飲食店店長で300万円の回収に成功

監修者

弁護士法人新橋第一法律事務所
代表弁護士 住川 佳祐

飲食店店長で300万円の回収に成功

ご依頼者

男性アイコン
性別
男性
年齢
不明
職業
飲食(店長)
1ヶ月の平均残業時間
71~80時間
回収額
300万円

ご依頼内容

事例1

毎月80時間以上残業していたが、会社から管理職だからと言われ残業代が支払われてなかった

私は、飲食店で店長として働いていました。店長ですが出退勤の時間は決められていて自分で決める権限はなく、営業時間中は働くことを義務付けられていました。

そのため、毎月80時間以上は残業していましたが、会社からは「管理監督者だから」と言われて残業代が支払われていませんでした。

店長として働き始めた当初は、店長という立場だからそれでもしょうがないのかなと思っていました。
他の店舗の店長に聞いても、どこもそういう感じだと聞いていたので、店長というのはそういうものなのだろうと思っていたのです。

ネットで調べていたところ違法だと知り、新橋第一法律事務所にすぐに依頼

しかし、ずっと働くうちに、店長という役職がついているだけで長時間残業しても残業代がでないのはおかしいのではないかとも思うようになりました。

そこでネットで調べてみたところ、新橋第一法律事務所のサイトを見つけました。
読んでみると、店長という立場でもいくつかの要素を満たしていなければ、残業代を出さないことは違法なのだということを知りました。

そこですぐに弁護士さんに相談してみたところ、私の場合だと未払い残業代を支払ってもらえる可能性が高いとのことでしたので、すぐに依頼しました。

ご依頼の結果と解決ポイント

管理監督者とは、会社での肩書で決まるものではなく、社内での権限や、出退勤の裁量、給与の金額などを考慮して、経営者と一体的な立場にあるといえるかどうかによって判断されるものです。

今回のケースでは、依頼者に出退勤の裁量は全くないことや給与の金額も高いとはいえないこと、社内での権限も強くなかったことから、管理監督者には当たらないと判断しました。

相手方も弁護士を付けましたが、毅然と反論した結果300万円を回収して和解に成功しました。

ご依頼者コメント

迅速に交渉してくれて300万円も回収していただきました。
あの時依頼して、本当によかったです。ありがとうございました。

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