- 更新日:2024.08.28
- #上司不倫
上司と不倫!?不倫した場合のリスクと周りにバレる6つのきっかけ
この記事を読んで理解できること
- 上司と不倫した場合のリスク
- 上司との不倫がバレるきっかけ
- 上司と不倫してしまった場合にやるべきこと
あなたは、
「上司と不倫してしまった場合、どんなリスクがあるんだろう?」
「上司との不倫は、どんな場合にバレてしまうんだろう?」
「すでに不倫してしまっている場合、これからどうしたら良い?」
などの悩み、疑問をお持ちではありませんか?
私がこれまで見聞きしてきた中でも、上司と不倫関係になってしまうケースは非常に多いです。
しかし、あなたに知っておいて欲しいのは、上司との不倫は非常にバレやすい上にリスクがとても大きいということです。
そのため、もし今すでに不倫関係にあるという場合は、法的に見て正しい知識を持ち、慎重に行動をはじめることをおすすめします。
そこでこの記事では、まずは上司と不倫した場合にある5つのリスクについて紹介し、次に不倫がバレるきっかけを解説します。
さらに、すでに不倫関係にあるという場合のために、これからやるべきことをお伝えします。
知りたいところから読んで、これからの行動のために活用してください。
【全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点
上司との不倫には下記のようなリスクがあります。
■上司との不倫がバレた場合のリスク
- 会社内で事実上不利益に扱われる
- 信頼、人間関係を失い、会社に居づらくなる
- 上司の配偶者にバレて慰謝料請求される
- 自分の配偶者に不倫がバレて離婚される
- 不倫に本気になり心に深い傷を負う
■上司との不倫がバレるきっかけの典型例
- 職場での態度の変化
- 会社のメールでのやり取り
- 社員による不倫の目撃
- 相談した人からバレる
- 残業、休日出勤、出張などを一緒にしている
- 服装の変化
上司との不倫がバレてしまった場合、早急に弁護士に相談することをおすすめします。
1章:上司と不倫した場合のリスク
それでは、まずは上司との不倫がバレた場合のリスクについて解説します。
不倫がバレるきっかけについて知りたい場合は、2章からお読みください。
上司との不倫がバレた場合、以下のようなリスクがあります。
【上司との不倫がバレた場合のリスク】
- 会社内で事実上不利益に扱われる
- 信頼、人間関係を失い、会社に居づらくなる
- 上司の配偶者にバレて慰謝料請求される
- 自分の配偶者に不倫がバレて離婚される
- 不倫に本気になり心に深い傷を負う
順番に解説します。
1-1:会社内で事実上不利益に扱われる
上司との不倫は、懲戒処分を受ける可能性があります。
懲戒処分とは、
- 戒告
- 減給
- 出勤停止
- 降格
- 解雇
などのことです。
判例上,職場内の不倫をもっての懲戒処分は有効となる可能性はほとんどありません。
したがって,実際に懲戒処分を受けた場合にその処分の有効性を争うことは可能です。
しかし、これはあくまで法律上の話であり、職場内で不倫をしたものに対して、会社は不当な処分を下し、事実上退職に追い込まれる可能性は否定できません。
1-2:信頼、人間関係を失い、会社に居づらくなる
仮に、会社から明確に不利益な処分を受けなかったとしても、不倫が職場にバレれば職場での信頼を失い、人間関係を崩壊させることになってしまいます。
会社のような閉鎖的な環境では、あっという間に「あの人は、上司と不倫していたらしい」という噂が広がり、会社に居づらくなる可能性があります。
そうなれば、明確なペナルティを科せられることはなくても、仕事がしづらくなって会社の評価にも悪影響が出る可能性があります。
会社での人間関係にわだかまりを持ったまま働き続けるのは苦痛ですよね。
上司との不倫がバレることは、心理的ストレスも大きいのです。
1-3:上司の配偶者にバレて慰謝料請求される
上司が既婚者だった場合、不倫がバレると上司の配偶者から慰謝料を請求されるリスクがあります。
また、あなたが既婚者なのに不倫してしまった場合、配偶者から慰謝料を請求される可能性があります。
たとえ相手から不倫を誘われていたのだとしても、慰謝料を支払わなければならないケースが多いです。
また、相手が既婚者だと知らなかったとしても、職場での不倫なら慰謝料請求が認められる可能性が高いでしょう。
なぜなら、職場での関係の場合は、既婚者かどうか周囲の人に聞けば分かるものであり、調べようとする努力をしていないのに「既婚者だとは知らなかった」と主張しても、あなたに責任があると考えられるからです。
慰謝料の相場は以下の通りです。
【慰謝料の相場】
■不倫はしたが夫婦関係は継続:50万円~100万円
■不倫が原因で別居に至った:100万円~200万円
■不倫が原因で離婚に至った:150万円~500万円
さらに、慰謝料の相場は複数の要素によって決まり、増額の要素が重なればさらに高額になりますし,逆に減額の要素があればこれより減額となります。
とは言え、慰謝料は相手の言い値で支払わなければならないというわけではありません。
多くのケースで、慰謝料は請求額から減額できますので、もし慰謝料請求された場合は、不倫トラブルに強い弁護士に対応を依頼することをおすすめします。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【示談書雛形付き】不倫で慰謝料請求されたら?慰謝料を減額・回避する方法
さらに、不倫の慰謝料相場を決める複数の要素について詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。
まさか自分の家庭で・・不倫の慰謝料相場と増額・減額を左右する7つの要因とは
1-4:自分の配偶者に不倫がバレて離婚される
あなたが既婚者の場合、上司との不倫が配偶者にバレると離婚されてしまう可能性があります。
なぜなら、不倫は「離婚事由」と言う、離婚が認められる理由になるからです(民法770条)。
したがって、たとえ上司との不倫が本気のものではなくても、配偶者から離婚請求されれば、あなたは離婚せざるを得なくなる可能性が高いのです。
そうなれば、離婚に伴って、
- 慰謝料の支払い
- 財産分与による資産の分割
- 親権を失う
などのことも起こりえます。
1-5:不倫に本気になり心に深い傷を負う
さらに、上司との不倫がたとえ誰にもバレなかったとしても、上司からすればただの遊びであり、いずれ振られてしまうという可能性もあります。
たとえ相手から「いずれ今の配偶者と別れて、あなたと結婚するつもりだ」と言われていたとしても、実際には配偶者と別れる気などなく、あなたという不倫相手をキープするために言っているだけかもしれません。
その場合、あなたは人生の中での貴重な時間を不倫によって失い、心に深い傷を負ってしまう可能性もあります。
しかも、振られたとしても、不倫して振られたことを身近な人に言えば、あなた自身が不利な立場になってしまう可能性があり、まともに相談することもできないでしょう。
上司との不倫には、精神的なダメージを受けるというリスクもあるのです。
2章:上司との不倫がバレるきっかけ
上司との不倫は、以下のようなきっかけでバレることが多いです。
【上司との不倫がバレるきっかけの典型例】
- 職場での態度の変化
- 会社のメールでのやり取り
- 社員による不倫の目撃
- 相談した人からバレる
- 残業、休日出勤、出張などを一緒にしている
- 服装の変化
順番に紹介します。
それより上司と不倫してしまった場合の対処法について知りたいという場合は、3章をお読みください。
2-1:職場での態度の変化
上司との不倫がバレるきっかけとして最も多いのが、職場での二人の態度を原因としたものです。
隠しているつもりでも、二人が話している時、目が合った時、飲み会の時など様々な場面で「おや?」と思われるような出来事が重なると、周囲から疑われるようになってしまいます。
また、不倫相手が上司の場合は、仕事上あなたを助けたり、評価を良くしようとしたりと都合の良い行動をする場合もあります。
当事者同士は隠しているつもりでも、毎日何時間も一緒にいる職場の人からすれば、疑いを持つ機会はたくさんあるはずです。
疑われるようになれば、たくさんの人が上司との行動を「不倫しているのかな?」と注意して見るようになるため、いずれちょっとしたきっかけで不倫がバレてしまうのです。
2-2:会社のメールでのやり取り
あなたが上司と不倫している場合、会社のメールアドレスやチャットを使って上司と連絡を取っていませんか?
会社のメールやチャットを使えば誰にもバレないと思っているかもしれませんが、会社のメール・チャットを人事部が監視していて不倫が職場にバレることがあります。
会社によっては、1章で解説したように不倫に対してペナルティを科すこともありますので、人事部がメール・チャットをチェックしていることがあるのです。
2-3:社員による不倫の目撃
上司との不倫がバレるきっかけとしてあるのが、休日に二人でいるところを、会社の人に見られるということです。
既婚者の場合、自分の配偶者には「休日出勤」と言って、休日に不倫相手とデートに出かけることも多いようです。
二人はうまく人目を避けているつもりでも、職場不倫の場合は共通の知り合いが多いため、二人でいるところを見られれば、すぐに不倫がバレてしまいます。
休日に二人で出かけるのは、非常にリスクが高い行為であり、バレるきっかけになることが多いのです。
2-4:相談した人からバレる
あなたがもしも、会社の人に不倫していることを話したり相談したりしている場合、その人から不倫がバラされ、会社中の人があなたと上司の不倫を知ってしまうことになりかねません。
なぜなら、相談相手が必ずしも信頼できる人だとは限らないですし、悪意がなくてもうっかり人に不倫のことを伝えてしまう可能性もあるからです。
少人数にでもバレてしまえば、社内に一気に広まってしまいます。
そうなれば会社で問題になり、1章で紹介したような懲戒処分や不倫相手の配偶者から慰謝料請求をされる可能性もあります。
2-5:残業、休日出勤、出張などを一緒にしている
上司と不倫している場合、あえて一緒の時間帯に残業、休日出勤をして会社で一緒に過ごそうとしたり、残業、休日出勤の後に一緒に出かけようとすることもあるようです。
このようなことを繰り返せば、当然それに気づいた職場の人から疑いを持たれますので、いずれバレるきっかけになります。
さらに、出張を合わせて一緒にする、という場合もあるようですが、そのようなことをしていれば、さらに職場の人から疑いを持たれ、バレるきっかけになってしまいます。
2-6:服装の変化
上司と不倫している場合、職場に行く服装に気を遣っておしゃれになったり、アクセサリーが増える、ネイルするようになるなどの外見上の変化がある場合があります。
不倫の当事者同士はバレないと思っていても、外見が変われば周囲の人は怪しむようになり、不倫がバレるきっかけになってしまいます。
また、あなたに配偶者がいる場合、会社に行く服装が変われば、やはり疑いを持つようになるでしょう。
3章:上司と不倫してしまった場合にやるべきこと
もし上司と不倫してしまったという場合、これからやるべきことは、
- まだ周囲にバレていない場合
- すでに誰かにバレてしまっている場合
異なります。
順番に解説します。
3-1:「まだバレていない場合」すぐ別れる
まだ、あなたと上司の不倫が職場の人や配偶者にバレていないという場合、そのまま不倫関係を終わらせてなかったことにすることをおすすめします。
なぜなら、繰り返しになりますが、周囲にバレてしまうと様々なリスクを抱えるからです。
特に上司やあなた自身の配偶者に不倫がバレてしまえば「慰謝料請求」「離婚請求」などの形で制裁を受ける可能性が高いです。
そしてもちろん、上司との関係は強制的に打ち切らなければなりません。
不倫関係を継続すれば、こうした最悪の事態に繋がる可能性が高いのです。
3-2:「すでにバレている場合」弁護士に相談
上司との不倫がすでにバレてしまったという場合は、すぐに弁護士に相談してください。
なぜなら、そのままの状況を放置すれば、
- 上司の配偶者から慰謝料を請求される
- 上司の配偶者から何らかの嫌がらせを受ける可能性がある
- あなたの配偶者から離婚や慰謝料を請求される可能性がある
- トラブルが大きくなれば、会社にバレて居づらくなったり、会社で不利益な扱いを受ける可能性がある
- 上司の配偶者が、怒りからあなたの周囲やネット上に不倫をバラし、社会的信用を失う
などのことも起こりうるからです。
弁護士に相談すれば、
- 慰謝料請求されても、支払う慰謝料を最小限にすることができる
- 周囲やネットにバラされることは罪になることを相手に伝え、防止することができる
- 弁護士が代理人となって手続きや交渉を進めるため、手間や時間、心理的ストレスを最小限にして解決できる
といったメリットがあります。
したがって、不倫がバレたらすぐに弁護士に相談することが大事なのです。
もっとも,弁護士なら誰でもいいというわけではなく,不倫トラブルに強い弁護士をインターネットで調べることをおすすめします。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
【保存版】不倫トラブルを弁護士に依頼して最大限有利に解決する全手法
慰謝料請求されたらどうする?支払いを回避できるケースと減額するためにやるべきこと
まとめ:上司との不倫
いかがでしたか?
最後に今回の内容をまとめます。
【上司との不倫がバレた場合のリスク】
- 会社内で事実上不利益に扱われる
- 信頼、人間関係を失い、会社に居づらくなる
- 上司の配偶者にバレて慰謝料請求される
- 自分の配偶者に不倫がバレて離婚される
- 不倫に本気になり心に深い傷を負う
【上司との不倫がバレるきっかけの典型例】
- 職場での態度の変化
- 会社のメールでのやり取り
- 社員による不倫の目撃
- 相談した人からバレる
- 残業、休日出勤、出張などを一緒にしている
- 服装の変化
【不倫がまだバレていない場合の対処法】
早急に別れること
【不倫がバレてしまった場合の対処法】
すぐに弁護士に相談する
正しい知識を覚えて、行動を始めてください。
【保存版】1円でも多く不倫慰謝料を請求するためのポイントを徹底解説
まさか自分の家庭で・・不倫の慰謝料相場と増額・減額を左右する7つの要因とは