トラック運転手で月100時間ほど残業しており、300万円の残業代請求に成功した事例

監修者

弁護士法人新橋第一法律事務所
代表弁護士 住川 佳祐

トラック運転手で月100時間ほど残業しており、300万円の残業代請求に成功した事例

ご依頼者

男性アイコン
性別
男性
年齢
40代
職業
トラック運転手
1ヶ月の平均残業時間
91~100時間
回収額
300万円

ご依頼内容

事例43

トラック運転手で長時間残業が日常だったのに残業代が少なかった

私は、長距離のトラック運転手をしていました。長距離のトラック運転手というのは、非常の労働時間が長い体力仕事です。

私も、毎月100時間ほども残業をしており、とにかく体力の限界まで働くような毎日を送っていました。
しかも、長距離の仕事は帰宅する暇がないことも多く、数日間連続で働くことも多かったです。

そのようなときは、帰宅しないまま停車して、トラックの中で睡眠をとり、起きたらまたすぐに運転するような感じでした。

それだけ働いていたのに、月給は30万円程度で残業代も少ない金額でした。

しかし、残業代のルールやトラック運転手の労働時間の考え方などについて詳しく知らなかったため、ずっと「こんなもんなのかな」とあきらめていました。

そんな期間が長かったのですが、ある時、同業種の仲間から「その残業代は少なすぎる」と言われて、それからようやく自分で残業代のことについて調べるようになったのです。

新橋第一法律事務所を見つけ、すぐに残業代請求を依頼

そして、ネットで調べているときに新橋第一法律事務所のことを見つけました。

HPではトラック運転手の残業代や労働時間について詳しく書かれており、とても勉強になりました。
そして、最初は自分で会社に残業代請求をしようかとも考えました。

しかし、よく考えると自分だけでは法律の知識も不十分ですし、交渉しても会社から言いくるめられてしまいそうな気がしました。
もし請求に失敗し、会社とトラブルになったときに、自分だけでは対応のしようがありません。

そこで、新橋第一法律事務所に依頼しようと考えたのです。

ご依頼の結果と解決ポイント

相手方が支払いに応じなかったため、労働審判に移行しました。

相手方は業務手当が固定残業代であると主張してきましたが、賃金規程にそのような記載が一切存在しないことを主張して反論した結果、相手方が支払いに応じて調停を成立させることができました。

ご依頼者コメント

やはり会社側は支払いを拒否してきたようですが、しっかりと交渉していただいたおかげで300万円の残業代請求に成功しました。

トラック運転手の残業代請求の経験も豊富な新橋第一法律事務所に依頼して、本当によかったです。感謝しています。