清掃業でほとんど残業代が支払われなかったが、200万円の請求に成功した事例

監修者

弁護士法人新橋第一法律事務所
代表弁護士 住川 佳祐

清掃業でほとんど残業代が支払われなかったが、200万円の請求に成功した事例

ご依頼者

男性アイコン
性別
男性
年齢
40代
職業
清掃業
1ヶ月の平均残業時間
50時間以下
回収額
200万円

ご依頼内容

事例39

清掃業の仕事で残業が多かったのに、残業代がほとんど出なかった

私は清掃作業の仕事をしていました。

清掃業の仕事は1日に1つの現場だけで終わるのではなく、早朝から最初の現場に行き、終わったら次の現場へと1日で3~4くらいの施設を回るのが通常でした。

どんどん早く終わらせて次に行かなければならないため、休憩時間もほとんどなく、移動中に食事を済ませていました。

休憩時間のルールなども知らなかったため、そのころはそれが普通だと思っていました。

さらに、私の仕事は現場の仕事だけではりませんでした。

会社に戻ってから事務作業をするので、夜まで働いていたのです。

そのため、月の残業時間は平均45時間くらいありましたが、それだけ残業していたのに残業代がほとんど支払われなかったのです。

その仕事自体は好きでしたが、残業代が出ずどれだけ働いても給料が変わらない、というのはつらかったです。

本来、残業したら残業代が出るということくらいは知っていましたが、自分の会社ではしょうがないのかな、と半ば諦めていました。

新橋第一法律事務所を見つけて200万円の残業代請求に成功

しかしある時から、知人から会社に未払い残業代を請求できる方法があるらしい、ということを聞いて、興味を持って少しずつ調べるようになりました。

調べてみると、残業時間や残業代、休憩時間などについての詳しいルールが解説されているコラムを見つけました。

それが新橋第一法律事務所のHPだったのです。

そこで自分なりに勉強し知識を得ることはできましたが、自分で会社と交渉したりするのは精神的負担からも難しいと思いました。

そこで、無料相談を使って相談してみたところ、私の状況からどのくらい請求できそうか、費用はどのくらいかかるかなどを詳しく教えてもらえたため、依頼させていただきました。

ご依頼の結果と解決ポイント

相手方は弁護士を立てて、退職時に残業代を含めて清算する合意をしたと主張して支払いを拒否したため、労働審判手続を申し立てました。

清算合意をした事実がないことや,清算合意を裏付ける書面が存在しないことなどを主張した結果、相手方が支払義務を認めて調停を成立させることができました。

ご依頼者コメント

会社側も反論してきたようでしたが、最終的には200万円の残業代の支払いを認めてもらうことができました。

私一人ではとてもできなかったと思います。本当にありがとうございました。