- 更新日:2024.08.16
- #浮気探偵調査
【浮気調査】探偵に依頼するメリットと調査方法・費用相場・注意点
この記事を読んで理解できること
- 浮気の調べ方
- 浮気調査を探偵事務所に依頼するメリットと調査方法
- 探偵事務所が行う浮気調査の費用相場
あなたは、
「浮気調査は探偵に依頼した方がいいの?」
「配偶者の浮気を調査する方法は?」
「探偵に依頼するメリットや費用が知りたい」
などとお考えではないですか。
結論から言うと、どうしても配偶者の浮気を調査したい場合は、探偵事務所など専門家に浮気調査の依頼を検討することをおすすめします。
なぜなら、自分でできる浮気調査はいくつかありますが、ハードルが高いものやリスクを伴うこともあるため、なかなか思うような結果を得られない場合が多いからです。
ただし、探偵事務社など専門家に依頼した場合は当然調査費用もかかるため、調査によって得られる成果と経済的なメリット・デメリットを事前によく考えておく必要があります。
配偶者の浮気を調査して浮気の証拠をつかみ、離婚をしたいのか、配偶者や浮気相手に慰謝料を請求したいのか、それとも真相を知って夫婦関係を修復したいのか、自分の考えを整理しておくことが重要です。
この記事では、1章で浮気の調べ方を、2章では浮気調査を探偵に依頼するメリットと調査方法を、3章では探偵が行う浮気調査の費用相場について解説します。
さらに4章では、探偵に浮気調査を依頼する際のポイントについて解説します。
個々の内容をしっかりと理解して、今後の行動に役立ててください。
【全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点】
■自分で配偶者の浮気を調べることはできますが、浮気調査のはずが思いがけず違法行為となってしまう場合があるため注意が必要です。
■探偵事務所では「探偵業法」という法律によって、浮気調査の際に個人では違法となる長時間の張り込みや、浮気の証拠写真などを隠し撮りすることができます。
■探偵事務所に浮気調査を依頼するメリットとしては、浮気相手の特定や証拠能力の高い写真や動画などを獲得できる可能性が高まることがあげられます。
■探偵事務所が行う浮気調査の費用相場
- 浮気の事実を確認するため:約10~20万円
- 法的に有効な証拠を押さえるため:約30~70万円
■探偵事務所に浮気調査を依頼する際のポイント
- 調査費用をかけるメリットがあるか
- 自分で調査した時のデメリットを考える
- 調査費用を抑える方法
1章:浮気の調べ方
浮気の調べ方としては、よくドラマや小説であるように尾行や張り込みなどがまず頭に浮かびますが、ここでは自分でできる浮気調査の方法と、専門家に依頼する方法について解説していきます。
1-1:自分でできる浮気調査の方法
自分でできる浮気調査の方法としてあげられるのは、次の3つです。
- クレジットカードの利用明細やレシートをチェックする
- GPS 位置検索
- 浮気調査アプリ
それぞれ解説していきます。
1-1-1:クレジットカードの利用明細やレシートをチェックする
クレジットカードの利用明細やレシートは、利用した施設やサービスを確認できるため、配偶者の行動をある程度把握することができます。
その中でも浮気の証拠となり得る物としては、次2つがあげられます。
- ホテル、旅館などの宿泊施設の精算記録
- ホテル街や浮気相手の自宅近くのコンビニ、レジャー施設、レストランなどの精算記録
自分でできる浮気調査の方法としては、最もハードルが低く、かつ有効な方法だといえます。
1-1-2:GPS 位置検索
最近ではGPSも比較的安い価格で購入することもできますし、レンタルGPSも数多く見受けられるため、自分で配偶者の車などに取り付けて配偶者の行動を把握することができます。
浮気調査に使用されるGPSとしては、次の2種類があります。
- ロガータイプGPS
- リアルタイムGPS
ロガータイプGPSは、一定期間の行動履歴の記録が可能ですが、リアルタイムで位置情報を把握することはできません。
リアルタイプGPSは、リアルタイムの位置情報を常に把握することはできますが、その行動履歴は記録されません。
浮気調査に使われるGPSは主にリアルタイプGPSの方で、リアルタイムで得られる位置情報を基に、ラブホテルや浮気相手の自宅など、浮気現場を抑えることが可能になります。
1-1-3:浮気調査(スパイ)アプリ
配偶者のスマホの中に浮気調査(スパイ)アプリを入れることができれば、浮気調査が自分でできることになります。
浮気調査(スパイ)アプリにもいろいろな種類がありますが、主な機能としては次の4つです。
- GPS機能
- LINEやメールの盗み見機能
- 通話履歴や検索履歴の盗み見
- カメラやリコーダーの遠隔操作
ただし、配偶者のスマホに勝手にアプリをインストールすることは、難しいだけでなく違法行為として犯罪に問われる可能性があります。
また、苦労して掴んだ証拠であっても、実際に証拠として採用され可能性は低くなります。
そのため、浮気調査(スパイ)アプリを使うことはおすすめできません。
1-2:専門家に浮気調査を依頼する方法
配偶者の浮気の調べ方としては、自分で調べるだけでなく専門家に依頼する方法もあります。
1つは、探偵事務所の浮気調査で、もう1つは端末の履歴・フォレンジック調査の専門家による浮気調査です。
それぞれ解説していきます。
1-2-1:探偵事務所の浮気調査
探偵事務所では浮気調査の際に、個人では難しい長時間の張り込みや、浮気の証拠写真などを隠し撮りすることができます。
なぜなら、探偵事務所は「探偵業法」という法律によって、尾行や張り込み、聞き込み等を行い、依頼人に報告することが認められているからです。
そのため、探偵事務所に依頼することによって、浮気現場の写真や動画など、有力な証拠を獲得できる可能性が高くなります。
1-2-2:端末の履歴・フォレンジック調査
フォレンジック調査とは、PCやスマホなどの電子機器のログ情報の解析調査を行うことです。
これにより、必要なデータの抽出や削除されたデータの復元・抽出が可能となります。
そのため、配偶者が使用中、あるいは以前使用したPCやスマホがあれば、端末のWi-Fi情報の履歴から位置情報を特定したり、削除された浮気の証拠となる浮気相手とのメッセージのやり取りなど、解析して抽出することができます。
フォレンジック調査を専門とする業者の中には、裁判で使用できる証拠能力の高いレポートを作成する業者もあります。
2章:浮気調査を探偵事務所に依頼するメリットと調査方法
浮気調査を探偵事務所に依頼する場合の、メリットと探偵事務所の調査方法について解説します。
2-1:探偵事務所に依頼するメリット
探偵事務所に浮気調査を依頼するメリットとしては、浮気相手の特定や証拠能力の高い写真や動画などを獲得できる可能性が高まることがあげられます。
なぜなら、「探偵業法」によって長時間の張り込みや隠し撮りが認められているため、ラブホテルや不倫相手の部屋に出入りする写真や動画など、浮気の決定的な証拠を押さえられるほどの調査能力があるからです。
2-2:探偵事務所の浮気調査方法
探偵事務所の浮気の調査方法としては、尾行・張り込み・聞き込みの3つがあげられます。
そして、調査結果は「調査報告書」にまとめられ依頼者に報告されます。
2-2-1:尾行・張り込み・聞き込み
浮気の調査方法の1番目は尾行です。
調査対象者を尾行する場合は、複数の探偵で交代を繰り返しながら追跡し、車や電車での移動にも対応できるように協力して行動します。
対象者に気付かれないように注意して尾行しながら、その日の行動をこまめに隠し撮りしていきます。
尾行による調査によって、調査対象者がどこで何をしたか克明に検証することができるため、浮気現場を撮影できた場合は有力な証拠となります。
2番目の調査方法は、張り込みです。
浮気相手の自宅やラブホテルなど、特定の場所を見張るために車で長時間待機して、調査対象者が出入りする姿を撮影します。
尾行の後そのまま張り込む場合もあり、どれくらいの時間が経過した後に出てきたかということも、大事な報告事項となります。
張り込みの際は、自分自身が不審者と間違えられるリスクもあるため、素人には真似できない調査方法といえます。
3番目の調査方法は、聞き込みです。
調査対象者の周辺の関係者に話を聞いて、対象者の動向や浮気の兆候を探っていきます。
ただし、話を聞いた関係者から対象者に連絡がいく危険性もあるため、浮気を裏付ける有力な情報までは聞き出せない場合が多いです。
2-2-2:調査報告書
探偵事務所に浮気調査を依頼した場合は、調査期間終了後、調査結果をまとめた「調査報告書」によって浮気調査の報告を受けます。
「調査報告書」は、調査結果を事実関係に基づいて正確にまとめられているため、調査対象者の行動を詳細に知ることができます。
また、調査期間中に取得した写真や動画・音声等も、一緒に受け取ることができます。
探偵事務所の調査報告書は、事実関係が明確で証拠能力が高いため、離婚調停や訴訟の際にも有力な証拠となります。
3章:探偵事務所が行う浮気調査の費用相場
探偵事務所が行う浮気調査の費用相場は、調査目的に応じて一般的には次のようになります。
- 浮気の事実を確認するため:約10~20万円
- 法的に有効な証拠を押さえるため:約30~70万円
探偵費用の大半は人件費ですが、細かい料金体系は探偵事務所によって変わってくるため、事前に確認することが重要です。
主な料金プランとしては、次の3つがあげられます。
- 成功報酬プラン
- パックプラン
- 時間制プラン
それぞれ解説していきます。
3-1:成功報酬プラン
成功報酬プランは、浮気調査が成功し浮気の証拠を押さえた場合だけ料金を支払うという料金プランです。
成功報酬プランの場合、費用相場としては、約30万円~70万円程度になります。
成功報酬プランの特徴は、浮気の証拠が押さえられない場合は費用が発生しないため、浮気の証拠を押さえる手掛かりがない人にはおすすめです。
ただし、成功報酬プランの場合、浮気の証拠を押さえた場合の費用が100万~200万円以上になることもあるため、事前に料金体系や調査期間などを確認することが重要です。
3-2:パックプラン
パックプランとは、調査時間に合わせて一定料金をあらかじめ設定した料金プランです。
例えば、「10時間20万円」といった料金プランの場合は、調査時間の他にも証拠の確保や報告書の作成に掛かるその他の費用も含まれているため、一定以上の金額にはなりません。
パックプランの場合、費用相場としては20時間で40~50万円、30時間で60~70万円程度になります。
浮気の手掛かりが少なく、複数回の調査が必要な人にはおすすめの料金プランです。
ただし、浮気の証拠がつかめないまま調査時間が終了した場合や、短時間で証拠がつかめた場合でも、原則として料金は変わらずに請求されます。
3-3:時間制プラン
時間制プランとは、1時間当たりの基本料金が決められている料金プランで、費用相場としては1時間あたり2~3万円になります。
ただし、探偵事務所によっては、交通費や車両代、機材代、報告書の作成費用などの諸経費が別に掛かる場合があります。
ある程度浮気の証拠がつかめていて、浮気現場や時間帯など調査対象の目星がついている人にはおすすめです。
4章:探偵事務所に浮気調査を依頼する際のポイント
探偵事務所に浮気調査を依頼する際のポイントは、次の3つです。
- 調査費用をかけるメリットがあるか
- 自分で調査した時のデメリットを考える
- 調査費用を抑える方法
それぞれ解説していきます。
4-1:調査費用をかけるメリットがあるか
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合は、調査費用をかけるメリットがあるのか、落ち着いて考える必要があります。
なぜなら、浮気調査を依頼する目的が、浮気の証拠をつかんで浮気相手に慰謝料を請求するためだったとしても、調査費用はかなり高額なので、慰謝料が取れても赤字になる可能性があるからです。
浮気の慰謝料相場は、離婚しなかった場合は50万円~100万円、離婚した場合でも150万円~300万円となっているため、探偵費用やその後の弁護士費用などが必要となった場合は、経済的なメリットはかなり少なくなります。
4-2:自分で調査した時のデメリットを考える
自分で浮気調査をする場合は、調査方法の違法性や調査していることがバレた場合のデメリットを考える必要があります。
1章で説明したように、自分で配偶者の浮気を調べることはできますが、浮気調査のはずが思いがけず違法行為となってしまう場合があります。
例えば、配偶者のスマホに同意もなく浮気調査(スパイ)アプリを入れると、違法な証拠として裁判所で採用されない可能性もあります。
また、浮気調査をしていることがバレてしまうと、その後の調査が難しくなるだけでなく、逆にプライバシーの侵害や名誉毀損で訴えられてしまう可能性があります。
4-3:調査費用を抑える方法
まずは、浮気調査の無料相談を行っている探偵事務所も多いので、複数の事務所に相談することをおすすめします。
そして、複数の探偵事務所に見積もりを依頼して、料金体系・料金プランを比較し、そのうえで信頼できそうな事務所に依頼することが大事です。
また、自分でできる範囲の浮気調査を事前に行い、浮気をしていそうな日時や場所・相手等をできるだけ絞り込んでおくことが重要です。
配偶者や浮気に関する情報が多いほど、確実な浮気の証拠がつかめたり、調査期間が短縮される確率が高くなるので、調査費用を安く抑えるための大事なポイントとなります。
まとめ
ここまで、浮気の調べ方や、浮気調査を探偵事務所に依頼するメリットと調査方法などについて解説してきました。
最後に、今回の内容をまとめます。
■自分で配偶者の浮気を調べることはできますが、浮気調査のはずが思いがけず違法行為となってしまう場合があるため注意が必要です。
■探偵事務所では「探偵業法」という法律によって、浮気調査の際に個人では違法となる長時間の張り込みや、浮気の証拠写真などを隠し撮りすることができます。
■探偵事務所に浮気調査を依頼するメリットとしては、浮気相手の特定や証拠能力の高い写真や動画などを獲得できる可能性が高まることがあげられます。
■探偵事務所が行う浮気調査の費用相場
- 浮気の事実を確認するため:約10~20万円
- 法的に有効な証拠を押さえるため:約30~70万円
■探偵事務所に浮気調査を依頼する際のポイント
- 調査費用をかけるメリットがあるか
- 自分で調査した時のデメリットを考える
- 調査費用を抑える方法
この記事の内容を参考にして、これからの行動に役立ててください。