トラック運転手で残業代が一切出なかったが、200万円の残業代請求に成功
ご依頼者
- 性別
- 男性
- 年齢
- 30代
- 職業
- トラック運転手
- 1ヶ月の平均残業時間
- 71~80時間
- 回収額
- 200万円
ご依頼内容
トラックの短距離ドライバーで待機時間も休憩扱いされていた
私はトラックの短距離ドライバーとして働いていました。仕事は夜にあるのが普通で、夜中に出発し、昼過ぎまで働くような毎日でした。
仕事は本当に忙しく、食事は待機時間などに済ませるしかありませんでした。
また、トイレに行く暇がない日も多く、休憩という休憩は取得できないのが普通でした。
1カ月の残業時間は、だいたい70時間から80時間くらいあり、忙しかったです。
それでも働いた分の残業代が出るのならいいのですが、残業代は一切出なかったのです。
トラックのドライバーの多くはこなしが仕事の量で評価されるため、会社からは「時間内に仕事を終わらせられないのが悪いのだ」と思われていたのだと思います。
私も最初のころはそう思い込み、とにかく休憩を削っても働くことを続けました。
しかし、どれだけ頑張っても仕事を終えられることがなく、次第に「会社から押し付けられている仕事の量が多すぎるのだ」という実感が強くなってきました。
そして、それだけの仕事を押し付けてきながら残業代を支払わず、残業をこちらのせいにしてくる会社に対する不満が強くなってきたのです。
そこで、私がもらえるはずだった残業代をしっかりもらいたい、と思って会社に残業代請求することにしました。
残業代請求を成功させるために、新橋第一法律事務所に依頼
まずは残業代を請求するためにはどうしたらいいのか、ネットで調べることにしました。
そこで新橋第一法律事務所のHPを見つけたため、いろいろな記事を読んで残業代請求の具体的な方法を学びました。
そして、私が自分で請求するよりも、法律の専門家である弁護士に依頼した方が残業代請求に成功しそうだと思ったため、新橋第一法律事務所に依頼することにしたのです。
最初に無料相談を使って相談してみたのですが、トラックドライバーは残業代が未払いになることが非常に多いことや、これまでもたくさんのトラックドライバーの残業代請求をしてきたことを教えていただきました。
トラックドライバーの残業代の計算方法などについても教えていただき、信頼できそうだと思ったため、そのまま依頼させていただきました。
ご依頼の結果と解決ポイント
相手方が弁護士を立てて支払を拒否したため、訴訟に移行しました。そして相手方は、手当が残業代に該当すると主張してきました。
そこで、依頼者がそのような合意をした事実はないこと、手当が売り上げに応じて算定されており、実質的にも残業代としての性質を有していないことを主張したところ、最終的には相手方が支払に応じて和解を成立させることができました。
ご依頼者コメント
会社は当初、残業代の支払いを拒否してきたそうで訴訟にまでなってしまったのですが、弁護士の先生が豊富な知識に基づいてしっかり主張してくれたおかげで、200万円の残業代の回収に成功しました。
本当にありがとうございました。