看護師で、自分で残業代請求したら拒否されたが、依頼後に300万円の残業代の回収に成功
ご依頼者
- 性別
- 女性
- 年齢
- 40代
- 職業
- 看護師
- 1ヶ月の平均残業時間
- 101~110時間
- 回収額
- 300万円
ご依頼内容
看護師として長時間労働していたが残業代が出なかった
私は看護師として病院に勤務していました。
病院ならどこでも多忙だと聞きますが、私も日々の事務作業のほか、容態が急変した患者の対応など、激務に追われていました。
病院では、指揮系統があいまいなため、業務の引継ぎが適切に行われず、しわよせが自分に来ることがたびたびありました。
さらに、休日も研修や勉強で仕事から離れられず、生活のほとんどが仕事であるような生活を続けてきました。
私は働く病院のために、私なりに頑張って貢献してきたつもりでしたが、月に100時間以上も残業していたのに残業代は出ませんでした。
仕事にはやりがいを感じていましたが、どれだけ頑張っても残業代がもらえないため、次第にモチベーションは下がっていきました。
「ここで働き続けていたら、ずっと少ない給料でこき使われるのかな」という思いがありました。
そのため、退職後に未払い残業代を自分で請求しようと考え、ネットで、自分で請求する方法を調べると、新橋第一法律事務所のHPを見つけました。
そこでまずは、新橋第一法律事務所のHPを参考にしながら、自分で残業代請求してみたのです。
残業代請求が拒否されたため、新橋第一法律事務所に相談
私は最初、自分で残業代を請求しましたが、病院からは「残業をするよう指示していない」などと回答され、支払ってもらえませんでした。
しかし、病院の主張は私の職場での実感とは異なるもので、病院はただ残業代を払いたくないだけなのだろうと思いました。
また、このまま、私が自分だけで病院と交渉しようとしても相手にしてくれないだろうと思いました。
そのため、弁護士の先生に依頼しようと思ったのです。
もともと新橋第一法律事務所のHPを見ていたため、新橋第一法律事務所にまずは相談してみることにしました。
相談してみると、私の状況をとても親身に聞いてくれて、看護師による残業代請求は多いことも教えていただきました。
そのため、そのまま依頼することにしたのです。
ご依頼の結果と解決ポイント
相手方は弁護士を立て、残業が承認制になっていたが、依頼者は残業の承認を受けていなかったと主張し支払を拒否してきました。
そのため訴訟に移行しました。
そこで、残業の承認制が形骸化していたことや、会社側も依頼者が残業していることを認識していたことなどを主張した結果、相手方が支払に応じて和解を成立させることができました。
ご依頼者コメント
病院側はやはり支払いを拒否し、訴訟にまで移行してしまいましたが、弁護士の先生がしっかり交渉を続けてくれたおかげで、和解が成立し300万円の残業代を回収していただくことができました。
依頼して本当に良かったです。