもあり、ショックが弱いこともありますが、そのような場合、離婚に向けて気持ちが傾いている可能性が高いです。
未成年の子供がいる場合は、子供も大きなショックを受けてしまいます。
親子の関係は法律上断絶する方法はなく、両親が不仲になる中、板挟み状態になりがちです。
また、あなた自身の両親や義父母などの親族もショックを受けてしまい、親族関係も崩壊してしまうことがあります。
1-5:不倫相手と復縁しても結婚は難しい
不倫相手と復縁しても、結婚はハードルが高い事実を冷静に受け止める必要があります。
まず、自分または不倫相手の家族関係を精算しなければならないため、配偶者とは離婚し親族とも縁を切らなければなりません。
離婚に際しては、離婚届を出すだけでよいわけではなく、慰謝料の支払いや財産分与など様々な精算手続きが必要になります。
また、親子関係は切ることができず、未成年の子供がいれば、直接養育するか、養育費を支払い続けなければなりません。
仮に結婚し不倫相手の子供と同居することになった場合、よい関係を築くことは相当ハードルが高いものです。
別居して不倫相手が養育費を支払い続ける場合は、その分、経済的な負担が重くなります。
また、結婚すると親族との関係も発生しますが、特に不倫相手の両親には、前の配偶者と比較されてしまう覚悟が必要です。
例えば、両親が元の嫁に良い印象を持っていた場合、「良い嫁を追い出した女」というレッテルを貼られてしまうこともあります。
このように、離婚すること自体もハードルが高いですが、結婚後、婚姻生活を続けるにしても相当の困難を伴うことを理解する必要があります。
2章:不倫相手と復縁したい気持ちを抑える方法
不倫相手と復縁したい気持ちを抑える方法は、次の3つです。
- 冷静になって気持ちを整理する
- 電話やSNSなどで連絡をとらないようにする
- 不倫のリスクの大きさを自覚する
それぞれ見ていきましょう。
2-1:冷静になって気持ちを整理する
不倫相手と復縁したいと考えてしまうのは、不倫相手と別れた後で、改めて不倫相手の魅力を知ってしまうためです。
例えば、
- 不倫相手と再会したところ、以前よりも魅力的になっていた。
- 不倫相手がいなくなった後で思いやりや優しさに気づいた。
- 不倫相手と一緒にいた頃を思い出して寂しくなった。
このような心理状態になると、不倫相手のことしか考えられなくなり、復縁したくなってしまいます。
しかし、そのような魅力的な不倫相手でも、一旦は別れたことには理由があるはずです。
別れた理由をもう一度思い起こしましょう。
不倫がバレたために別れたのであれば、不倫相手よりも家庭を守りたい気持ちが強かったからではないでしょうか。
自分から別れを切り出したのであれば、何かしら嫌なことがあったはずです。
別れてから見た目は魅力的になっていても、内面はそう変わるものではありませんから、復縁してもまた嫌な思いをするのではないでしょうか。
相手から別れを切り出されたのであれば、あなたが以前よりも自分磨きに力を入れていなければ、相手との復縁は難しいです。
相手との復縁を望むよりも、今守るべき家庭などを大切にすべきではないでしょうか。
2-2:電話やSNSなどで連絡をとらないようにする
不倫相手と一緒にいた頃を思い出して寂しくなると、不倫相手と連絡を取りたくなることもあるかもしれません。
そんなときでも、不倫相手と連絡を取りたい気持ちを抑えることが大切です。
不倫相手との連絡方法はすべて断ち切りましょう。
これまでのやりとりはすべて削除し、不倫相手からの新規の連絡をブロックするだけでなく、電話番号やメールアドレスなども消して、こちらからも連絡できないようにします。
2-3:不倫のリスクの大きさを自覚する
不倫がバレた場合には、様々なリスクがあることを改めて思い起こしましょう。
不倫相手の配偶者から慰謝料の支払いを求められてしまったり、ご自身の配偶者と離婚しなければならない事態になると、現在住んでいる住居からの引っ越し、財産の分割など様々な経済的損失が生じます。
ご自身に子供がいる場合は、今の配偶者との離婚により、子供と一緒に暮らすことができなくなることもあります。
さらに、仕事関係でも、職業によっては不倫発覚がマイナスになることもありますし、社会的に影響力のある方ほど、大きなダメージを受け、職や地位を失ってしまうこともあるでしょう。
中小規模の職場で働いている人でも、職場内で噂が広がってしまうと居づらくなってしまい、退職せざるを得ない状況になる可能性もあります。
不倫に関しては厳しい見方をする方が多いため、親戚関係では不倫して家庭を壊した人というレッテルを貼られたり、友人も離れてしまったりするなど、様々な人間関係が崩壊しかねません。
このように不倫は、家庭、仕事、人間関係を崩壊させてしまうものであることを認識し、不倫相手との復縁など考えないようにすべきです。
3章:一人で抱えきれなくなった時の対処法
不倫相手と復縁したい気持ちを一人で抱えきれなくなった時は、次の対処法を検討してください。
- 不倫カウンセリングを受ける
- 弁護士に相談する
それぞれ見ていきましょう。
3-1:不倫カウンセリングを受ける
不倫カウンセリングでは、不倫されている配偶者だけでなく、不倫している本人も不倫関係を精算したい時などに相談できます。
また、不倫関係だけでなく、「現在の夫婦の関係を改善するためにはどうしたらいいのか」と言った相談でも大丈夫です。
不倫関係を精算したいと考えているなら、不倫カウンセラーに相談することで、不倫をやめるための気持ちの持ち方、具体的な行動などについてアドバイスを受けられます。
不倫カウンセリングを受けることで、不倫の精算に向けて気持ちの整理ができますし、現在の家族関係を見直すきっかけにもなるでしょう。
また、不倫関係に関する話は、家族や友人などに相談しにくく、気持ちを一人で抱え込んでしまいがちですが、利害関係のない不倫カウンセラーならば、どのようなことでも打ち明けられるため、精神的にも楽になるはずです。
3-2:弁護士に相談する
離婚や不倫問題を多く扱っている弁護士も、不倫相手と復縁したい気持ちを抑え切れないときなど相談できます。
弁護士に相談した場合、心理的な面でのアドバイスはそれほど多くは期待できませんが、弁護士には厳格な守秘義務があるため、どのような内容でも安心して話すことができる点において、優れた不倫カウンセラーになり得ます。
弁護士に話を聞いてもらって、不倫関係解消に向けて気持ちを整理するとともに、現実的なリスクについて話を聞くことで、不倫関係解消に向けて気持ちを固めることができるのではないでしょうか。
また弁護士であれば、不倫関係を復縁して慰謝料や違約金を請求された場合の減額交渉や、離婚を迫られ調停や訴訟に進んだ時の対応などすべて任せられます。
まとめ:不倫相手との復縁はリスクが多い。一人で抱えきれない場合は、専門家に相談しよう!
不倫相手と復縁することには、次の5つのリスクを伴います。
- 復縁の場合は慰謝料が増額される可能性がある
- 復縁によって不倫が本気になる可能性がある
- 二度目の不倫は許されない場合が多い
- 自分だけでなく傷つける人が増えてしまう
- 不倫相手と復縁しても結婚は難しい
不倫相手と復縁したい気持ちを抑えるためには、次の方法を試してください。
- 冷静になって気持ちを整理する
- 電話やSNSなどで連絡をとらないようにする
- 不倫のリスクの大きさを自覚する
不倫相手と復縁したい気持ちを一人で抱えきれなくなった時は、次の対処法を検討してください。
- 不倫カウンセリングを受ける
- 弁護士に相談する
不倫相手との復縁は、様々なリスクがあり周りの人も傷つけてしまうため、絶対にやめるべきです。
どうしても復縁したい気持ちを抑えきれない、一人で抱えきれない場合は、不倫カウンセラーや弁護士などの専門家に相談しましょう。