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不倫は違法!違法性がある3つのケースと法的制裁を与える方法とは

QUEST法律事務所

代表弁護士住川 佳祐

違法な不倫を問い詰める人

あなたは、

「不倫って違法なのかな?」

「どこからが違法な不倫になるんだろう?」

「違法なら、どんな法的な制裁を与えられるのかな?」

などの疑問、悩みをお持ちではありませんか?

結論から言えば、不倫をしても、刑法上違法ではないため、刑事罰はありません。

しかし、不倫の中でも法律上「不貞行為」と言われる行為まで行われる行為を行った場合は、民法上、違法になることがあります。

不貞行為に該当した場合は、被害者に対してお金で責任を取らなければならなりません。

不倫が民法上違法かどうかは様々な要素から決まりますので、この記事を読んで違法かどうか判断し、それから具体的なアクションに移ることをおすすめします。

そこでこの記事では、まずは不倫の違法性や法律上のルールを解説し、それから違法性のある不倫の基準を具体例と共に解説します。

そして、不倫された・不倫した場合に取れる具体的なアクションについても紹介します。

しっかり読んで、これからの行動に役立ててくださいね。

違法な不倫の例


1章:不倫が違法になる場合のルールを解説

それではさっそく、不倫の違法性について解説します。

しかしその前に、まずは不倫の定義から解説します。

11:不倫とは

そもそも、不倫について辞書的には以下のように定義されることが多いようです。

「男女関係において、道徳に外れた行為」

つまり、男女関係において倫理的、道徳的に良くない行為のことが不倫と言われることが多いです。

しかし、実は法律上は不倫という言葉は使いません。

不倫の中で、以下のような条件に当てはまることを法律上は「不貞行為」と呼んでいます。

  • 婚姻、婚約、内縁関係を持っている場合
  • パートナー以外の人と肉体関係(性交渉や性交類似行為)を持った場合

不貞行為に該当するような不倫は「婚姻共同生活の平和の維持」という権利を侵害する行為であり、不倫された側は、精神的苦痛という被害を受けることになります。

不貞行為に該当するような不倫は、夫婦が持つ権利に大きなダメージを与える行為であるため、不法(違法)行為とみなされるのです。

さらに、

  • キス
  • ハグ
  • 繰り返しのデート

などの行為は肉体関係ではないため、不貞行為ではありませんが、被害者に精神的苦痛を与える行為ですので、不法行為(違法行為)であり、慰謝料請求や離婚請求の対象になることがあります。

違法な不倫と不貞行為の関係

※不貞行為の定義について詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

【不貞行為とは?】不貞行為になるもの・ならないものを弁護士が解説

12:違法性がある不倫には制裁がある

不倫の中でも違法性が高い行為に対しては、制裁を与えることができます。

ただし、不倫や不貞行為は民法上の不法行為であるため、刑事罰(懲役など)はありません。つまり、犯罪にはならないのです。

そのため、パートナーや不倫相手に制裁を加えたいと思う場合は、

  • 離婚請求
  • 慰謝料請求

という形で追求するしかありません。

男性
なるほど。それでは、具体的にはどんな行為が違法な不倫になるのでしょうか?
 
弁護士
それでは、これから詳しく解説します。
 


2章:違法性がある不倫の具体例

不倫には不貞行為に該当するようなものから、違法性の判断が難しいものまであります。

そこでここでは、不倫の違法性について具体的なシチュエーション別に解説します。

【違法性がある不倫の具体例】

  • 肉体関係
  • 同棲している
  • ラブホテルや旅館に長時間2人きりだった
  • キス、ハグ、デート
  • 愛情表現(「愛してる」など)が含まれたメールの繰り返しのやり取り
  • 人工授精

21:肉体関係

1章でも解説したように、明らかに肉体関係があった場合は、不貞行為に該当する違法な不倫であり、離婚請求や慰謝料請求が認められます。

ただし、実際に離婚や慰謝料を請求するためには、肉体関係があったことが分かる証拠を集めることが大事です。

不倫(不貞行為)の証拠集めについて、詳しくは以下の記事で解説しています。

【浮気・不倫の13の証拠】証拠になるもの・ならないものを弁護士が解説

22:同棲している

不倫が発展すると、配偶者を持ちながら別の異性と同棲をはじめてしまうことがあります。

この場合、肉体関係があった証拠がなくてもパートナーとの関係に著しいダメージを与える行為であるため、違法な不倫であると判断される可能性が高いです。

そのため、慰謝料請求や離婚請求が認められることが多いです。

23:ラブホテルや旅館に長時間2人きりだった

ラブホテルや旅館などの宿泊施設に、異性と二人きりで長時間滞在していたという場合、客観的に見て違法な不倫である不貞行為があったと考えられます。

ただし、この場合、

  • 二人きりで
  • 長時間

滞在していたことが分からなければなりません。

そのため、もし配偶者への離婚請求や、配偶者とその不倫相手に慰謝料を請求する場合は、証拠集めがポイントになります。

証拠集めについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

【浮気・不倫の13の証拠】証拠になるもの・ならないものを弁護士が解説

24:キス、ハグ、デート

キスやハグ、腕組み、デートなどの行為が、何度も繰り返されていてそれを示す証拠があるという場合は、違法性がある不倫です。

肉体関係がなくても、パートナー以外の異性と恋人のような行為が繰り返し行われていた場合は、夫婦関係に著しいダメージを与える行為ですので、離婚、慰謝料請求が認められる可能性があるのです。

25愛情表現(「愛してる」など)が含まれたメールの繰り返しのやり取り

「愛してる」「好きだよ」などの愛情表現が含まれているメールのやり取りは、通常は違法性は低いと考えられます。

ただし、メールのやり取りの中に「昨日のセックス良かったよ」「明日泊まりに行く」など肉体関係を予測させるような表現がある場合は、違法な不倫である不貞行為があったと認められることもあります。

さらに、過去の判例では、配偶者の不倫相手への好意が分かり、身体的な接触が予測させるようなメールであったため、夫婦関係にダメージを与えるものだったとして違法性が認められたことがあります(東京地裁平成241128日)。

26:人工授精

特殊なケースですが、配偶者が他の異性に対して人工授精したことの違法性が認められたケースがあります。

人工授精であるため、もちろん肉体関係があったわけはないのですが、不倫相手との間で「自身の子をもうけるだけの関係を築き、実際にも子が生まれる可能性がある行為に及ぶことは(中略)不貞行為に等しいか、これを超える大きな苦痛を生じた」と、裁判所で判断されました。

(東京地裁平成241112日)

したがって、人工授精も違法な不倫の一種とみなされる可能性が高いです。

男性
違法になるケースについてよく分かりました。では、もし不倫された場合は、どのような行動をとるべきなのでしょうか?
 
弁護士
それではこれから、不倫された場合に取るべきアクションについて解説します。
 


3章:慰謝料を請求する流れ

不倫が違法性を帯びるまでに至った場合は、配偶者や不倫相手に対して、慰謝料を請求することができます。

そのうち不貞行為にまで至っている行為の慰謝料の金額は、以下のように相場が決まっています。

【不貞行為の慰謝料相場】

■不倫はしたが夫婦関係は継続:50万円~100万円

■不倫が原因で別居に至った:100万円~200万円

■不倫が原因で離婚に至った:200万円~500万円

慰謝料を請求する方法には、大きく分けて、

  • 裁判外の交渉による請求
  • 裁判による請求

という2つの方法があります。

裁判外の交渉とは、夫婦と不倫相手の間で(場合によっては弁護士をつけて)話し合いによって慰謝料の金額に折り合いを付ける方法のことです。

これで解決しなかった場合に、裁判によって慰謝料を求めていくことになります。

以下の流れで請求することができます。

違法な不倫への慰謝料請求

慰謝料請求の詳しい流れやポイントについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。\

「不倫 慰謝料 請求」

※慰謝料の相場や金額が決まるポイントについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

まさか自分の家庭で・・不倫の慰謝料相場と増額・減額を左右する7つの要因とは


4章:離婚請求をする流れ

不倫(不貞行為)は、法律上離婚事由になる違法な行為です。

そのため、配偶者の不倫(不貞行為)が明らかなら、離婚請求をして認めてもらうことが可能です。

(民法77011号)

 

離婚請求は、以下の流れで行われます。

違法な不倫の離婚請求

離婚の方法には、

①協議離婚:話し合いによる離婚

②調停離婚:家庭裁判所を使った離婚手続き

③裁判離婚:協議や調停で条件が合意できなかった場合の、最終的な離婚手続き

3つがあり、たいていは①で解決されます。

①が最もスピーディーかつ手間が少なく、③が最も時間、手間、お金(裁判や弁護士費用)がかかります。

そのため、多くは協議離婚で解決されるのです。

また、どの方法であっても、配偶者の不貞行為が明らかなら慰謝料請求が認められます。

詳しい方法は、離婚専門の弁護士に相談してみましょう。

弁護士
法律事務所の多くは無料相談を行っています。詳しくは弁護士に相談してみてください。最後に、不倫してしまったという人のための対処法をお伝えします。
 


5章:不倫してしまった場合の対処法

ここまでお読みになって、

「自分がやったことは、違法な不倫なんだ」

と思われた場合、これからやるべきことは、何よりも早く弁護士に相談することです。

なぜなら、不倫されたあなたの配偶者は感情的になっていますので、そのまま自分だけで対処しようとすると、

  • 高額な慰謝料の支払いを認めてしまった
  • 受け入れなくてよかったのに、退職や引越の要求まで従ってしまった
  • 執拗に連絡されて精神的に辛い
  • 両親や勤務先にバラすと脅された
  • 感情的になって話にならず、話し合いがまったく進まない
  • 解決までに膨大な時間がかかり、金銭的、精神的負担に耐えられない

といったことになりかねないからです。

弁護士に相談すれば、手間、時間、精神的負担が最小限になるだけでなく、請求された慰謝料を適切な金額まで減額できることも多いです。

早めに相談された方が、弁護士側でできる対策も増えますので、まずはすぐに相談することをおすすめします。


まとめ

いかがでしたか?

最後に今回の内容を振り返ってみましょう。

【違法性がある不倫の具体例】

  • 肉体関係
  • 同棲している
  • ラブホテルや旅館に長時間2人きりだった
  • キス、ハグ、デート
  • 愛情表現(「愛してる」など)が含まれたメールの繰り返しのやり取り
  • 人工授精

【不倫に対する法的な制裁】

  • 慰謝料請求
  • 離婚請求

不倫の違法性をしっかり理解して、これからの行動に活用していってください。

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