保険会社営業で、残業代がほとんど支払われていなかったが、420万円の回収に成功した事例
目次
ご依頼者
- 性別
- 男性
- 年齢
- 20代
- 職業
- 保険会社
- 1ヶ月の平均残業時間
- 91~100時間
- 回収額
- 420万円
ご依頼内容
平均残業時間100時間くらいだったが、残業代が支払われたことは1回か2回くらいしかなかった
私は、保険会社で営業職として働いていました。
普段は、営業電話や外回りで本当に忙しく、休憩もほとんどとることができませんでした。
月の平均残業時間は、100時間くらいありました。
特に繁忙期になると、週に1回しか休日がなく、本当にきつかったです。
それなのに、残業代が支払われたことは1回か2回くらいしかなかったのです。
残業代がもらえないのは違法ではないか、調べていたところ新橋第一法律事務所を見つける
これだけ多忙なのに、残業代がほとんど出なかったため、働くことがだんだん精神的につらくなっていきました。
また、会社に対する怒りもわいてきて、残業代がもらえないのは違法ではないのか、調べるようになったのです。
そうして調べるうちに、新橋第一法律事務所のHPを見つけました。残業についてたくさんのコラムがあったため、とにかく読み漁り自分で何とか請求できないかと考えました。
しかし、やはり自分だけでやろうとすれば、手間や時間もかかるし、何より会社と直接交渉するのは大変そうに思いました。
そこで、弁護士さんにお願いして交渉してもらうことにしたのです。
ご依頼の結果と解決ポイント
相手方は、依頼者様が事業場外みなし労働時間制の対象となるため、残業代は支払わないと主張してきました。
事業場外みなし労働時間制の対象となるのは、客観的にみて労働時間を把握することが困難な場合に限られます。
このケースでは、依頼者様は、他の営業職員と共に外出し、会社にも事前、事後それぞれ報告を行っていたことから、事業場外みなし労働時間制の対象にならないと主張しました。
その結果、交渉段階で和解を成立させることができました。
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ご依頼者コメント
会社は争ってきたようですが、強気で交渉してもらえて、420万円もの残業代を回収してもらうことができました。
自分だけでやっても、とてもできなかったと思います。本当にありがとうございました。