
あなたは、配偶者に不倫をされて、
「慰謝料請求に強い弁護士に依頼したい!」
「慰謝料請求に強い弁護士って、どうやって探したら良いんだろう?」
「弁護士を選ぶ基準ってあるのかな?」
などの疑問や悩みをお持ちではありませんか?
慰謝料請求に強い弁護士に依頼すると、より高額の慰謝料が請求できるだけでなく、より円滑に、短期間で慰謝料請求できるなど、大きなメリットがあります。
一方で、ほとんどの方は弁護士を探したことなどないでしょうから、
「どうしたら慰謝料請求に強い弁護士を見つけられるんだろう」
と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、現役弁護士が、慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ基準や、弁護士を探す方法について詳しく解説します。
さらに、避けるべき弁護士の特徴や、依頼前に確認しておくべきことについてもお伝えします。
この記事の内容を参考にして、最大限の慰謝料を請求するために行動をはじめていきましょう。
1章:慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ基準
それではさっそく、慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ基準について解説します。
【慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ基準】
- 実績が多い
- 依頼前に請求できる相場に的確に答えてくれる
- 相談をしっかり聞いてくれる
- 家族や職場にバレないように交渉を進めてくれる
- 弁護士に会わずに解決する方法を提案してくれる
順番に解説します。
1−1:不倫慰謝料請求の実績が多い
不倫の慰謝料請求の実績が豊富な法律事務所は、慰謝料請求に強いです。
そのため、法律事務所のHPを見て「不倫の慰謝料請求の実績○件」などと書かれていないか探してみましょう。
目安として50件以上の実績があれば、不倫トラブルに強いと判断できるでしょう。
HPに書いていなければ、問い合わせて聞いてみましょう。不倫トラブルの実績が豊富なら、すぐに教えてくれるはずです。
※実績で選ぶ場合の注意点
ただし、注意点があります。それは「裁判の実績」を多く掲げている弁護士は避けた方が良い、ということです。
裁判の実績が多いと、経験が豊富な弁護士に見えるかも知れません。
しかし、実は、不倫の慰謝料請求においては、裁判は「最終手段」です。
本当に実力がある弁護士なら、「裁判外の交渉」で決着を付けることが多いです。
しかし、弁護士にとってより多くの利益が得られるのは裁判です。そのため、裁判の実績をアピールしている弁護士は、交渉で解決する実力がないか、もしくは依頼者より利益を重視している弁護士である可能性があるのです。
1−2:依頼前に請求できる相場を教えてくれる
不倫の慰謝料の金額は、過去の判例から相場があります。
そのため、実績が豊富な弁護士なら「このケースの場合は、このくらいの慰謝料だろうな」とすぐに判断することが可能です。
したがって、不倫の慰謝料請求に強い弁護士か判断したい場合は、問い合わせ時に「自分の場合は、慰謝料が大体いくらくらいになるのか」聞いてみてください。
不倫慰謝料請求に強い弁護士なら、大体の金額とその理由について、丁寧に説明してくれるはずです。
そこで答えてもらうことができれば、その弁護士は不倫の慰謝料請求に強い弁護士であると判断できるでしょう。
1−3:相談に的確に答えてくれる
慰謝料請求に強い弁護士に依頼したい場合、相談したときに、相談に的確に答えてくれるかどうかを判断基準にしましょう。
弁護士によっては、あなたの相談内容を正確に聞いてくれなかったり、あなたが慰謝料の請求相手に要求したいことに対し、明確に「要求できるか、できないか」を答えてくれないことがあります。
もちろん、良い弁護士もあなたの要求をすべて受け入れてくれるわけではありません。
法律や過去の判例から、相手に認めさせられること、認めさせられないことがある程度決まっているため、最初から「それを要求することはできませんよ」と弁護士から言われることはあります。
しかし、それでも、慰謝料請求に強い弁護士なら、あなたの要求を聞き入れた上で、しっかりした根拠を持って「要求できるか、できないか」を答えてくれるはずです。
そのため、相談時に的確に答えてくれる弁護士を選ぶべきなのです。
1−4:家族や職場にバレないように交渉を進めてくれる
不倫慰謝料請求に強い弁護士の場合、家族や職場にバレないように交渉を進めることができます。
不倫トラブルでは、互いに感情的になり、どちらか一方が、
「不倫した(された)ことを、家族や職場にバラすぞ」
などと脅してくることがあります。
こうした脅しは「脅迫罪」等の罪になりますので、不倫慰謝料請求の経験が豊富な弁護士なら、脅迫が罪になることを相手に伝えて、家族や職場にバレないように交渉を進めることができます。
しかし、不倫慰謝料請求の実績が少なく、不倫特有のトラブルに慣れていない弁護士の場合は、こうしたリスクをカバーできないこともあります。
そのため、弁護士を探すときは、HPに「家族や職場にバレないように」交渉を進められると、書かれているかチェックしてみましょう。
1−5:相手や弁護士に会わずに解決する方法を提案してくれる
不倫の慰謝料請求について、解決するためには、
- 法律事務所に相談に行かなければならない
- 請求する相手に会わなければならない
と考えている方も多いようです。
しかし、不倫の慰謝料請求に強い弁護士なら、法律事務所に行かなくても、電話やメール、郵送のみで解決まで手続きを進めることも可能です。
そのため、慰謝料請求に強い弁護士を選ぶためには「全国対応」「相手に会う必要がない」とHPに書かれていることを、基準の一つとして使うことをおすすめします。
当ブログを運営するQUEST法律事務所は、不倫の慰謝料請求に強い法律事務所です。
当事務所は、
- 不倫の慰謝料請求の実績がある弁護士のみが担当する
- 家族や職場にバレないように交渉を進める
- 法律事務所に来所せずに解決することも可能
- 土日、夜間も受付可能
- 全国対応
- 万が一慰謝料を回収できなかった場合には,着手金を全額返金
という特徴があります。
不倫の慰謝料請求について、多様なケースの実績があり、あなたのケースでも高額請求できる可能性があります。
相談は無料ですので、まずは一度ご相談ください。
2章:慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ方法
慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ方法には、以下のものがあります。
【慰謝料請求に強い弁護士を探す方法】
- インターネットで調べる
- 知人から紹介してもらう
順番に解説します。
2−1:インターネットで調べる
慰謝料請求に強い弁護士を探すためには、まずはインターネットで調べてみることをおすすめします。
そして、検索結果に出てきた法律事務所が、
- 不倫の慰謝料請求の実績が多い
- 無料相談ができる
- HP上で、不倫に関する専門的な法律の解説や、解決してきた事例を紹介している
という点を満たす場合、その法律事務所は不倫の慰謝料請求に強いと判断して良いでしょう。
特に③のような内容は、ある程度の専門的な知識、ノウハウ、実績がなければ書けませんので、HPの情報の充実度を一つの基準として、インターネットで調べることをおすすめします。
2−2:知人から紹介してもらう
周囲に不倫の慰謝料請求をした経験者がいる場合、その人に聞いて良い法律事務所を紹介してもらうこともできるでしょう。
ただし、知人から紹介してもらう場合は、その知人にとって良い結果であったというだけで、慰謝料請求に強い弁護士だとは限らない、という点に注意する必要があります。
そのため、法律事務所や弁護士を紹介してもらったら、その法律事務所名や弁護士名で検索してみて、2−1で紹介した点からチェックしてみることをおすすめします。
3章:避けるべき弁護士の特徴
慰謝料請求に強い弁護士を探し、依頼する上で「避けるべき弁護士」についても特徴を知っておくことが大事です。
なぜなら、これから紹介するような弁護士に依頼した場合、
- 慰謝料請求に失敗し、1円ももらえない
- 本来もらえるはずの金額より、少ない金額の慰謝料しかもらえない
- 解決が長引き、費用や心理的ストレスが大きい
- 思ったよりも高額な費用がかかった
ということにもなりかねないからです。
避けるべき弁護士の特徴は、以下のものです。
【避けるべき弁護士の特徴】
- 大手の法律事務所
- あなたの相談に的確に答えてくれない
- 費用体系が分からない
- 自宅の近くの法律事務所
順番に解説します。
3−1:大手の法律事務所
あなたは、大手の法律事務所の方が安心して依頼できると考えていませんか?
実は、大手の法律事務所はあまりおすすめできません。
なぜなら、大手の法律事務所の場合は、たくさんの分野を取り扱っていて、不倫に強くない弁護士も在籍しているからです。
大手の法律事務所では、法律事務所全体での売上げを上げるために、その分野に強いかどうかに関係なく、手が空いた弁護士があなたの担当になることがあります。
法律事務所では、美容室のように担当を「指名」することはできません。
そのため、あなたを担当する弁護士が、普段はまったく違う分野のトラブルしか扱っていない、不倫に強くない弁護士になる可能性もあるのです。
担当が、不倫トラブルに強い弁護士でなければ、あなたの要求を最大限満たすことができません。
そのため、あらゆる分野のトラブルを扱っているような大手の事務所ではなく、一部の分野に絞って取り組んでいる事務所を選ぶことをおすすめします。
3−2:あなたの相談に的確に答えてくれない
1章でもお伝えしたことですが、相談時にあなたの相談に的確に答えてくれない弁護士は避けた方が良いです。
なぜなら、あなたの相談に的確に答えられない弁護士は、
- 不倫の慰謝料請求に関する知識や実績が少ない
- 依頼者の求めることに応える姿勢がない
- 1人でたくさんの依頼を抱えていて、対応が雑になっている
という可能性があるからです。
そのため、相談時に的確に答えてくれない弁護士は、できるだけ避けた方が良いでしょう。
3−3:費用体系が分からない
弁護士に依頼した場合、一般的に「着手金」「実費」「報酬金」「日当」などの費用がかかります。
通常、法律事務所のHPなどを見ると、どのような場合に、いくらの費用がかかるのか明確に書かれているものです。
しかし、中には費用体系が明らかになっていない事務所もあります。
費用体系が分からないまま依頼してしまうと、依頼後に「こんなに費用がかかると思わなかった」ということになりかねません。
そのため、HPを見て費用体系が明確に書かれていない弁護士は避けた方が良いでしょう。
3−4:自宅の近くの法律事務所
不倫で慰謝料請求を検討したときに,自宅の近くの法律事務所を探す方もいらっしゃいます。
しかし、1章でもお伝えしたように、不倫の慰謝料請求は、裁判にならない限り電話やメール、郵送だけでの対応が可能です。
そのため、自宅の近くの法律事務所よりも、不倫の慰謝料請求の実績が豊富で、全国対応している事務所を選ぶ方がおすすめなのです。
4章:依頼前に確認しておくべきこと
弁護士に依頼する前に、
- 慰謝料請求には3年の時効がある
- 証拠を集めるほど慰謝料請求が認められやすい
という点についても知っておくことが大事です。
順番に解説します。
4−1:慰謝料請求には3年の時効がある
不倫の慰謝料請求には、3年の時効があります。
この時効が過ぎると、慰謝料が請求できなくなってしまいますので、できるだけ早めに行動を起こすことが大事です。
時効について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
4−2:証拠があるほど慰謝料請求が認められやすい
不倫で慰謝料を請求する場合、まずやるべきなのが証拠集めです。
証拠がなければ、不倫の事実があっても弁護士が依頼を受けてくれなかったり、裁判時に裁判官に不倫を認めてもらうことができず、慰謝料請求に失敗する可能性があるからです。
ただし、証拠になるものはいろいろなものがありますので、これから紹介するものを工夫して集めてみてください。
不貞行為の証拠になるもの、ならないものは以下の通りです。
【証拠になるもの】
- 写真(ホテルに出入りする写真、ホテルや旅行先でのツーショットなど)
- 録音した音声データや録画した撮影データ
- クレジットカードの利用明細、レシート
- Suica、PASMOなどの利用履歴
- メール、LINEや手紙
- SNSやブログ
- 手帳、日記、メモ
- GPS
- 不倫相手の住民票の写し
- 妊娠、堕胎を証明できるもの
- 子どもの血液型
- 興信所や探偵の調査報告書
【証拠にならないもの】
- 改ざんが疑われてしまうもの
→加工が可能な音声や画像データ(デジカメの写真、スクリーンショット)など。 - 異性といつも出かけているという事実
→証拠がなく、証言だけしかない場合は、慰謝料請求が認められにくいです。 - 違法に集めたもの(盗聴、盗撮、盗み見)
→ただし、不倫の証拠は普通の方法では集めることが難しいため、違法な集め方でも認められることが多いです。認められにくいのは、著しく反社会的な集め方(他人の自宅や土地に入っての盗撮、カメラの設置、窃取など)です。
より詳しい証拠の内容やその集め方については、以下の記事をご覧ください。
【浮気・不倫の13の証拠】証拠になるもの・ならないものを弁護士が解説
なお、証拠の種類はいろいろなものがあった方が、より事実として認められやすいですし、不倫(不貞行為)はできるだけ長期間、多くの回数行われている方が慰謝料が高額になります。このような、不倫の慰謝料相場や増額・減額の要因について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
まさか自分の家庭で・・不倫の慰謝料相場と増額・減額を左右する7つの要因とは
まとめ
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
【慰謝料請求に強い弁護士を選ぶ基準】
- 実績が多い
- 依頼前に請求できる金額を教えてくれる
- 相談に的確に答えてくれる
- 家族や職場にバレないように交渉を進めてくれる
- 相手や弁護士に会わずに解決する方法を提案してくれる
【慰謝料請求に強い弁護士を探す方法】
- インターネットで調べる
- 知人から紹介してもらう
【避けるべき弁護士の特徴】
- 大手の法律事務所
- あなたの相談に的確に答えてくれない
- 費用体系が分からない
- 自宅の近くの事務所
【依頼前に知っておくべきこと】
- 慰謝料請求には3年の時効がある
- 証拠があるほど慰謝料請求が認められやすい
この記事の内容を参考に、今すぐ行動を開始していきましょう。