保険会社営業で、残業代がほとんど支払われていなかったが、420万円の回収に成功した事例

監修者

弁護士法人新橋第一法律事務所
代表弁護士 住川 佳祐

保険会社営業で、残業代がほとんど支払われていなかったが、420万円の回収に成功した事例

ご依頼者

男性アイコン
性別
男性
年齢
20代
職業
保険会社
1ヶ月の平均残業時間
91~100時間
回収額
420万円

ご依頼内容

事例24

平均残業時間100時間くらいだったが、残業代が支払われたことは1回か2回くらいしかなかった

私は、保険会社で営業職として働いていました。

普段は、営業電話や外回りで本当に忙しく、休憩もほとんどとることができませんでした。

月の平均残業時間は、100時間くらいありました。

特に繁忙期になると、週に1回しか休日がなく、本当にきつかったです。

それなのに、残業代が支払われたことは1回か2回くらいしかなかったのです。

残業代がもらえないのは違法ではないか、調べていたところ新橋第一法律事務所を見つける

これだけ多忙なのに、残業代がほとんど出なかったため、働くことがだんだん精神的につらくなっていきました。

また、会社に対する怒りもわいてきて、残業代がもらえないのは違法ではないのか、調べるようになったのです。

そうして調べるうちに、新橋第一法律事務所のHPを見つけました。残業についてたくさんのコラムがあったため、とにかく読み漁り自分で何とか請求できないかと考えました。

しかし、やはり自分だけでやろうとすれば、手間や時間もかかるし、何より会社と直接交渉するのは大変そうに思いました。

そこで、弁護士さんにお願いして交渉してもらうことにしたのです。

ご依頼の結果と解決ポイント

相手方は、依頼者様が事業場外みなし労働時間制の対象となるため、残業代は支払わないと主張してきました。

事業場外みなし労働時間制の対象となるのは、客観的にみて労働時間を把握することが困難な場合に限られます。

このケースでは、依頼者様は、他の営業職員と共に外出し、会社にも事前、事後それぞれ報告を行っていたことから、事業場外みなし労働時間制の対象にならないと主張しました。

その結果、交渉段階で和解を成立させることができました。

ご依頼者コメント

会社は争ってきたようですが、強気で交渉してもらえて、420万円もの残業代を回収してもらうことができました。

自分だけでやっても、とてもできなかったと思います。本当にありがとうございました。