- 2023.12.01
- 2024.12.12
- #40代の不倫
【40代の不倫】40代の不倫が多い理由や特徴、対処方法を弁護士が解説
この記事を読んで理解できること
- 40代に不倫が多い理由
- 40代で不倫している人の5つのサイン
- 40代の不倫のリスク
- 不倫の疑いがある場合の対応
- 不倫が発覚した場合の対処法
あなたは、
- 40代で不倫する人が多い理由を知りたい
- 40代で不倫している人のサインを知りたい
- 40代で不倫するリスクについて知りたい
などとお考えではないですか?
40代の配偶者の不倫が疑われる場合、どうすればよいかわからず、不安になりますよね。
結論からお伝えすると、40代で不倫している人の5つのサインは以下のとおりです。
- 残業や休日出勤・外出が増えた
- 服装や身だしなみを気にするようになった
- 急に優しくなった・よそよそしくなった
- 携帯・スマホを手放さなくなった
- セックスレスになった
配偶者にこのような特徴が見られる場合は、不倫が疑われる可能性があります。
また、40代の配偶者の不倫が疑われる場合、不倫の証拠を確実に集めることが重要です。
なぜなら、不倫の有無がはっきりしないままだと、不安を抱えて過ごすことになるからです。
もし配偶者が不倫していた場合には、今後についての話し合いや慰謝料請求などについても考える必要があります。
そこでこの記事では、
1章では、40代に不倫が多い理由を
2章では、40代で不倫している人の5つのサインを
3章では、40代の不倫のリスクを
4章では、不倫の疑いがある場合の対応を
5章では、不倫が発覚した場合の対処法
について詳しく解説います。
万が一の際に、パニックになり「何もできなかった」と後悔しないように、40代の不倫について理解を深めていきましょう。
目次
1章:40代に不倫が多い理由
40代は夫婦関係や日常生活、仕事などが落ち着き始めるため、さまざまな面で余裕がでる時期です。
しかし、かえってその余裕が、40代の不倫を助長する要素にもなります。
40代の不倫が多い理由は、以下のとおりです。
- 夫婦関係のマンネリ
- 子育てが落ち着いてくる
- 金銭・時間に余裕が生まれる
また、この章の最後には、男女別のよくある不倫の理由についても紹介します。
1-1: 夫婦関係のマンネリ
夫婦関係のマンネリは、不倫をするキッカケになりやすいです。
なぜなら、夫婦関係が落ち着いてくると、配偶者に昔ほどの魅力を感じなくなるからです。
40代の夫婦では、婚姻期間が10年以上経過している場合が多いため、家族としての絆は深まります。
しかし反対に、異性としての興味・関心が薄まり、魅力を感じられなくなる場合があります。
そのため、他の異性に魅力を感じて、不倫に発展するケースがあります。
1-2:子育てが落ち着いてくる
40代の多くは、子育てが落ち着いてくる世代です。
そして、子育てが落ち着くとほぼ同時に、不倫する人もいます。
なぜなら、子育てが落ち着くと、ある程度まとまった自分の時間を確保できるからです。
自分の時間が増えると、今後の人生を考えたり、異性に認めてもらいたい・楽しみたいと思ったりするようになり、気を許しやすくなります。
1-3:金銭・時間に余裕が生まれる
40代は自分の時間ができるとともに、金銭的な余裕が生まれやすくなります。
そのため、不倫する人が多くなる傾向にあります。
なぜなら、不倫するには、お金も時間も必要だからです。
40代になると出世するなどして、自由に使えるお金が増えます。
金銭的に余裕が出ると、交友関係の広がりから異性と接する機会が増えるため、不倫に発展しやすくなるのです。
1-4:男女別よくある不倫の理由
40代が不倫する理由には、男女それぞれがもつ悩みや特性に起因した理由があります。
1-4-1:40代男性の理由
40代男性の理由は、以下の通りです。
- 性欲を発散させたい
- 家族とうまくいっていない
- 男としてのプライドを保ちたい
男性の場合、家庭内で家族とのコミュニケーションがうまく取れない場合が多く、ストレスやイライラ感が募りやすい傾向にあります。
そのため、欲求不満の解消や男としてのプライドの保持を求めて不倫をする人もいます。
1-4-2:40代女性の理由
40代女性の理由は、以下の通りです。
- 性欲が強くなる
- 孤独を感じている
- 新しい刺激を求めている
女性の場合、40代前後になるとホルモンバランスの変化によって、性欲が増す傾向にあると言われています。
また、パートナーへの不満や日々の生活に追われることで、悩みや孤独を感じることもあります。
その悩みや孤独から現実逃避したいために、不倫する人が多いのです。
2章:40代で不倫している人の5つのサイン
40代で不倫している人には、特徴的なサインが5つあります
配偶者の行動が当てはまるか、以下をチェックしてみましょう。
- 残業や休日出勤・外出が増えた
- 服装や身だしなみを気にするようになった
- 急に優しくなった・よそよそしくなった
- 携帯・スマホを手放さなくなった
- セックスレスになった
それぞれ解説します。
2-1:残業や休日出勤・外出が増えた
急に残業や休日出勤、外出が増えるのは、不倫のサインかもしれません。
なぜなら、仕事などを口実に不倫相手と会っている可能性があるからです。
今まで、残業や休日出勤がほとんどなかったにもかかわらず、急に残業や休日出勤で外出が増えたが場合は、不倫の可能性があります。
残業・休日出勤・外出が増えた際は、注意が必要です。
2-2:服装や身だしなみを気にするようになった
急に服装や身だしなみを気にするようになった場合も、不倫のサインです。
不倫相手によく見られたいがために、外見に気を使い始めた可能性が高いからです。
服装や髪型など、普段と違う格好にしてみたり、化粧や香水、下着などの変化は、不倫している可能性があります。
前触れなく急に、服装や身だしなみを気にするようになった場合は、不倫が疑われます。
2-3:急に優しくなった・よそよそしくなった
配偶者が急に優しくなったり、よそよそしくなったりした場合も不倫の兆候の1つです。
なぜなら、不倫相手に心が満たされて気分よくなっていることや、配偶者に不倫がバレたくない思いがあるからです。
普段なら関心のない家事の手伝いなどをするようになるなど、急に優しくなった時は要注意です。
反対に、不倫がバレるのを防ぐために、夫婦で過ごす時間を少なくするような言動や行動をとるような場合も要注意です。
急に優しくなる・よそよそしくなる場合も、気をつけておきましょう。
2-4:携帯・スマホを手放さなくなった
携帯・スマホを手放さなくなるのも、不倫のサインです。
不倫相手とのやりとりなどを見られて、バレるのを防ぎたいからです。
- スマホにロックをかける
- トイレや風呂場まで持ち込む
- 夜な夜なスマホを触る
このような行動の増加は、不倫のサインと言えるでしょう。
2-5:セックスレスになった
配偶者とセックスの回数が減ったり、行為自体がなくなった場合も不倫の可能性があります。
なぜなら、不倫相手に心が満たされ、配偶者への興味が薄れているからです。
また、「自身の心境の変化に気づかれたくない」「バレたくない」という思いから、セックスの回数が減る傾向があります。
急にセックスレスになった場合、不倫が原因となっている可能性があるでしょう。
3章:40代の不倫のリスク
不倫にリスクはつきものです。
40代の配偶者の不倫が発覚した場合、以下のリスクが生じます。
- 社会的な信用を失う
- 慰謝料を請求される
- 子どもに影響する可能性がある
それぞれ解説します。
3-1:社会的な信用を失う
不倫すると、社会的な信用を失うリスクがあります。
なぜなら不倫は、「不貞行為」と呼ばれ、一般的には許されない行為とされているからです。
不倫が家族や友人にバレると、これまでの信用を失う可能性が高いでしょう。
また、地域や勤務先で知られると、周囲の信用も失います。
場合によっては、社内規定により何らかの処分が下される場合もあります。
不倫は家族や友人はおろか、地域や勤務先の信用を一気に失うリスクがあります。
3-2:慰謝料を請求される
不倫相手に配偶者がいる場合、慰謝料を請求されるリスクがあります。
なぜなら、不倫で肉体関係(不貞行為)が認められる場合は、民法上の不法行為にあたるため、慰謝料を請求される可能性があるからです。
不倫の慰謝料の相場は、さまざまな条件によって変動しますが、50万円〜300万円程度です。
不倫は心にも大きなショックを負いますが、経済的にも大きな代償を払うリスクがあります。
3-3:子どもに影響する可能性がある
不倫が発覚した場合、子どもにも影響をおよぼす可能性があります。
なぜなら、不倫によって夫婦間に亀裂が生じると、家庭内の雰囲気も悪くなるため、子どもも自然に感じ取ってしまうからです。
また、離婚問題に発展すると、子どもにとっては家庭環境が一変します。
親との別れや住居や学校が変わるなど、急激な環境の変化を強いることになるため、子どもに大きなショックや混乱を招くリスクがあります。
4章:不倫の疑いがある場合の対応
配偶者に不倫の疑いがある場合、不倫の有無を確かめるためには、不倫の証拠をつかむ必要があります。
また、不倫していた場合には、慰謝料の請求や離婚などの問題が控えています。
不倫の疑いがある場合の対応は、以下の3つです。
- 感情的になって問い詰めない
- コツコツと証拠を集めておく
- 探偵事務所に不倫調査を依頼する
それぞれ解説します。
4-1:感情的になって問い詰めない
不倫の証拠がないにもかかわらず、感情的になって問い詰めるのは厳禁です。
なぜなら、不倫を否定され、さらには不倫している証拠を隠滅される可能性があるからです。
配偶者に不倫を疑われているとわかれば、慎重な行動をとると予想できます。
そうすると不倫の証拠をつかむのが難しくなるため、あなたに不利な状況となるでしょう。
配偶者の不倫が疑われても、決して感情的になって問い詰めないように心がけましょう。
4-2:コツコツと証拠を集めておく
配偶者の不倫が疑われる場合は、コツコツと確実に証拠を集めるようにしましょう。
なぜなら、一気に証拠をつかもうとすると、配偶者にあやしまれ、勘付かれる可能性があるからです。
コツコツと証拠を集める具体例は、以下のとおりです。
- スマホ(不倫相手との写真や動画)
- 配偶者のカバン(避妊具や性具)
- クレジットカードの明細書(謎の出費)
これらを日頃からチェックし、あやしいものがあれば写真や動画で保存しておくようにしましょう。
ここで注意しておかなければならないのが、「配偶者のスマホを勝手に見る行為」です。
配偶者の許可なくスマホを調べてしまうと、プライバシーの侵害にあたり、反対に訴えられる可能性があります。
あなた自身が不倫の証拠を集める際は、十分に注意して行う必要があるでしょう。
4-3:探偵事務所に不倫調査を依頼する
配偶者の不倫が疑われる場合、探偵事務所に調査を依頼するのも1つの方法です。
なぜなら探偵に依頼すると、確実かつ合法的に不倫の証拠を集められるからです。
また、あなた自身がやってはいけない行動についてもアドバイスをくれるため、冷静に不倫問題に向き合えるメリットもあります。
「不倫の証拠を集められる自信がない」
「感情的になって不利な行動をとってしまいそう」
このような不安がある場合には、探偵事務所に不倫調査の依頼を検討しましょう。
5章:不倫が発覚した場合の対処法
配偶者の不倫が発覚した場合、以下の3つの対処法があります。
- 冷静になって今後の話し合いをする
- 不倫相手に慰謝料を請求する
- 離婚する準備を始める
それぞれ解説します。
5-1:冷静になって今後の話し合いをする
不倫が発覚した際は、冷静になって今後の話し合いを行いましょう。
なぜなら、感情的になってしまうと、落ち着いて話し合いを進めることができないため、不倫問題の解決に時間がかかってしまうおそれがあるからです。
感情的になる気持ちは十分にわかりますが、事実確認や今後の夫婦関係、不倫相手への対応方法について、じっくりと話し合うようにしましょう。
5-2:不倫相手に慰謝料を請求する
不倫が発覚して話し合いをした結果、夫婦の婚姻関係を修復する場合、不倫相手に慰謝料を請求する流れになるでしょう。
しかし、慰謝料の金額は基準が定められていないため、金額の決定には複数のポイントがあります。
たとえば、以下のようなポイントがあります
- 婚姻期間や同居期間
- 夫婦関係
- 個人または夫婦の経済状況
- 子どもの有無
- 不倫の経緯や回数・期間
また、不倫の慰謝料の目安は、以下の3つです。
- 不倫はしたが夫婦関係は継続:50万円〜100万円
- 不倫が原因で別居:100万円〜200万円
- 不倫が原因で離婚:150万円〜300万円
慰謝料の請求や交渉は、個人で進めることが難しい場合がほとんどです。
そのため、適正な慰謝料請求をスムーズに進め、早期解決を図るためには、不倫問題に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。
5-3:離婚する場合は準備を始める
配偶者の不倫が発覚し、話し合いによって離婚をする場合は、早めに準備を始めましょう。
離婚に関しては、以下の3つの方法で離婚手続きを進めます。
- 協議離婚:話し合いによる離婚
- 調停離婚:家庭裁判所を通した離婚手続き
- 裁判離婚:裁判での離婚手続き
基本的には協議離婚で解決しますが、解決できなかった場合は調停離婚・裁判離婚となります。
そうすると、離婚が成立するまでに多大な時間や費用、手間が発生する恐れがあります。
そのため、離婚手続きで悩んでいる人は、できるだけ早めに弁護士に相談するようにしましょう。
早めに依頼をすることで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズに離婚手続きを進めることができます。
まとめ:40代の不倫が多い理由と対処
■40代の不倫が多い理由
- 夫婦関係のマンネリ
- 子育てが落ち着いてくる
- 金銭・時間に余裕が生まれる
- 男女別よくある不倫の理由
■40代男性の理由
- 性欲を発散させたい
- 家族とうまくいっていない
- プライドを保ちたい
■40代女性の理由
- 性欲が強くなる
- 孤独を感じている
- 新しい刺激を求めている
■40代で不倫している人の5つのサイン
- 残業や休日出勤・外出が増えた
- 服装や身だしなみを気にするようになった
- 急に優しくなった・よそよそしくなった
- 携帯・スマホを手放さなくなった
- セックスレスになった
■40代が不倫するリスク
- 社会的な信用を失う
- 慰謝料を請求される
- 子どもに影響する可能性がある
■配偶者に不倫の疑いがある場合の対応
- 感情的になって問い詰めない
- コツコツと証拠を集めておく
- 探偵事務所に不倫調査を依頼する
■配偶者の不倫が発覚した場合の対処法
- 冷静になって今後の話し合いをする
- 不倫相手に慰謝料を請求する
- 離婚する場合は準備を始める
40代の不倫を早く解決したい場合には、まずは確実かつ合法的に証拠を集めるようにしましょう。
不倫が発覚した場合には、慰謝料請求や離婚問題に備えて、不倫や離婚問題に詳しい弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士法人新橋第一法律事務所は、
- 不倫トラブルの経験豊富な弁護士が所属
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初回相談は無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。