ダブル不倫とは?きっかけや原因、防止法から慰謝料請求まで解説

監修者

弁護士法人QUEST法律事務所
住川 佳祐

ダブル不倫とは?きっかけや原因、防止法から慰謝料請求まで解説
チェック
この記事を読んで理解できること
  • ダブル不倫とは?
  • ダブル不倫のきっかけ&原因と、ハマりやすい人の特徴
  • ダブル不倫を防止する2つの方法
  • ダブル不倫が発覚した際の4つの対策
  • ダブル不倫の慰謝料を請求したい場合に、必ず知っておくべきこと

あなたは、

  • ダブル不倫とは何?
  • ダブル不倫とは通常の不倫とどう違うの?
  • ダブル不倫だった場合の対処法は?

などとお考えではありませんか?

結論から言えば、ダブル不倫とは既婚者同士の不倫で以下の2つのパターンがあります。

  • 1つの不倫関係がある場合
  • 2つの不倫関係がある場合

状況はそれぞれ違いがありますが、いずれの場合でも「ダブル不倫」と一般的に呼ばれます。

通常の不倫と違い、ダブル不倫の場合は、複雑で繊細な問題を抱えています。

そのため、知識なしで解決しようとすると、思わぬ被害に繋がる可能性もあるので注意が必要です。

ダブル不倫のきっかけや原因を知ることで、適切な対応をとれます。

また、ダブル不倫が発覚した後の流れを知っておけば、冷静に対処して思わぬトラブルを防げる場合もあります。

この記事では、

1章では、ダブル不倫とは?

2章では、ダブル不倫のきっかけ&原因と、ハマりやすい人の特徴

3章では、ダブル不倫を防止する2つの方法

4章では、ダブル不倫が発覚した際の4つの対策法

5章では、ダブル不倫の慰謝料請求をしたい場合に必ず知っておくべきこと

を具体的に説明します。

ダブル不倫に悩む方が冷静かつ適切に対処し、未来を切り開くための手がかりを探る一助となるはずです。

今後の行動をどうすればいいのか、ぜひ参考にしてください。

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1章:ダブル不倫とは?

「ダブル不倫」には、2つのパターンがあります。

  • 1つの不倫関係がある場合
  • 2つの不倫関係がある場合

それぞれ説明します。

1-1:【ダブル不倫とは①】1つの不倫関係がある場合

1つの不倫関係のパターン

1つ目は、被害者の人数に焦点を当てた表現です。

たとえば、A夫さんとA妻さんの夫婦の中で、A夫さんがB妻さんと不倫をしたと仮定します。

この場合、不倫はA夫さんとB妻さんの間に限られます。

しかし、不倫の被害者は、A妻さんとB夫さんの2人です。

こういった状況を被害者の数に焦点を当て、ダブル不倫と呼びます。

このパターンの場合は、通常の不倫との違いは双方に配偶者がいる点です。

しかし、それ以外は通常の不倫と同様で、場合によっては法的責任に問われる可能性があります。

1-2:【ダブル不倫とは②】2つの不倫関係がある場合

2つの不倫のパターン

 

2つ目は、夫婦双方が不倫をしている場合です。

たとえば、A夫さんとA妻さんの夫婦の中で、A夫さんがC子さんと不倫していると仮定します。

同時にA妻さんもD太さんと関係を持っている場合、不倫関係が二重に生じます。

夫婦双方が他者との関係にあるため、通常の不倫とは異なる法的な問題に発展する可能性があり、注意が必要です。

お互いの不倫相手が既婚かどうか、一方の不倫が他方の不倫に影響を与えたかどうかにより、対応が変わります。

1-3:「ダブル不倫」と「通常の不倫」の違いとは大きく3つ

「ダブル不倫」と「通常の不倫」の違いは以下の3つです。

  • 被害者の数
  • 配偶者が慰謝料請求される場合がある
  • 離婚請求が認められない場合がある

詳しく説明します。

■被害者の数

通常の不倫では配偶者と不倫相手に対し、自分だけが不倫の被害者と言えます。

しかし、ダブル不倫の場合は、自分以外にも不倫相手の配偶者も被害者となるため被害者の数が変わってきます。

そのため、ダブル不倫の場合は、問題が複雑化する傾向があります。

■配偶者が慰謝料請求される場合がある

ダブル不倫において、配偶者が慰謝料請求される可能性も考慮しなければなりません。

通常の不倫では、あなたのみが配偶者や不倫相手に対して請求権を持ちます。

しかし、相手側にも配偶者がいる場合、あなたの配偶者が相手方の配偶者から慰謝料請求される可能性があり注意が必要です。

ダブル不倫に関しては、パターンによっても法的な取り扱いが変わります。

そのため、素人判断せず専門家に意見を求めるようにしましょう。

■離婚請求が認められない場合がある

ダブル不倫の場合、自分からの離婚請求が認められない場合があります。

仮にA夫妻の双方が不倫をしているとき、A夫が先に不倫しそのせいでA妻が不倫したとします。

この場合、A夫が離婚請求したとしても、A妻が「有責配偶者の抗弁」を主張してくる可能性が高いです。

「有責配偶者の抗弁」とは、夫婦関係を破綻に導いた側からの離婚請求は認められないとする反論を言います。

このような場合は、裁判所で離婚請求が認められる可能性は低く、簡単に離婚できなくなります。

【コラム】ダブル不倫の場合のリスクとは主に3つ

ダブル不倫には以下の3つの主なリスクが存在します。

  • 夫婦関係が破綻
  • 経済的な損失
  • 社会的信用を失う

たとえ本人たちが割り切った関係だと主張しても、不倫は不倫です。

特に肉体関係がある場合、慰謝料請求の対象となる可能性が高まります。

ダブル不倫におけるリスクは、全てを喪失するほどに大きいと言えるでしょう。

2章:ダブル不倫のきっかけ&原因と、ハマりやすい人の特徴

ダブル不倫関係は、いきなり生じるわけではありません。

何かしらの原因やきっかけがあるはずです。

  • ダブル不倫の主なきっかけ5つ
  • ダブル不倫の主な原因3つ
  • ダブル不倫にハマりやすい人の5つの特徴

それぞれ説明します。

2-1:ダブル不倫の主なきっかけ5つ

ダブル不倫のきっかけとして考えられるのは、以下の5つです。

  • 職場の人間関係
  • 同窓会などの旧友との再会
  • マッチングアプリ
  • SNS
  • 配偶者の一時的な不在

いずれの場合も、配偶者の目の届かないところで関係が進展する場合が多いです。

そのため、気付いた時には深い関係になっていたという場合もあります。

2-2:ダブル不倫の主な心理的原因3つ

ダブル不倫に発展する主な心理的原因は、3つあげられます。

  • 夫婦関係のすれ違い
  • 出産や出張などの長期不在
  • ストレス解消

夫婦関係がすれ違うことによるコミュニケーション不足から、不倫に発展する場合もあります。

出産や長期の出張などで相手が長期不在の際に、他の異性との親密な関係が生まれ、これが不倫に繋がることもあります。

また、仕事のストレスを発散するために、不倫に走るケースも少なくありません。

原因が1つの場合もあれば、複数が重なり合っている場合もあります。

2-3:ダブル不倫にハマりやすい人の5つの特徴

ダブル不倫にハマりやすい人には、いくつかの特徴があります。

特徴としてあげられるのは、主に以下の5つです。

  • 経済的な自由がある
  • 性的欲求が強い
  • 刺激に弱い
  • 依存心が強い
  • 趣味などがあまりない

当てはまる特徴が多いほど、ダブル不倫をする可能性が高い傾向があります。

しかし、ダブル不倫は個人の倫理観による部分も多く、特徴が当てはまるからといって、必ずしもダブル不倫をするわけではありません。

3章:ダブル不倫を防止する2つの方法

ダブル不倫を防止する主な方法は、以下の2つです。

  • パートナーとコミュニケーションを取る
  • セックスレスを解消する

それぞれ説明します。

3-1:①パートナーとコミュニケーションを取る

パートナーとの円滑なコミュニケーションは、不倫のリスクを軽減します。

日常的にパートナーとの対話を大切にすることで関係を強化し、コミュニケーション不足から不倫に繋がる可能性を抑えられます。

積極的な対話は、健全なパートナーシップの基盤を築く重要なステップと言えるでしょう。

3-2:②セックスレスを解消する

長く夫婦関係を続けていると、男女の関係よりも家族としての結びつきが強まります。

これは、家庭を築く上で自然な変化ですが、パートナーとのセックスレスが続くと、他の異性に対する新たな興味が芽生える場合があります。

パートナーとの親密さは大切ですが、セックスコミュニケーションも維持するのが関係のバランスを保つポイントです。

4章:ダブル不倫が発覚した際の4つの対策

配偶者のダブル不倫が発覚した場合は、以下の4つの対策をとりましょう。

  • 冷静に状況を把握する
  • 証拠を確保する
  • 配偶者と話し合う
  • 弁護士に相談する

順に説明します。

4-1:①冷静に状況を把握する

感情的な非難は、問題の解決には繋がりません。

冷静に状況を把握し、今後の方針や関係の継続を検討しましょう。

別れるか続けるかの選択は、慎重に検討すべきです。

お互いの立場や感情を尊重し、建設的な対話を通じて問題解決を目指しましょう。

4-2:②証拠を確保する

不倫が発覚しても、配偶者や不倫相手が素直に認めない限り、法的な請求権は証拠がなければ認められません。

不倫相手とのやりとりや密会写真など、有効な証拠を確保することが重要です。

また、婚姻関係を継続するとしても、証拠がなければ言い逃れされる可能性があります。

今後の話し合いを有利に進めるためにも、証拠は必ず確保しておきましょう。

4-3:③配偶者と話し合う

不倫の事実を明らかにし、相手と今後について話し合います。

言い逃れができないように、具体的な証拠を提示して建設的な対話を心掛けるのも大切です。

お互いの意見を尊重し、問題解決へ向けて進展させることが重要です。

4-4:④弁護士に相談する

ダブル不倫では、相手の配偶者から慰謝料請求される可能性も考えられます。

交渉が必要なら弁護士に相談し、適切なアドバイスを受けることが重要です。

自分一人で進めるよりも、法的なサポートを得ることで問題解決がスムーズに進められるでしょう。

5章:ダブル不倫の慰謝料を請求したい場合に、必ず知っておくべきこと

ダブル不倫の慰謝料請求をする場合には、以下の4点を知っておいてください。

  • 慰謝料請求には証拠が最重要
  • 慰謝料相場は50万~300万円
  • 慰謝料請求の時効は最短で3年
  • 慰謝料請求のメリットがない場合もある

簡単に説明します。

■慰謝料請求には証拠が最重要

慰謝料請求の際に有効な証拠は、以下のものが挙げられます。

  • 写真や動画
  • メールやLINEの履歴
  • 音声データ
  • クレジットカードの明細書
  • 調査会社の調査報告書

慰謝料請求の証拠として有利かどうかを判断するポイントは、肉体関係があったと推定できるかどうかです。

不倫の密会現場を撮った写真であってもデート程度の場合は、肉体関係があったと推定できないため証拠として認められない可能性があります。

しかし、単体では証拠に認められなくても、他の証拠と組み合わせて有効な証拠として認められる場合もあります。

判断に迷ったときは、専門家に相談してみるといいでしょう。

■慰謝料相場は50万~300万円

慰謝料の相場は、50万~300万円です。

金額については、不倫や婚姻の期間などさまざまな要因を考慮して決まります。

実際にどれぐらいの金額を請求できるか知りたい場合は、専門家に相談してみましょう。

■慰謝料請求の時効は最短で3年

慰謝料請求にも時効があり、最短3年と法律で定められています。

慰謝料請求する場合は、時効にも注意してください。

■慰謝料請求のメリットがない場合もある

ダブル不倫の場合、自分が請求するだけでなく、相手の配偶者から請求される可能性もあります。

相手の請求金額の方が多い場合は、慰謝料請求するメリットがなくなるかもしれません。

自分で一人では無理だと思ったら、専門家に相談だけでもしてみましょう。

あなたに最適の選択肢を、提示してくれるでしょう。

まとめ:ダブル不倫とは「1つの不倫関係」と「2つの不倫関係」の2パターンがある

ここまでダブル不倫の2つのパターンについて解説してきました。

最後に、今回の内容をまとめます。

■ダブル不倫は大きくわけて2つのパターンがあります。

  • 1つの不倫関係がある場合
  • 2つの不倫関係がある場合

■ダブル不倫と通常の不倫は3つの点で大きく異なります。

  • 被害者の数
  • 配偶者が慰謝料請求される場合がある
  • 離婚請求が認められない場合がある

以上の内容からもわかるように、ダブル不倫に関しては関係性が複雑化する傾向があり、大きなリスクを伴います。

あなたの配偶者にダブル不倫の疑惑があるなら、早めに対策をとっておきましょう。

また最終的に慰謝料請求したいと思った場合は、以下の点を理解することが必要です。

  • 慰謝料請求には証拠が最重要
  • 慰謝料相場は50万~300万円
  • 慰謝料請求の時効は最短で3年
  • 慰謝料請求のメリットがない場合もある

この記事の内容を参考にして、今後の行動に役立ててください。

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