固定残業代を理由に残業代がごまかされていたが、200万円の回収に成功
目次
ご依頼者
- 性別
- 男性
- 年齢
- 40代
- 職業
- テレビ番組の制作
- 1ヶ月の平均残業時間
- 91~100時間
- 回収額
- 200万円
ご依頼内容
テレビ番組の制作の仕事で長時間残業していたが、残業代が少なかった
私は、テレビ番組の制作の仕事をしていました。テレビ用に撮影した映像を編集するような仕事です。
仕事がら、締め切り前になると非常に忙しくなるため、締め切りが近いと徹夜で働くこともたびたびありました。
そのような時期は、家に帰って寝たらまた会社に行って仕事、という日々が続くのが普通でした。毎月の残業時間は平均100時間ほどで、本当に仕事ばかりの生活だったと思います。
会社からは、固定残業代は支給されていましたが、どれだけ残業しても固定残業代のみしか支給されていませんでした。
周りを見ても同じような感じだったため、当時は「固定残業代が支払われていてれば、それ以上の残業代は出ないのが普通」だと思い込んでいました。
しかし、このような忙しい毎日が続く中で、少しずつ会社に対して「どれだけ残業しても残業代が変わらないのは、自分にとって不利ではないか?」という疑問が出てきました。
どれだけ頑張って会社のために働いても、固定残業代の額は変わらないのですから、私としては報われない思いでいっぱいになっていきました。
そこで、固定残業代についてネットで調べてみたところ、出てきたのが新橋第一法律事務所のHPだったのです。
固定残業代が実際の残業時間に比べて少なすぎると思い、新橋第一法律事務所に相談
そのHPにあった固定残業代に関するコラムを読んでみると、固定残業代が支払われていても、決められた時間を超えて残業した場合は、それに見合った残業代が出ていなければ違法だということが分かりました。
そこで私も自分の残業時間を計算してみたところ、実際に残業時間に対して固定残業代は少なすぎることが分かったのです。
そこで、そのコラム記事を掲載していた新橋第一法律事務所に、相談することにしたのです。
相談すると、やはり私の場合はかなりの未払い残業代があることが分かりました。
そのため、すぐ依頼して会社と交渉してもらいました。
ご依頼の結果と解決ポイント
交渉段階で相手方が連絡を無視したため、労働審判に移行しました。
相手方は、会社ではフレックスタイム制を採用していると主張してきましたが、就業規則が周知されていなかったため無効であると反論しました。
その結果、相手方が支払に応じて調停を成立させることができました。
ご依頼者コメント
結果、200万円の残業代を回収していただくことができました。
迅速に解決していただき、本当にありがとうございました。