【弁護士が解説】職場不倫がバレるきっかけとバレた場合の4つのリスク
この記事を読んで理解できること
- 職場不倫のきっかけの6つの特徴
- 職場不倫がバレるきっかけ
- 職場不倫がバレた場合のリスク・結末
- 職場不倫の慰謝料相場と3つの要素
- 【慰謝料請求する】失敗しないための3つのポイント
- 【慰謝料を請求された】弁護士に依頼する3つのメリット
あなたは、
「職場不倫がバレたらどうなるんだろう?」
「職場不倫は、どんなきっかけでバレるのかな?」
「職場不倫の特徴や見破るポイントが知りたい」
などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?
弁護士として数々の不倫トラブルに関わってきた経験上、職場で不倫をされる方は非常に多いです。
しかし、職場での不倫は様々な理由からバレやすく、またバレた場合のリスクも大きいです。
そのため「今、職場不倫をしている」という人は、どんな場合にバレがちなのか知っておくべきですし「配偶者が、職場不倫をしているかも」という場合は、見破るためのポイントを知っておくべきです。
そこでこの記事では、まずは職場不倫がはじまる特徴について、そして職場不倫がバレるきっかけ・ポイントについてお伝えします。
さらに、職場不倫がどのようなリスクや結末をもたらすのか、不倫トラブルになった場合はどうしたら良いのか、説明します。
職場不倫に心当たりがある場合は、よく読んで今後の対応を検討してみてください。
目次
1章:職場不倫のきっかけの6つの特徴
それではまずは、職場不倫のありがちなきっかけについて紹介します。
それより先に、職場不倫がバレるきっかけから知りたい場合は、2章からお読みください。
1-1:上司と部下
職場不倫のきっかけとして非常に多いのが、上司と部下という関係からはじまることです。
部下から見れば、上司は「仕事ができる」「頼りになる」ように見えることがあり、好意的な印象を持つこともあるようです。
その場合、上司にその気があれば、不倫関係に発展することが多いのです。
1-2:同僚
同僚と不倫関係になるケースも、多く見受けられます。
職場で一緒に働く同僚は、悩みやストレスを共有したり、一緒に残業をしたりすることが多いです。
家族には言えない悩みやストレスも、職場の同僚となら話せると感じ、相談したり愚痴を言い合ったりするうちに関係が深まることがあるのです。
しかも同僚なら会いやすいため、不倫関係が継続してしまうようです。
1-3:出張、社員旅行
職場の上司や同僚とそれまでは不倫に至るほどの関係になっていなくても、出張や社員旅行をきっかけに不倫関係になってしまうことがあるようです。
出張や社員旅行では、同じホテルに泊まることが多く、それをきっかけに肉体関係を持ち、その後も不倫関係をずるずると続けてしまう、ということがあるのです。
1-4:残業、休日出勤
残業や休日出勤が重なり、職場の上司や同僚と二人で過ごすことが長くなると、それをきっかけに不倫関係になることがあるようです。
また、残業や休日出勤がなくなってからも、それを理由にして夜や休日に会い続けることも見受けられます。
1-5:飲み会
職場不倫が、飲み会からはじまることも多いです。
特に、日頃から不倫願望を持っている人は、飲み会をきっかけに関係性を深めようとすることがあります。
自分には不倫願望などなくても、職場で不倫願望を持つ人から絡まれ、流れで肉体関係を持ってしまうこともあります。
不倫関係は一夜限りのこともありますが、その後もずるずると関係を続けてしまい、その結果、関係がバレてトラブルになるケースも多く見受けられます。
1-6:社外の取引
社内ではなく、社外の関係からも不倫に発展することがあります。
社外の人でも、仕事中に頻繁に会う必要があったり、接待で職場の外で会うことがあったりすると、不倫のきっかけになり得ます。
特に、不倫願望がある人の場合は、ちょっとしたきっかけから不倫に発展することがあるのです。
上記の通り、職場で不倫になるきっかけには様々なケースがあるのですが、職場には人目がたくさんあります。
不倫している自分たちは気づいていなくても、実はちょっとしたきっかけからバレることがあるのです。
ありがちなバレるきっかけを紹介します。
2章:職場不倫がバレるきっかけ
もし現在「職場で不倫をしている」という場合、その不倫は高い確率でいずれバレてしまうものだと考えていた方が良いでしょう。
なぜなら、職場にはたくさんの人の耳目があり、ちょっとしたきっかけで噂が広がってしまうからです。
ありがちなケースとしては、以下のようなきっかけで職場不倫がバレることが多いです。
【職場不倫がバレるきっかけ】
- 二人の態度
- 社内メール
- 休日に目撃される
- 残業、休日出勤が増えた
- 特定の人との電話やメールが多い
- 飲み会が多い
- ファッションが変わった(おしゃれになった)
- 家で職場のことを話さなくなった
順番に解説します。
2-1:不倫関係にある二人の態度
職場不倫がバレるきっかけとして最も多いのが、職場での二人の態度を原因としたものです。
隠しているつもりでも、二人が話している時、目が合った時、飲み会の時など様々な場面で「おや?」と思われるような出来事が重なると、周囲から疑われるようになってしまいます。
疑われるようになれば、たくさんの人が二人の行動を「不倫しているのかな?」と注意して見るようになるため、いずれちょっとしたきっかけで不倫がバレてしまうのです。
2-2:社内メール・チャット
あなたが職場不倫している場合、会社のメールアドレスやチャットを使って不倫相手と連絡を取っていませんか?
会社のメールやチャットを使えば誰にもバレないと思っているかもしれませんが、会社のメール・チャットを人事部が監視していて不倫が職場にバレることがあります。
会社によっては、3章で解説するように不倫に対してペナルティを科すこともありますので、人事部がメール・チャットをチェックしていることがあるのです。
2-3:休日に目撃される
職場不倫がバレるきっかけとしてあるのが、休日に二人でいるところを、会社の人に見られるということです。
既婚者の場合、自分の配偶者には「休日出勤」と言って、休日に不倫相手とデートに出かけることも多いようです。
二人はうまく人目を避けているつもりでも、職場不倫の場合は共通の知り合いが多いため、二人でいるところを見られれば、すぐに不倫がバレてしまいます。
休日に二人で出かけるのは、非常にリスクが高い行為であり、バレるきっかけになることが多いのです。
2-4:残業、休日出勤が増えた
職場不倫が配偶者にばれるケースとして多いのが、残業や休日出勤が増えた場合です。
不倫相手と会う口実を作るのに、残業や休日出勤を使ってばかりいると、急に残業・休日出勤が増えたことに不信感を持たれ、配偶者は不倫の証拠がないか探しはじめるのです。
証拠が見つからなくても、配偶者は疑念を持ち続けるため、ちょっとしたきっかけから不倫を確信し、ある日突然離婚される、ということもあり得ます。
2-5:特定の人との電話やメールが多い
不倫相手との連絡を「職場の人との連絡」と言っている場合、不倫を疑われるきっかけになります。
不倫する側が「仕事の連絡だから」と言い張っていても、配偶者からすれば、頻繁に特定の職場の人と連絡することは、不倫を疑うきっかけになります。
一度疑われると、電話の頻度や時間帯、メールの内容等をチェックされ、不倫がバレてしまいます。
2-6:飲み会が多い
不倫相手と会うための口実に「会社の飲み会」を頻繁に使っている場合、不倫が配偶者に疑われるきっかけになりがちです。
特に、以前と比べて飲み会の頻度が増えた場合、配偶者は「本当に飲み会かな?」と疑い出します。
そして、飲み会には誰が参加していたのか、どんなことを話したのかを聞いて、本当に飲み会だったのか確認しようとすることもあります。
聞かれたときに曖昧な答え方をすれば、不倫の疑念が深まり、さらなる証拠を見つけるために行動を開始される可能性が高いです。
2-7:ファッションが変わった(おしゃれになった)
職場不倫が配偶者にバレるケースとして非常に多いのが、急にファッションが変わっておしゃれになったというケースです。
特に、それまでファッションに無頓着だったのに急におしゃれになったり、それまでに着なかったような色、種類の服や下着を身につけるようになった場合、不倫がバレるきっかけになることが多いです。
2-8:家で職場のことを話さなくなった
職場不倫をしている場合、自分の口から職場のことを話すと、不倫に関わることを言ってしまいそうで、あまり職場のことを話さなくなることがあります。
しかし、急に家で職場のことを話さなくなると違和感がありますので、配偶者に不倫を疑われるきっかけになり得ます。
疑った配偶者から、職場のことを根掘り葉掘り聞かれ、うろたえてつい怪しまれるようなことを言ってしまう、ということもあり得ます。
3章:職場不倫がバレた場合のリスク・結末
職場不倫がバレると、以下のようなことに至るリスクがあります。
【職場不倫がバレた場合のリスク】
- 会社内で懲戒処分の対象になる可能性がある
- 職場で信頼、人間関係を失う
- 慰謝料請求
- 離婚
順番に解説します。
3-1:会社内で懲戒処分の対象になる可能性がある
職場不倫によって、職場の秩序・風紀を乱し会社の業務に重大な支障を与えたとして、懲戒処分を受ける可能性があります。
判例上、職場内の不倫をもっての懲戒処分は、懲戒解雇などの重い処分である場合、有効となる可能性はほとんどありません。
したがって、実際に懲戒処分を受けた場合に、その処分の有効性を争うことは可能です。
しかし、これはあくまで法律上の話であり、職場内で不倫をしたものに対して、会社は厳しい処分を下し、事実上退職に追い込まれる可能性は否定できません。
3-2:職場で信頼、人間関係を失う
仮に職場で、不倫による懲戒処分や懲戒解雇のルールがないとしても、不倫が職場にバレれば職場での信頼を失い、人間関係を崩壊させることになってしまいます。
そうなれば、明確なペナルティを科せられることはなくても、仕事がしづらくなって会社の評価にも悪影響が出る可能性があります。
会社での人間関係にわだかまりを持ったまま働き続けるのは苦痛ですよね。
職場不倫がバレることは、心理的ストレスも大きいのです。
3-3:慰謝料請求
あなたが独身、相手が既婚者で職場不倫をしていた場合、不倫がバレると不倫相手の配偶者から慰謝料請求されるリスクがあります。
また、あなたが既婚者なのに不倫してしまった場合、配偶者から慰謝料を請求される可能性があります。
たとえ相手から不倫を誘われていたのだとしても、慰謝料を支払わなければならないケースが多いです。
また、相手が既婚者だと知らなかったとしても、職場での不倫なら慰謝料請求が認められる可能性が高いでしょう。
なぜなら、職場での関係の場合は、既婚者かどうか周囲の人に聞けば分かるものであり、調べようとする努力をしていないのに「既婚者だとは知らなかった」と主張しても、あなたに責任があると考えられるからです。
慰謝料の相場は以下の通りです。
【慰謝料の相場】
- 不倫はしたが夫婦関係は継続:50万円~100万円
- 不倫が原因で別居に至った:100万円~200万円
- 不倫が原因で離婚に至った:150万円~300万円
慰謝料の相場は複数の要素によって決まり、増額の要素が重なった場合は、さらに高額請求される可能性もあります。
職場不倫の慰謝料の相場については、この後4章で詳しく解説します。
さらに不倫の慰謝料相場について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
まさか自分の家庭で・・不倫の慰謝料相場と増額・減額を左右する7つの要因とは
3-4:離婚
あなたが既婚者である場合、職場不倫がバレると、配偶者から離婚請求されるリスクがあります。
なぜなら、不倫(不貞行為)は「離婚事由(離婚請求が認められる理由)」であると法律で定められており、不倫の証拠があれば、離婚請求がほぼ確実に認められてしまうからです。
そのため、職場不倫をしている場合は、いずれ離婚を請求されて家庭を捨てなければならなくなる可能性がある、ということをよく知っておくことが大事です。
離婚が請求されれば、
- 慰謝料の支払い(150〜300万円)
- 財産分与による財産(自宅や貯金)の分割
- 子供がいる場合は親権を失う
- 子供がいる場合は、養育費を支払わなければならない
などのことも同時に認められる可能性があります。
詳しくは、不倫に強い弁護士に相談することをおすすめします。
4章:職場不倫の慰謝料相場と3つの要素
この章では、職場不倫の慰謝料相場と、慰謝料請求の金額を決める3つの要素について解説していきます。
4-1:職場不倫の慰謝料相場
不倫の慰謝料の一般的な相場としては、不倫によるその後の夫婦(婚姻)関係に応じて、次のような相場となっています。
不倫が原因で離婚に至った場合の方が、被害者の精神的苦痛が大きいため、慰謝料金額の相場も高額になる傾向にあります。
また次の図で示すように、職場不倫の相手が既婚者でいわゆるダブル不倫を行っていた場合は、不倫による被害者がC郎とD美の2人いるため、それぞれの夫婦の不倫後の婚姻関係によって請求の目安となる慰謝料相場が変わってきます。
4-2:慰謝料の金額を決める3つの要素
慰謝料請求の金額を決める3つの要素は、次のようになります。
- 不貞行為の期間や頻度
- 不貞行為の主導者はどちらか
- 婚姻期間と子供の有無
それぞれ解説していきます。
4-2-1:不貞行為の期間や頻度
職場不倫の不貞行為の期間が長い場合や頻度・回数が多い場合は、悪質性が高く常習的と判断されるため、高額な慰謝料を請求できる可能性が高くなります。
そのため、配偶者の不倫(不貞行為)を調べる場合は、頻度や回数だけでなくいつから続いているのか、その期間も含めて明らかにする証拠を集める必要があります。
4-2-2:不貞行為の主導者はどちらか
職場不倫の慰謝料は、どちらが不貞行為を主導していたかによって、請求できる慰謝料の金額が変わってくる場合があります。
例えば、職場不倫の相手が既婚者でいわゆるダブル不倫を行っていて、会社の上司であるA男が主導して部下のB子に迫り不貞行為を行っていたと認められる場合は、A男の方がB子より責任が重くなります。
この場合は、C郎がA男に対して請求できる慰謝料の金額の方が、D美がB子に請求できる慰謝料の金額より高額になる可能性があります。
ただし、最近の裁判例では、配偶者と不倫相手はそれぞれが慰謝料を全額支払う責任を負うことになるので、どちらが主導者であるのかは関係ないと判断された事例もあります。
4-2-3:婚姻期間と子供の有無
不倫の慰謝料の金額は、婚姻期間が長い方や子供がいる場合の方が、高額になる傾向にあります。
特に子供がいる場合は、子供の人数が多いほど、また子供の年齢が低いほど高額になる傾向にあります。
そのため、職場不倫でさらにダブル不倫の場合は、お互いの婚姻期間や子供の人数・年齢など、しっかり確認することが重要です。
5章:【慰謝料請求する】失敗しないための3つのポイント
職場不倫の慰謝料請求で失敗しないためのポイントは、次の3つです。
- 慰謝料を請求できる条件を確認する
- 離婚するかどうか決断する
- できるだけ早い段階から弁護士に依頼する
それぞれ解説します。
5-1:慰謝料を請求できる条件を確認する
不倫相手に慰謝料を請求できる条件としては、次の5つがあげられます。
- 配偶者と不倫相手に肉体関係がある
- 不倫相手は既婚者だと知っていた・知ることができた
- もともと夫婦関係は破綻していなかった
- 不倫によって夫婦関係が悪化または破綻した
- 時効が成立していない
職場不倫の場合は、これらの条件と、4章で説明した慰謝料請求の金額を決める3つの要素を確認する必要があります。
なぜならそれぞれの条件と3つの要素が、職場不倫の慰謝料請求の可否や、請求できる慰謝料金額に大きく影響してくるからです。
5-2:離婚するかどうか決断する
職場不倫による配偶者の不貞行為は、法的に認められた離婚事由となるため、離婚するかどうかを決断することが重要です。
なぜなら、職場不倫の慰謝料相場の表にあるように、不倫が原因で離婚に至った場合の方が、被害者の精神的苦痛が大きいため、慰謝料金額の相場も高額になる傾向にあるからです。
また、職場不倫の相手が既婚者でいわゆるダブル不倫を行っている場合は、自分自身が離婚を決断することによって、配偶者に対する慰謝料請求による経済的ダメージを直接受けなくて済むことになります。
そのため、離婚をするかどうかをはっきり決断し、今後の対処法をしっかり見極めることが重要です。
5-3:できるだけ早い段階から弁護士に依頼する
職場不倫が発覚した場合は、できるだけ早い段階から弁護士に依頼することをおすすめします。
なぜなら、配偶者の職場不倫が会社に知られた場合、懲戒解雇になる可能性は低いとしても、減給処分や人事評価に影響が出たり、会社自体に居づらくなる可能性が高いからです。
そのため、不倫相手に慰謝料請求できたとしても、離婚しない場合は、あなたも経済的に苦しくなるリスクが生じてきます。
不倫問題の解決と慰謝料請求で失敗しないためには、できるだけ早い段階から弁護士に依頼することが最も重要です。
6章:【慰謝料を請求された】弁護士に依頼する3つのメリット
職場不倫で、あなたが慰謝料を請求された場合に、弁護士に相談するメリットは、次の3つです。
- 慰謝料を減額・拒否できる可能性がある
- 家族や職場に秘密にしたまま解決できる
- 後々のトラブルを防止できる
それぞれ解説していきます。
6-1:慰謝料を減額・拒否できる可能性がある
不倫慰謝料の請求は、あくまで相手が一方的に定めた金額であるため、実際の相場より高額な300万~500万円程度の請求となる場合もあります。
しかし、弁護士に依頼することによって、実際の相場に合わせた妥当な金額で交渉し、慰謝料の減額を得られる可能性が高まります。
4章でも解説したように、不倫慰謝料の相場としては、次のようになります。
弁護士であれば、それぞれの事案に沿った相場や落としどころを熟知しているので、慰謝料を減額できる理由を主張することができます。
また、元々相手の主張する不貞行為(肉体関係)の事実はなく、不倫慰謝料の支払い義務が生じない場合は、弁護士を通して請求そのものを拒否することもできます。
6-2:家族や会社に知られずに解決できる
弁護士に依頼することによって、弁護士が代理人となり相手との連絡や交渉に対応するので、家族や職場に知られることなく解決することができます。
また、弁護士から今後の見通しや様々なアドバイスを受けることができるので、慰謝料を請求された精神的な負担を軽減することができます。
6-3:後々のトラブルを防止できる
弁護士に依頼して慰謝料や支払い方法、支払時期の合意が得られた場合は、その他の合意内容を含めて示談書を作成することが重要です。
なぜなら、弁護士が適正な内容で法的に効力のある示談書を作成することによって、示談後も慰謝料を請求されるなどの後々のトラブルを防止することができるからです。
示談書に記載すべき主な内容としては、次のようになります。
慰謝料の金額・支払方法・支払時期の他に、お互いに接触や連絡をしないことを約束する接触禁止条項、示談書で定めた以外の債権債務が存在しないことを確認する清算条項、不倫トラブルの事実をお互いに第三者に口外しないことを約束する守秘義務条項は、特に重要で必須条項と言えます。
もしあなたが、
- 配偶者が職場不倫している疑いがあるため、慰謝料を請求したい
- 職場不倫がバレて慰謝料請求や離婚請求をされている
などの場合は、不倫トラブルに強い弁護士に相談することをおすすめします。
なぜなら、自分だけで解決しようとすると、
- 膨大な手間や時間がかかる
- 互いに感情的になり交渉や手続きが進まない
- 高額の慰謝料を請求され、相場より高い慰謝料を支払ってしまう(不倫した側)
- 慰謝料を請求したのに支払ってくれない(不倫された側)
- 相手から嫌がらせを受けて精神的に辛い
といったことになりかねないからです。
多くの弁護士は無料相談を行っていますので、まずは一度ご相談ください。
不倫の慰謝料に強い弁護士について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
【保存版】不倫トラブルを弁護士に依頼して最大限有利に解決する全手法
もし、不倫の慰謝料相場について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
まさか自分の家庭で・・不倫の慰謝料相場と増額・減額を左右する7つの要因とは
まとめ:職場不倫のトラブル
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
【職場不倫のきっかけの特徴】
- 上司と部下
- 同僚
- 出張、社員旅行
- 残業、休日出勤
- 飲み会
- 社外の取引
【職場不倫がバレるきっかけ】
- 二人の態度
- 社内メール
- 休日に目撃される
- 残業、休日出勤が増えた
- 特定の人との電話やメールが多い
- 飲み会が多い
- ファッションが変わった(おしゃれになった)
- 家で職場のことを話さなくなった
【職場不倫がバレた場合のリスク】
- 会社内で事実上不利益に扱われる
- 職場で信頼、人間関係を失う
- 慰謝料請求
- 離婚
この記事の内容をしっかり覚えておいて、今後のために活用してください。
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