【不倫うつとは?】原因と3つの療養法、高額慰謝料を請求できる可能性
この記事を読んで理解できること
- 不倫うつとは?不倫のストレスで精神的なダメージを受けることです。
- 不倫うつを療養する3つの方法
- 不倫うつになった場合、慰謝料が高くなる可能性も!
あなたは、
「不倫うつってなに?」
「不倫うつの症状が知りたい」
「不倫うつの対処法が知りたい」
このような疑問や悩みを抱いてはいないでしょうか?
不倫うつとは、不倫にかかわる中で、精神的ストレスが溜まっている状態のことを指します。
不倫のトラブルは、弁護士に依頼するなどの対応で解決できますが、不倫うつは時間やお金が解決してくれるものではありません。
不倫うつになった場合には症状を理解し、適切な対処法を行う必要があるのです。
そこで、この記事では不倫うつについて解説します。
また、不倫うつになった場合にやるべき3つのことや、不倫でうつになった場合の慰謝料相場についても紹介します。
不倫をしていて罪悪感に駆られている方、パートナーに不倫をされてうつになっている方は、特に参考にしてください
目次
1章:不倫うつとは?不倫のストレスで精神的なダメージを受けることです。
そもそも不倫うつとは、不倫が要因でストレスが溜まっており、疲れている状態のことを指します。
そのため医学的な意味のうつ病とは違うということは覚えておきましょう。
また、不倫うつというと、不倫をされた側がストレスが溜まっていると思われることが多いですが、そうではありません。
不倫をされた側はもちろん、不倫をしている側が罪悪感に駆られ、ストレスを感じて疲れている状態も不倫うつなのです。
- 不倫をしていてパートナーに対して罪の意識を感じている
- パートナーが不倫をしていることがストレスで落ち込んでいる
このような場合は、不倫うつといえるでしょう。
この章では、
- 不倫うつの原因
- 不倫うつになりそうな人
- 不倫うつへの対処法
この3つについて詳しく解説します。
1-1:不倫うつの原因
不倫うつの原因は、その名の通り不倫です。
不倫はパートナーへの不満や気の迷いなどが起こり、発生してしまう行為です。
【不倫うつの原因】
- 不倫をしているときには、わからなかったが後から罪悪感が芽生えてきて、妻に不倫をしたことを言えない
- 不倫をしたことで慰謝料を請求される可能性があるプレッシャー
- 自分がパートナーに不倫をされたという信じたくない事実
- パートナーに不倫をされたという裏切り
このようなことが、ストレスの要因となっているのはもちろん、不倫をしたことやされたことは周囲の人に言いづらく、ストレスをため込んでしまう場合があります。
結果、ストレスが溜まりすぎて不倫うつになってしまうのです。
1-2:不倫うつになりやすい人
実は、不倫うつになりやすい人には特徴があります。
誰もが不倫にかかわると不倫うつになるわけではありませんが、なりやすいには以下の特徴があるのです。
- 真面目な人
- 優しい人
- 情緒不安定な人
- 完璧主義者
不倫うつは、このような方がなりやすいです。
たとえば、真面目な人や優しい人は自身が不倫をしたときには、罪悪感に駆られてしまい、ストレスを溜めてしまいます。
反対に不倫をされた際には、パートナーに裏切られたショックなどでストレスをため込んでしまうのです。
上記の条件に当てはまる方が、必ずしも不倫うつになるわけではありませんが、ストレスをため込まないためにも、不倫うつになりやすい人の特徴は覚えておきましょう。
1-3:不倫うつの対処法
不倫うつになった場合には、適切な対処法を行う必要があります。
その対処法が次の4つです。
- 不倫をやめる・辞めさせる
- 紙に溜まっているストレスを書きだす
- 友人や知人に不倫の事実を話す
- カウンセラーに相談する
不倫うつになった場合の対処法として、すべてに共通することは、ストレスを吐き出すということです。
ストレスが溜まってしまうと、心身が疲れてしまいます。
そのため、たとえ自分が不倫をしている立場でも罪悪感や悔しい気持ちを溜め込まずに、吐き出すことが重要なのです。
2章:不倫うつを療養する3つの方法
不倫うつになった場合に、まずやるべきことは療養することです。
そのためにもストレスを溜めこまず、積極的に吐き出すようにしましょう。
最も大切なのはあなたの体と心です。
もちろん、パートナーとの話合いや仕事など、他にもやるべきことはたくさんありますが、まずはあなた自身が心身共に健康な状態を取り戻すために、不倫うつの療養をすることが重要でしょう。
2-1:友達と会って不倫のことを忘れる
療養して不倫うつを緩和させる手段として友達と遊ぶという方法があります。
前述しましたが、不倫うつは不倫のことで頭がいっぱいになり、ストレスが溜まっている状態です。
そのため、不倫や不倫相手のことを考えすぎていることが不倫うつの原因といえるでしょう。
不倫や不倫相手のことを忘れるためにも、友達と遊びストレスの発散や、一時的に不倫を忘れることで不倫うつの療養に繋がるのです。
2-2:不倫があったことを他人に打ち明ける
2つ目に紹介する方法は、不倫があったことを他人に打ち明けるということです。
不倫は不法行為に該当するため、一般的に打ち明けにくい話です。
そのため、多くの人が不倫をしていることを打ち明けないのが一般的でしょう。
しかし、打ち明けないことで不倫のストレスを1人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
そのため、不倫相手以外の友達や知人に勇気をもって不倫を打ち明けることで、今まで抱えていたストレスを発散することができるのです。
もしあなたが不倫のストレスを1人で抱え込んでいる場合は、友達や知人に不倫していることを打ち明けることで、不倫うつを療養できるでしょう。
もっとも、不倫を打ち明けられた友達や知人がそのことを他人に話してしまうことで、あなたがさらに傷ついたり慰謝料請求を受けてしまったりするおそれもありますので、相談相手は慎重に選ぶことをおすすめします。
2-3:精神科で医者に診てもらう
もしあなたがどんなことをしても不倫うつが良くならない場合は、精神科で医者に診てもらうのも1つの手です。
前の章で、不倫うつは医学的な意味のうつ病とは違うということを解説しましたが、あまりにも症状がひどい場合は医学的な意味のうつ病だと診断される可能性もあるのです。
そのため、どうしても治らない場合は精神科で医者に診てもらい、療養することをおすすめします。
3章:不倫うつになった場合、慰謝料が高くなる可能性も!
(不法行為による損害賠償)
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
不倫うつになった場合は、より高額な慰謝料を請求できる可能性があります。
慰謝料の請求額は、過去の判例をもとに決められますが、不倫うつになった場合には、それを証明することでより高額な慰謝料を請求できるかもしれません。
3-1:不貞行為の慰謝料相場は50万~300万円
不倫の慰謝料相場は50万~300万円です。
- 別居、離婚せずに夫婦関係を継続:50万円~100万円
- 不倫が原因で別居に至った:100万円~200万円
- 不倫が原因で離婚に至った:150万円~300万円
不倫の慰謝料は、不倫をされた側が受けた精神的苦痛によって決められます。
精神的苦痛は6つの要素で判断されることが多いです。
この6つの要素以外にも、過去の判例を参考に慰謝料請求額を決定することもあります。
あなたの状況と過去の判例を照らし合わせ、似ている判例があれば、それを基に慰謝料の請求額が決められるのです。
3-2:うつ病の診断書を書いてもらう
不倫のストレスが原因でうつ病になった場合は、医師の診察を受けて不倫が原因でうつ病になった診断書を書いてもらうことが重要です。
診断書を書いてもらうことによって、治療費が考慮されたうえで慰謝料が算定されたり、うつ病を発症した事実が慰謝料金額を増額させる要素となる可能性があります。
そのためには、うつ病と思われた場合はすぐに受診し、不倫の発覚とうつ病の関連性を証明し、治療費の金額や通院期間を明確にしておく必要があります。
慰謝料の請求に関しては、当サイト内の別記事で詳しく解説しています。
より高額な慰謝料を請求したい方は、ぜひ参考にしてください。
【保存版】1円でも多く不倫慰謝料を請求するためのポイントを徹底解説
まとめ:不倫うつについて
最後に、今回の内容を振り返ります。
【不倫うつの原因】
- 不倫をしているときには、わからなかったが後から罪悪感が芽生えてきて、妻に不倫をしたことを言えない
- 不倫をしたことで慰謝料を請求される可能性があるプレッシャー
- 自分がパートナーに不倫をされたという信じたくない事実
- パートナーに不倫をされたという裏切り
【不倫うつになりやすい人の特徴】
- 真面目な人
- 優しい人
- 情緒不安定な人
- 完璧主義者
【不倫うつの4つの対処法】
- 不倫をやめる・辞めさせる
- 紙などで溜まっているストレスを書きだす
- 友人や知人に不倫の事実を話す
- カウンセラーに相談する
【不倫うつになった場合にやるべき3つのこと】
- 不倫うつを療養する
- 不倫の事実を確認する
- 慰謝料請求に向けて準備をする
正しい知識を身につけてから、これからの行動を開始してください。