店長であることを理由に残業代が出ていなかったが、300万円の回収に成功した事例

ご依頼者

- 性別
- 男性
- 年齢
- 30代
- 職業
- 飲食 (店長)
- 1ヶ月の平均残業時間
- 61~70時間
- 回収額
- 300万円
ご依頼内容
会社から店長だからどれだけ働いても残業代が出ないと言われていた
私は飲食店の店長として働いてきました。
店長とはいえ、実際には他の従業員と同じようにお客様の対応に追われる毎日で、休憩も1日に30分くらいしか取れず、その間に急いでまかないを食べたりしていました。
そんな私が当時、会社から言われていたのは、店長だからどれだけ働いても残業代が出ないということです。
私もそれを常識のように思っていたため、店長なのだから残業などに関係なく会社のために頑張らないといけないと思って頑張ってきました。
しかし、ある時同業者の知人から聞いて、店長でも残業代が出なければいけないということを知りました。
自分でネットで調べた時に、新橋第一法律事務所に見つける
詳しく知りたいと思って、自分でネットで調べてみたのですが、その時に出てきたのが新橋第一法律事務所のサイトでした。
そこには、飲食店店長の場合のルールも詳しく書かれており、飲食店店長でも一定の要素を満たしていなければ、残業代が出なければ違法なのだと知りました。
私は飲食店の店長ですが、人事権などはなく、他の従業員と同様にお客様の対応に追われていたため、残業代が出ないと違法であるように思いました。
しかし、私の知識だけでは判断が難しかったため、無料相談を使って弁護士さんに相談してみました。
すると、私の場合も違法であること、残業代を請求できることを教えてもらい、すぐに依頼することにしました。
ご依頼の結果と解決ポイント
相手方は弁護士を立てて、就業規則では所定労働時間が8時間より長いことや、お客がいない間は労働時間に当たらないことなどを主張してきました。
しかし、労働基準法で、8時間を超える所定労働時間は無効になることや、お客がいない間も待機を余儀なくされるので労働時間に該当することなどを主張した結果、交渉段階で和解を成立させることができました。
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ご依頼者コメント
後の対応はお任せしたのですが、依頼後は会社に強気で交渉していただいたようで、300万円もの残業代を回収していただくことができました。
迅速に対応していただき、本当にありがとうございました。