不倫で修羅場になったエピソード4つや3つの選択肢を弁護士が解説

あなたは、

• 夫の不倫を突き止めたときにすべきことを知りたい
• 離婚をするときに有利に立ち回る方法を知りたい
• 弁護士に相談したほうが良いのか知りたい

このようにお考えではありませんか。

たしかに、夫の不倫を突き止めたとしても、次にどのような行動に移れば良いのか、分かりませんよね。

結論からお伝えすると、夫の不倫を突き止めた後にやることは、離婚したい場合と、離婚しない場合によって変わります。

離婚する場合にやるべきことは、以下のとおりです。

• 証拠を確保する
• 弁護士へ相談する
• 離婚方法や離婚時の内容を決める
• 慰謝料請求をする

離婚しない場合の選択肢、以下のとおりです。

• 和解する
• 仮面夫婦になる

この記事を読めば、不倫を突き止めたあとの動き方が分かるため、迷わなくなります。

この記事では、

1章では、【体験談】不倫の修羅場エピソード6選

2章では、不倫の修羅場を回避する方法

3章では、不倫で修羅場になったときに絶対NGな2つのこと

4章では、不倫で修羅場になったときにやるべき2つのこと

5章では、不倫の修羅場を有利に解決する3つのポイント

について、詳しく解説しています。

この記事を読んで、不倫による修羅場を有利に運びましょう。

 

1章：【体験談】不倫の修羅場エピソード6選

不倫の修羅場エピソード6選は、以下のとおりです。

• 不倫相手の妻が興信所で調査
• 不倫相手の妻が部屋に乗り込んできた
• 不倫相手の子どもを妊娠
• 不倫相手とホテルへ行く途中で夫と会った
• スケジュール帳から不倫が発覚
• 旦那がW不倫

それぞれ説明します。

1-1：不倫相手の妻が興信所で調査

M子さんは、同僚の男性と不倫関係をもっていましたが、最終的には慰謝料を支払うことになったケースです。

不倫がバレないように、頻繁には会っていませんでしたが、相手の妻は興信所に依頼して、同僚の男性を調査していました。

その後、証拠も突きつけられ、M子さんは多額の慰謝料を支払いました。

引用元：不倫がバレて修羅場に...実際に揉めたエピソード4つ | KOIGAKU

1-2：不倫相手の妻が部屋に乗り込んできた

A美さんは、働いている店によく来る男性客と不倫関係でした。

2人で過ごしているときに宅配便が来たため、ドアを開けると、不倫相手の妻が立っていました。

夫の後をこっそりつけて、2人のもとにたどり着いたそうです。

その後、A美さんは不倫相手の妻が怖くなり、関係にピリオドを打ちました。

引用元：不倫がバレて修羅場に...実際に揉めたエピソード4つ | KOIGAKU

1-3：不倫相手の子どもを妊娠

R子さんは、職場のオーナーと不倫関係でした。

あるとき、R子さんは生理が遅れていることに気付き、オーナーに妊娠した可能性があるのを伝えると「産まないでくれ」の一点張りです。

結果的に妊娠はしていませんでしたが、オーナーの本心が分かり、不倫関係は解消しました。

引用元：不倫がバレて修羅場に...実際に揉めたエピソード4つ | KOIGAKU

1-4：不倫相手とホテルへ行く途中で夫と会った

夫がいるS代さんは、SNSで知り合った男性とW不倫関係でした。

その後も、何度か同じホテルへ行っていましたが、あるときにホテルで夫と出くわしてしまいました。

夫に問い詰められたため、自分が不倫していることを説明すると、結果的に夫とは離婚が決まったそうです。

引用元：不倫がバレて修羅場に...実際に揉めたエピソード4つ | KOIGAKU

1-5：スケジュール帳から不倫が発覚

1人の男性が、妻のスケジュール帳の空白を見たことがきっかけで、不倫が発覚するエピソードです。

予定に、空白の日があることに違和感を覚えた男性は、浮気調査を依頼しました。

調査した結果、妻の不倫が発覚したのと同時に、他の男性との不倫も判明しました。

最終的に男性は妻と離婚し、不倫相手に慰謝料を請求しています。

引用元：男性経験の少ない妻が...。本当にあった浮気の修羅場 | マイナビウーマン

1-6：旦那がW不倫

あるときから自室にこもる日が増えた夫を怪しく感じ、浮気調査をしたのが始まりの体験談です。

情報を集めると不倫が発覚し、不倫相手も特定したため、夫と会わないように誓約書を書かせます。

実は不倫相手はW不倫をしており、話しを聞くと夫の兄であることが発覚します。

最後には、驚愕の事実が判明しました。

引用元：【浮気の修羅場】大公開！みんなの浮気の修羅場まとめ | 浮気調査ナビ

2章：不倫の修羅場を回避する方法

おすすめする回避方法は、不倫相手と別れることです。

なぜなら、不倫相手との別れを選ばない限り、根本的な解決にならないからです。

相手へ別れを伝えるのは、勇気が求められます。

そのため、なかなか行動に移せない人も多いです。

そのようなときには、少しずつ距離をとる方法が有効です。

あなたと関わる時間を減らしていくことで、自然消滅へ運ぶのが良いでしょう。

別れを切り出す場合は、ストレートに伝えることがもっとも重要です。

話し合いでは揺れずに、強い意思で別れを決断してください。

注意すべきなのは、相手があなたとの関係をバラすと脅してくるケースです。

想定外の展開にも対処できるよう、弁護士に相談しておくと安心できます。

次章では、不倫で修羅場になったときに、絶対やってはいけないことを紹介しています。

3章：不倫で修羅場になったときに絶対NGな2つのこと

不倫で修羅場になったときに絶対やってはいけないことは、以下のとおりです。

• 不倫現場に乗り込む
• 不倫相手の自宅や職場に行く

それぞれ説明します。

3-1：不倫現場に乗り込む

不倫の修羅場でやってはいけないことの1つ目は、不倫現場に乗り込むことです。

配偶者の不倫を知ると、不倫現場に乗り込みたくなってもおかしくありません。

しかし、すぐに現場に突入することは、決してしないでください。

理由は、現場に乗り込むことで、あなたが不利になるかもしれないからです。

不倫に気付くと感情的になり、配偶者や不倫相手を問い詰める展開になるでしょう。

その状態では、冷静に対応できないため、暴行などの行為につながる可能性もあります。

注意しなければならないのは、暴行罪は直接手が触れる以外にも該当する行為がある点です。

暴行罪に該当する例は、以下のとおりです。

• 相手の服を引っ張る
• 物を投げつける
• 水やお茶を相手にかける

感情だけで動くのは危険なため、冷静になってからどう動くべきかを考えましょう。

3-2：不倫相手の自宅や職場に行く

不倫の修羅場でやってはいけないことの2つ目は、不倫相手の自宅や職場に行くことです。

不倫相手の自宅に乗り込むのは、非常にリスキーな行為です。

興奮状態で話すと口論になり、その状況で慰謝料を請求しても、恐喝罪にあたる恐れがあります。

また、職場へ乗り込むケースでも、逆に訴えられる可能性があります。

なぜかと言うと、業務妨害罪にあたる可能性があるからです。

業務妨害罪とは、相手の業務に支障がでるような行為を指します。

職場には行かず、電話をかけて不倫の内容を伝えただけでも、偽計業務妨害罪にあたる可能性があります。

偽計業務妨害罪とは、人を欺いたり、錯誤や不知を利用することで業務を妨害した場合に成立する罪です。

相手を追い詰めるときは、自分が不利にならないよう、慎重に動きましょう。

次章では、不倫で修羅場になったときにやるべきことを紹介しています。

4章：不倫で修羅場になったときにやるべき2つのこと

不倫で修羅場になったときにやるべきことは、離婚するかしないかによって変わります。

• 離婚したい場合
• 離婚しない場合の選択肢

について、それぞれ説明します。

4-1：離婚したい場合

離婚をしたい場合にとるべき行動は、以下のとおりです。

• 証拠を確保する
• 弁護士へ相談する
• 離婚方法や離婚時の内容を決める
• 慰謝料請求をする

不倫されたほうが交渉を有利に進めるには、証拠の確保が必要です。

不倫相手や配偶者が、言い逃れをする場合に備えておかなければなりません。

離婚するときには、法律の話が大きく関わるため、早めに弁護士に相談しておきましょう。

4-2：離婚しない場合の選択肢

離婚しない場合の選択肢は、以下のとおりです。

• 和解する
• 仮面夫婦になる

それぞれ説明します。

4-2-1：和解する

不倫の発覚後、配偶者を許せるようであれば、和解するのも1つの手です。

ただし、許すとしても口約束だけでは再犯の可能性があるため、和解書などを作成すると良いでしょう。

和解書を作成しておけば、その後の不倫に対する抑止力にもなります。

4-2-2：仮面夫婦になる

子どものためなど、やむを得ない事情があって別れられないときは、仮面夫婦になることもあるでしょう。

仮面夫婦は1年など、長期間続くと、引き返せなくなる可能性があります。

元の生活に戻りたい場合は、あらかじめ期間を決めておくと良いです。

5章：不倫の修羅場を有利に解決する3つのポイント

不倫の修羅場を有利に解決する3つのポイントは、以下のとおりです。

• 不倫の証拠を集める
• 生活基盤を整える
• 弁護士を交えて話し合いをする

それぞれ説明します。

5-1：不倫の証拠を集める

不倫の修羅場を有利に解決するには、証拠を集めることが重要です。

証拠と言っても、信頼性の低いものを用意しても意味がありません。

信頼性が高い証拠は、以下のとおりです。

• 不貞行為の写真や映像
• 不倫が分かる音声データ

これらは、必ず押さえておくべき証拠と言えます。

確実に集めるためにも、探偵に依頼するのがオススメです。

5-2：生活基盤を整える

不倫の修羅場を有利に立ち回るには、事前に生活基盤を整えておく必要があります。

なぜなら、生活できる状態にしておくと、正確な判断ができるからです。

もし離婚をする場合、子どもの養育費や生活費、仕事など、生活全般の変化を考えなければなりません。

結果的に、生活基盤を整えることで、冷静な考えを持てます。

そして、最終的には配偶者との関係を落ち着いて見つめ直せるでしょう。

5-3：弁護士を交えて話し合いをする

話し合いの場に、身近な人を同席させるのも手ですが、話が公平に進まない可能性があります。

そのようなときは、弁護士を交えて話し合うことをオススメします。

弁護士を呼ぶメリットは、以下のとおりです。

• 第三者の目線で、話してくれる
• 法的なアドバイスをもらえる
• 公平に話し合いが進む

弁護士を呼ぶと費用はかかりますが、感情的な話し合いにならないため、修羅場を有利に解決できるでしょう。

まとめ：不倫の修羅場は、弁護士などに依頼すると間違いがない

結論を言うと、不倫が発覚したあとにやるべきことは、離婚するかしないかによって変わります。

離婚する場合にやるべきことは、以下のとおりです。

• 証拠を確保する
• 弁護士へ相談する
• 離婚方法や離婚時の内容を決める
• 慰謝料請求する

離婚しない場合の選択肢は、以下のとおりです。

• 和解する
• 仮面夫婦になる

離婚の選択により、とるべき行動が変わります。

不倫で修羅場になったときに、絶対やってはいけないことは以下のとおりです。

• 不倫現場に乗り込む
• 不倫相手の自宅や職場に行く

感情に任せた行動は、あなたが不利になってしまうため、冷静に動きましょう。

不倫の修羅場を有利に解決する3つのポイントは、以下のとおりです。

• 不倫の証拠を集める
• 生活基盤を整える
• 弁護士を交えて話し合いをする

これらのポイントを押さえ、解決まで有利に運んでください。

不倫による修羅場は、慰謝料や離婚などの話になるため、弁護士に相談しておくと間違いありません。

どのような動き方にせよ、まずは弁護士に相談してみましょう。