同窓会は不倫の温床?キッカケになりやすい5つの理由や不倫のサインを解説
この記事を読んで理解できること
- 同窓会が不倫のキッカケになりやすい5つの理由
- 同窓会での不倫の7つのチェック項目
- 【不倫された人】不倫が発覚した場合にやるべきこと
- 【不倫した人】不倫がバレた場合にやるべきこと
あなたは、
- 同窓会が不倫のキッカケになりやすい理由を知りたい
- 配偶者が不倫をした場合のチェック方法を知りたい
- 不倫をされたら慰謝料を請求したい
などとお考えではないですか?
同窓会は懐かしい同級生が男女集まるため、さらに親密な関係になりやすい環境が整っています。
そのため同窓会がキッカケとなり、不倫関係になる男女は少なからずいます。
また、同窓会での不倫は、未然に防ぐことが最も大切ですが、防げなかった場合は、不倫問題が大きくならないように早めの対応が求められます。
なぜなら同窓会がキッカケの不倫は、ダブル不倫になったり、多くの友人を巻き込んでしまうケースが多いからです。
さらには、慰謝料請求や離婚問題に発展する可能性もあるため、配偶者が「同窓会に参加する」となれば、不安になるのも無理はありません。
そこでこの記事では、
1章では、同窓会が不倫のキッカケになりやすい5つの理由を
2章では、同窓会での不倫の7つのチェック項目を
3章では、【不倫された人】不倫が発覚した場合にやるべきことを
4章では、【不倫した人】不倫がバレた場合にやるべきこと
について詳しく解説します。
不倫問題に発展させないために、あるいは問題を最小限に止められるよう、今回の内容をしっかりと確認しておきましょう。
目次
1章:同窓会が不倫のキッカケになりやすい5つの理由
同窓会が不倫のキッカケになりやすい理由は、以下のとおりです。
- 思い出の再燃
- 元カレや元カノとの再開
- 現実からの逃避
- 未練の追求
- お酒の影響
それぞれ順番に解説します。
1-1:思い出の再燃
同窓会は、同級生の集まりです。
自然と昔話に花が咲くことでしょう。
学生時代はただの友人関係だった異性でも、ふとした昔話で盛り上がると親密な関係になりやすい傾向にあります。
また同窓会で久しぶりに再会すると、痩せてスタイルがよくなっていたり、背が伸びてイケメンになっていたりと、その変貌ぶりに驚く場合もあるでしょう。
昔の思い出と学生時代からのギャップが相まって、お互いの距離が縮まるケースがあるようです。
1-2:元カレや元カノとの再会
同窓会で最も注意したいのが、元カレや元カノとの再会です。
さまざまな理由があって別れたにしても、時が経てば記憶が薄れ、ときにはよい思い出に変換されることさえあります。
そのため、再会して話をしていくうちに昔のよい記憶が蘇り、再接近する可能性があります。
1-3:現実からの逃避
社会人になると、学生の頃とは違って、仕事や家庭など悩みの種は尽きません。
ときには何もかも投げ出して、自由になりたいとまで思う瞬間もあるでしょう。
そのようなときに、昔懐かしい話を語り合える友人と再会すると、現実から逃げ出したくなります。
日頃から忙しく過ごしている人ほど、現実から目をそらすために不倫に走ってしまうようです。
1-4:未練の追求
学生時代に、好きだった同級生に告白できずに後悔した経験はありませんか?
その未練を捨てきれないまま、同窓会で好きだった同級生に再会すると、理性をコントロールするのが難しくなる人もいるようです。
また、大人になると、お互いに外見や価値観も変わっているため、話が合うようになる可能性もあります。
このように、未練を追い求めて、不倫関係に発展するケースも少なくありません。
1-5:お酒の影響
同窓会では、お酒が用意されているのが一般的です。
普段飲まない人でも、「同窓会なら」といって慣れないお酒を飲む人もいるでしょう。
お酒を飲むと正常な判断が難しくなるため、下品な話をしたりスキンシップが増えたりと、普段では考えられないような行動をとることがあります。
その結果、雰囲気に流されてしまい、不倫関係に陥ってしまうケースがあります。
2章:同窓会での不倫の7つのチェック項目
配偶者が何事もなく同窓会から帰ってきたとしても、何事もなかったのか不安になる人もいるかもしれません。
また実際に、同窓会後に連絡を取り合うようになり、不倫関係に発展するケースがあるため油断はできません。
そこで、同窓会の前後で、配偶者の行動に変化がなかったか、思い出しながら確認していきましょう。
不倫が疑われる7つのチェック項目は、以下のとおりです。
- 帰宅時間が遅くなる
- スマホを肌身離さず持っている
- 外見を気にし始める
- 出費が増える
- 休日の外出が増えた
- 不機嫌になることが多くなった
- 夜の営みの頻度が減った
それぞれ順番に解説します。
2-1:帰宅時間が遅くなる
同窓会の前とくらべて、帰宅時間が遅くなっている場合は、不倫をしている可能性があります。
「残業になった」「同僚に食事に誘われた」、このような理由は、不倫の代表的な言い訳です。
帰宅時間が遅くなる頻度が増えれば増えるほど、不倫の可能性が高まるといってよいでしょう。
2-2:スマホを肌身離さず持っている
これまではほったらかしだったスマホを、どこへ行くにも持ち歩くようになった場合も、不倫が疑われるサインです。
見られたらマズいものがスマホに隠されているため、自然と持ち歩くようになります。
本人自身は気がついていない可能性があるため、尋ねてみるのもよいでしょう。
そこで不自然な反応がある場合は、不倫をしている可能性が高いといえます。
2-3:外見を気にし始める
急に外見を気にするようになるのも、不倫をしている、あるいは不倫をし始めたサインです。
男性であれば
- 筋トレやダイエットを始めた
- 髪を整えるようになった
- 洋服にこだわるようになった
などです。
女性であれば
- 化粧が濃くなった
- 新しい下着が増えた
- 美容室に通う頻度が増えた
などです。
配偶者の外見を、注意して観察するようにしましょう。
2-4:出費が増える
不倫をしていると、食事代などで出費が増える傾向にあります。
完全に財布が別である場合は、把握することが難しいですが、共有している場合には以下に注意してみましょう。
- カードの明細に使途不明の支払いがある
- 配偶者からお小遣いアップを求められた
- イベント(祝い事)が多いためお金がほしい
このような場面が増えると、不倫が疑われます。
2-5:休日の外出が増えた
休日にあまり外出しなかった配偶者が、頻繁に出掛けるようになるのは、不倫相手と過ごすためかもしれません。
- 習い事を始めた
- 趣味をみつけた
- 休日出勤が増えた
このような場合には、不倫が疑われます。
習い事や趣味に関して、その実態が見えづらい場合は、直接聞いてみるのもよいかもしれません。
2-6:不機嫌になることが多くなった
不倫相手と自由に会ったり話したりできないことから、イライラして不機嫌になる人もいます。
いつもと同じように接しているだけなのに、不機嫌な様子をみせる場面が増えてくると、あやしいかもしれません。
反対に、不倫相手の存在で心が満たされ、優しくなるケースもあります。
いずれにしても、同窓会前後をくらべて、感情の起伏が大きくなった場合には不倫が疑われます。
2-7:夜の営みの頻度が減った
同窓会前とくらべて、夜の回数が極端に減った場合も、不倫の可能性があります。
なぜなら、不倫相手に夢中なため、あなたに興味が湧かなくなっているからです。
また、回数はあまり変わらないものの、行為中の様子が不自然な場合も注意が必要です。
3章:【不倫された人】不倫が発覚した場合にやるべきこと
配偶者の不倫が発覚した場合、焦ったり、動揺したりしてしまうものです。
しかし、最初の対応間違えると、不倫の事実を濁され、慰謝料を請求出来なくなる可能性もありますます。
そのため、配偶者の不倫が発覚しても、落ち着いて冷静な対応が求められます。
配偶者の不倫が発覚した場合にやるべきことは、以下の5つです。
- 不倫の証拠を集める
- パートナーと今後について話し合う
- 相手に対して慰謝料を請求する
- 誓約書(示談書)にサインしてもらう
- 離婚する場合には手続きの準備をする
それぞれ順番に解説します。
3-1:不倫の証拠を集める
配偶者の不倫が発覚した場合、徹底的に証拠を集めるようにしましょう。
証拠が不十分だと、配偶者や不倫相手が認めない限り、不倫の事実を立証することが難しいからです。
場合によっては、証拠が不十分で慰謝料を請求することも難しくなるケースもあります。
不倫の証拠となる具体例は、以下のとおりです。
- メールやSNS
- 通話履歴
- 写真やビデオ
- レシートやクレジットカードの明細
- カーナビの履歴
これらの証拠の中に、「肉体関係の有無」や「不倫の期間」を特定できるものがあれば、有力な証拠となります。
しかし、あなただけでは、簡単には証拠が集められない可能性もあります。
その場合は、不倫調査に詳しい探偵事務所に依頼するのもよいかもしれません。
3-2:配偶者と今後について話し合う
不倫の事実が認められたら、配偶者と今後について話し合いましょう。
なぜなら、婚姻関係を継続する意思があるかどうかで、今後あなたが取るべき行動が変わってくるからです。
そのときの注意点としては、以下のとおりです。
- じっくりと話し合いができる時間と場所を確保する
- 事実確認をした上で話を進める
- 解決に向けた話し合いを前提とする
感情的になって、配偶者と二人で話すことが難しい場合には、第三者に介入してもらうのもよいでしょう。
第三者に入ってもらいたいが、家族や知人に適当な人物がいない場合には、弁護士に相談してみてください。
配偶者との話し合いに関して、的確なアドバイスがもらえるでしょう。
3-3:相手に対して慰謝料を請求する
証拠や配偶者からの事実確認によって、肉体関係があった事実を証明できる場合には、不倫相手に対して慰謝料を請求できます。
反対に、以下の場合には、慰謝料が請求できない可能性もあります。
- 肉体関係があった事実を証明できない場合
- 不倫相手に過失がなかった場合
- あなたと配偶者の夫婦関係が破綻していた場合
この他も、慰謝料を請求するにあたりいくつかのポイントがあります。
不倫の慰謝料請求について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【弁護士が解説】不倫慰謝料を高額請求するために知っておくべき知識
3-4:誓約書(示談書)にサインしてもらう
誓約書(示談書)とは、不倫関係の事実や、解決に向けた合意事項が記載されている書面をさします。
慰謝料の金額も明示され、法的効力をもつ客観的な証拠として残されます。
誓約書(示談書)に記載する具体的な項目は、以下のとおりです。
- 不倫関係であった事実
- 慰謝料の金額
- 不倫関係を解消することへの誓約
- 禁止行為
- 遵守しなかった場合の罰則
より証拠としての価値を高めたい場合には、公正証書の作成も検討しましょう。
3-5:離婚する場合は手続きの準備をする
不倫が発覚し、離婚する場合には、入念な準備が必要です。
なぜなら、離婚する際の条件を詰めておかないと、あとで後悔する可能性があるからです。
例えば、
- 親権
- 養育費
- 面会交流
- 財産分与
- 年金分割
などの項目です。
感情的になって、勢いで離婚手続きをしないように、ひと呼吸おいてから弁護士に相談するなど、最善の方法をとるように心掛けましょう。
4章:【不倫した人】不倫がバレた場合にやるべきこと
同窓会での不倫がバレた場合には、慰謝料を請求される可能性が十分にあります。
不倫がバレた場合にやるべきことは、次の2つです。
- 慰謝料を請求された場合はすぐに弁護士に相談する
- 不倫の慰謝料請求の解決事例
それぞれ確認しましょう。
4-1:慰謝料を請求された場合は、すぐに弁護士に相談する
同窓会がキッカケの不倫で慰謝料を請求された場合は、すぐに弁護士に相談しましょう。
なぜなら、慰謝料を請求された際に、やってはいけないことがあるからです。
例えば、
- 相手からの連絡を無視する
- 示談書にすぐにサインをする
- 感情的になって反論する
このような行為は、あなたの立場を不利にし、高額な慰謝料を請求される可能性があります。
また同窓会がキッカケで始まった不倫は、家族だけではなく友人も巻き込んでしまう恐れがあります。
そのため、問題が大きくなる前に、早めの解決が望ましいでしょう。
4-2:不倫の慰謝料請求の解決事例
最後に、同窓会がキッカケで不倫関係となり、慰謝料を請求されたケースを紹介します。
当事務所が支援をおこない、解決した事例です。
ご依頼者 |
A子さん、女性、20代 |
不倫相手 |
既婚、子ども2人、 |
不倫のキッカケ |
同窓会 |
不倫期間 |
2カ月 |
不倫が発覚した経緯 |
不倫相手の妻にLINEでのやり取りを見られた |
慰謝料請求額 |
200万円 |
合意額 |
85万円 |
減額に至ったポイント |
|
このように弁護士であれば、解決に至るポイントを熟知しています。
早期解決や慰謝料の減額を希望する場合は、すぐに弁護士に相談しましょう。
まとめ:同窓会の不倫で困ったら、弁護士に早めに相談しよう
今回は、同窓会の不倫について解説しました。
最後に本記事の内容を振り返ります。
◾同窓会が不倫のキッカケになりやすい5つの理由
- 思い出の再燃
- 元カレや元カノとの再会
- 現実からの逃避
- 未練の追求
- お酒の影響
◾同窓会での不倫を見抜く7つのチェック項目
- 帰宅時間が遅くなる
- スマホを肌身離さず持っている
- 外見を気にし始める
- 出費が増える
- 休日の外出が増えた
- 不機嫌になることが多くなった
- 夜の営みの頻度が減った
◾不倫された人がやるべきこと
- 不倫の証拠を集める
- パートナーと今後について話し合う
- 相手に対して慰謝料を請求する
- 誓約書にサインしてもらう
- 離婚する場合は手続きの準備をする
◾不倫した人がバレた場合にやるべきこと
- 慰謝料を請求された場合は、すぐに弁護士に相談する
この記事を参考に、落ち着いて行動を始めてください。