- 2024.03.25
- 2025.02.28
- #友達が不倫
友だちが不倫!友だちとの付き合い方、伝えるべき5つのリスクと対応法


この記事を読んで理解できること
- 友だちの不倫をやめさせるべきか?止める人・止めない人の意見
- 不倫する友だちとの付き合い方
- 不倫した友だちに伝えるべき5つのリスク
- 友だちに「不倫がバレた」と相談されたら深入りはしない
あなたは、
- 不倫している友だちとの付き合い方が知りたい
- 友だちの不倫をやめさせる方法が知りたい
- 友だちから不倫がバレたと相談されたらどうしよう?
などとお考えではないですか?
友だちの不倫をやめさせる場合は、不倫する友だちと適切な距離を保つことが重要です。
なぜなら関わり方次第では、あなた自身が不倫トラブルに巻き込まれ、心身ともに疲れてしまう能性があるからです。
また不倫をやめるように説得する際には、不倫するリスクを具体的に説明しながら話すようにしましょう。
なぜなら、急に不倫をやめるように忠告しも、素直に聞き入れてもらえない可能性があるからです。
それどころか、あなたと友だちとの関係性が悪化する恐れもあります。
そのため友だちとの適切な距離の保ち方や、不倫をやめさせる効果的な方法などを知ることが大事です。
そこでこの記事では、
1章では、友だちの不倫をやめさせるべきか?止める人・止めない人の意見を
2章では、不倫する友だちとの付き合い方を
3章では、不倫した友だちに伝えるべき5つのリスクを
4章では、友だちから不倫がバレたと相談された時の対応
について詳しく解説します。
不倫している友だちにあなたの思いが伝わるように、この記事を読んで不倫問題に関する理解を深めていきましょう。
目次
1章:友だちの不倫をやめさせるべきか?止める人・止めない人の意見
大切な友だちが不倫していると知ったとき、友だちの幸せを考えて、「不倫はやめてほしい、やめさせたい」と考える人もいるでしょう。
しかし、不倫は当事者同士のデリケートな問題でもあるため、他人が口を挟んでいいものか迷うこともあると思います。
そこで、第1章では不倫を止める人、止めない人の両方の意見を紹介します。
友だちの不倫をやめさせる最初の一歩として、参考にしてみてください。
1-1:友だちの不倫を止める人の意見
友だちの不倫を止める人の意見は、以下のとおりです。
- 大切な友だちだから、自分の価値を下げてほしくない
- 不倫は幸せにならない、親友だったら全力で止める
- 不倫は信用もお金もなくなるから絶対に止める
- 慰謝料請求されると大変だから止めさせる
自分の友だちに、つらい思いをさせたくない人の意見が多い傾向にあります。
1-2:友だちの不倫を止めない人の意見
一方で、友だちの不倫を止めない人の意見は、以下のとおりです。
- 不倫は本人が決めないとやめられない、もしつらい目にあったとしても自業自得
- 不倫したら周りが見えなくなるから、言っても無駄だと思う
- 不倫は二人の問題だから、好きなようにすればいいと思う
不倫を止めない人は、「不倫は当事者の問題、自分が止める必要はない」といった、客観的な立場をとる人が多いようです。
2章:不倫する友だちとの付き合い方
友だちの不倫をやめさせるうえで気をつけたいのが、友だちとの付き合い方です。
付き合い方次第では、やめさせるどころか状況が悪化してしまう可能性があるため、適切な距離の保ち方を把握しておく必要があります。
不倫する友だちとの付き合い方で大切なのは、友だちの不倫に巻き込まれないことです。
友人関係とはいえ、不倫問題に巻き込まれてしまうと、あなた自身も疲れてしまう可能性があるからです。
不倫する友だちとは、以下の点に注意して付き合うようにしましょう。
- 不倫に協力しない
- むやみに説得しない
- 賛成できない場合は、はっきりと言う
- 不倫問題に巻き込まれてつらい場合は、距離を置く
- あなたにも危険がおよぶ可能性がある場合は、友だちをやめる
それぞれ順番に解説します。
2-1:不倫に協力しない
いくら大切な友だちだからと言って、アリバイ工作などの協力は控えなければなりません。
なぜなら、一度でも協力すると「認めてくれた」と勘違いされる可能性があるからです。
もし不倫が明るみに出た際には、あなた自身が当事者の家族から責められる可能性もあるでしょう。
「このくらいだったらいいや」と安易な考えで不倫に協力してしまうと、将来的に不倫問題に巻き込まれる可能性があるため注意が必要です。
2-2:むやみに説得しない
不倫に反対する気持ちを伝えることは大切ですが、あなたの考えを押し付けるような説得の方法は控えましょう。
なぜなら、不倫している当事者は、正論を言われたことで逆に反発する恐れがあるからです。
さらに、「あなたに説得されて不倫をやめたせいで、私は不幸になった。」などと言いがかりをつけられる可能性もあります。
そのため、「応援はできないけど、いつも心配しているからね」と見守る姿勢が大切です。
あくまで不倫は、当事者同士の問題であるため、むやみに説得するのは控えましょう。
2-3:賛成できない場合は、はっきりと言う
不倫に賛成できない気持ちを、友だちにはっきりと伝えることも重要です。
なぜなら、あいまいな態度をとっていると、「味方」と勘違いされる可能性があるからです。
すると、不倫への協力を求められたり、耳を塞ぎたくなるような話を聞かされたりする場合もあるかもしれません。
それどころか、知らないうちにストレスが溜まり、あなたが体調を崩す可能性さえあります。
言いづらい気持ちも分かりますが、勇気を出して「不倫に賛成できない」と、自分の気持ちをはっきりと伝えることが重要です。
2-4:不倫問題に巻き込まれてつらい場合には、距離を置く
もし不倫問題に巻き込まれてしまった場合には、迷わず距離を置きましょう。
なぜなら、友だちと不倫相手とのトラブルや、友だちとその家族の争いに巻き込まれると、心身ともに疲れ切ってしまうからです。
また、「あなたが不倫関係を助けた」と、事実と異なる話が出てきた場合、裁判トラブルに巻き込まれる可能性さえあります。
そのため、「不倫問題に巻き込まれてしまった」または「巻き込まれそう」と感じた場合は、迷わず友だちと距離を置くようにしましょう。
それでも不安な場合には、不倫問題に詳しい弁護士にサポートを依頼するのがよいでしょう。
弁護士は法律の専門家であるため、トラブルを事前に回避する方法をアドバイスしてくれるでしょう。
2-5:あなたにも危険がおよぶ可能性がある場合には友だちをやめる
不倫問題は、暴力などの犯罪に発展する可能性もあります。
友だちやその不倫相手と関わる中で、そのような危険を感じた場合には、友達関係をやめることも検討しなければなりません。
どうしても友だち関係をやめられない場合には、弁護士への相談をおすすめします。
犯罪に発展しそうな問題は、法律で解決できる場合が多いからです。
とはいえ、あなたの身の安全が第一です。
「これ以上関わるのは危険」と感じた時点で、友だち関係をやめる覚悟も必要です。
3章:不倫した友だちに伝えるべき5つのリスク
友だちに不倫をやめさせるときのポイントは、本人が置かれている状況を整理させると共に、不倫のリスクを具体的に伝えるのが効果的です。
伝えるべき不倫のリスクは、以下のとおりです。
- 誰かが必ず不幸になる
- 家族を巻き込む
- 慰謝料を請求される
- 友だちを失う
- 婚期が遅れる
それぞれ順番に解説します。
3-1:誰かが必ず不幸になる
不倫は、将来的に、当事者の身近にいる人たちを不幸にするリスクがあります。
不倫を続けるには、いろいろな人に嘘をつき、大切な人たちとの貴重な時間を犠牲にする場合があるからです。
例えば、
- 出張を理由に不倫相手と旅行に行き、生活費を使ってしまう
- 子どもの誕生日にもかかわらず、不倫相手と出かける
- 友だちとランチの約束をしていたが、ドタキャンし不倫相手と過ごす
このように、不倫することで誰かを巻き込み、結果的に悲しませてしまう可能性が非常に高いです。
そのため、「不倫は誰からも祝福をされない」「周りの人が傷つくことになる」などと、誰かが不幸になる可能性があることを伝えるようにしましょう。
3-2:家族を巻き込む
不倫関係が楽しいのは、周囲に発覚していないときだけです。
不倫がバレると、家族全体が巻き込まれてしまい、ほぼ確実に不安や混乱が生じることになります。
さらに、不倫が原因で離婚にまで発展すると、子どもにも会えなくなる可能性があります。
そうなると、もう後悔しても遅いです。
そのため、たった1回の不倫が家族を巻き込み、人生を台無しにする可能性があることを伝えるようにしましょう。
3-3:慰謝料を請求される
不倫がバレると、慰謝料を請求されるリスクがあります。
なぜなら、不倫は民法上の「不法行為」にあたるため、不倫の事実が認められる場合は、慰謝料を請求される可能性があるからです。
(不法行為による損害賠償)
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
不倫の慰謝料は、期間や状況・当事者の反省度などで金額が変わり、厳密な基準などはありません。
しかし、過去の裁判例から見ると、不倫慰謝料の相場は、50万〜300万円程度と言われています。
中には、慰謝料を踏み倒そうとする人もいますが、請求する側に弁護士がついている場合は、まず確実に支払わなければならないでしょう。
弁護士は、慰謝料の請求についてあらゆる方法を熟知しているため、支払いの義務から逃れることは難しいです。
不倫がバレると、高額な慰謝料を請求されるリスクがあることを伝えましょう。
3-4:友だちを失う
不倫がきっかけとなり、大切な友だちを失うリスクもあります。
不倫に夢中になると周りが見えづらくなり、友だちを雑に扱ってしまう可能性があるからです。
例えば、周りの友だちが不倫を止めようと説得するのに対して、「心配いらない、私は大丈夫」と意見を聞かずに突き進もうとする場合です。
不倫を止めようとする友だちに不信感が生まれ、今まで築いてきた信頼関係が揺らぐ可能性があるでしょう。
すると次第に友だちが離れていき、気付いたら「ひとりぼっちだった」というケースも少なくありません。
そのため、「他の大切な人たちがいなくなるよ」などと、大切な友だちを失うリスクがあることを伝えましょう。
3-5:婚期が遅れる
不倫にのめり込んでしまうと、婚期が遅れる傾向にあります。
不倫はどちらかに配偶者がいるため、結婚はできません。
また不倫相手と結婚する場合でも、離婚手続きや場合によっては慰謝料の問題などに時間を要すため、すぐには結婚できないのです。
もし不倫相手と別れて、新しい恋人を作ったとしても、不倫関係にあった期間の分だけ婚期が遅れることになります。
さらに、婚期が遅れてしまうと、出産や育児の面で不安を抱えてしまう可能性もあります。
不倫すると、婚期が遅れるという現実的なリスクを伝えましょう。
4章:友だちに「不倫がバレた」と相談されたら深入りはしない
友だちに「不倫がバレた」と相談されても、けっして深入りしないようにしましょう。
なぜなら、友だちの味方をしたり、口裏合わせをしたりするなど問題に深入りをすると、あなた自身も巻き込まれてしまう可能性があるからです。
最悪の場合、不倫行為を手伝ったとして、不倫していた友だちの家族から慰謝料を請求されるといったトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そのため、友だちから「不倫がバレた」と相談されたら深入りせず、不倫問題に詳しい弁護士に相談するようにアドバイスしましょう。
不倫に関する問題は当事者・関係者だけでは解決が難しい場合が多いので、不倫問題でお悩みの方はまずは弁護士へ相談しましょう。
まとめ:友だちが不倫した時の対処法
最後に本記事の内容を振り返ります。
■友だちの不倫を止める人の意見
- 大切な友だちだから、自分の価値を下げてほしくない
- 不倫は幸せにならない、親友だったら全力で止める
- 不倫は信用もお金もなくなるから絶対に止める
- 慰謝料請求されると大変だから止めさせる
■友だちの不倫を止めない人の意見
- 不倫は本人が決めないとやめられない、もしつらい目にあったとしても自業自得
- 不倫したら周りが見えなくなるから、言っても無駄だと思う
- 不倫は二人の問題だから、好きなようにすればいいと思う
■不倫する友だちとの付き合い方
- 不倫に協力しない
- むやみに説得しない
- 賛成できない場合は、はっきりと言う
- 不倫問題に巻き込まれて辛い場合は、距離を置く
- あなたにも危険がおよぶ可能性がある場合は、友だちをやめる
■不倫した友だちに伝えるべき5つのリスク
- 誰かが必ず不幸になる
- 家族を巻き込む
- 慰謝料を請求される
- 友だちを失う
- 婚期が遅れる
■友だちから「不倫がバレた」と相談された時の対応
- 友だちから相談されても深入りしない
- 慰謝料問題に発展する可能性があるので、弁護士に相談する
不倫に関するさまざまな問題についてお悩みの人は、当法律事務所にご相談ください。
弁護士法人新橋第一法律事務所は、
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