タイムカードなどが一切なかったが、メモを使って220万円の請求に成功した事例
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ご依頼者
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- 性別
- 男性
- 年齢
- 30代
- 職業
- 販売業
- 1ヶ月の平均残業時間
- 50時間以下
- 回収額
- 220万円
ご依頼内容
多量の業務で残業が多かった
私の仕事は販売業でしたが、商品の出し入れ、資材の加工、書類作成など、雑用も含めて多くの業務をこなしていました。
私が一人で抱える業務はとても定時内に終わるものでなく、いつもかなりの残業をしていました。
同僚も同じような仕事量だったため、こんなもんなのかな、しょうがないのかなと思っていましたが、残業代が出ないことには不満を持っていました。
ある時、未払いの残業代は請求できるということを知って、少しずつ自分で調べるようになりました。
そして計算してみると、私の場合も高額の未払い残業代を請求できる可能性があることが分かったのです。
しかし、自分で直接会社に残業代請求するのは不安があり、また具体的な方法も分かりませんでした。
タイムカードが一切なかったが、残業代の請求に成功
さらに問題だったのは、私の会社ではタイムカードなどの勤怠管理を一切していなかったことです。
そのため、自分で労働時間をメモしていましたが、これが証拠として使えるのか分かりませんでした。
そこで、残業代請求に強い弁護士の先生に相談してみようと考えて、調べていた時に新橋第一法律事務所を知りました。
本当に残業代請求できるのか、私の労働時間のメモが証拠になるのかなど、いろいろな疑問があったため事前に準備し、相談時に聞いてみました。
すると、私の場合でも残業代請求できるし、メモだけでも証拠にできる場合があると教えていただきました。
私はこれなら期待できそうだと思い、すぐに依頼させていただきました。
ご依頼の結果と解決ポイント
相手方は代理人を立てて、依頼者の作成したメモには信用性がないなどと主張してきました。
しかし、過去の裁判例において、会社がタイムカードなどの勤怠管理をしていなかったことを根拠にメモの信用性を認めた事例があることなどを主張した結果、相手方が支払に応じて和解を成立させることができました。
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ご依頼者コメント
会社側は反論してきたようですが、最終的に220万円の残業代を支払っていただくことができました。
本当にありがとうございました。