不倫をやめたい人が取るべき6つのアクション|慰謝料請求の対処法も解説

監修者

弁護士法人QUEST法律事務所
代表弁護士 住川 佳祐

不倫をやめたい人が取るべき6つのアクション|慰謝料請求の対処法も解説
チェック
この記事を読んで理解できること
  • 不倫をやめたいと感じる5つの理由
  • 不倫をやめたいのにやめられない5つの原因
  • 不倫をやめたい人が取るべき6つのアクション
  • 不倫をやめないと起こりうる5つのリスク
  • 慰謝料を請求されてしまった場合にすべきこと

あなたは、

  • 不倫をやめる方法を知りたい
  • 不倫をやめたいのにやめられない原因を知りたい
  • 不倫をやめない場合に起こるリスクを知りたい

などとお考えではないでしょうか?

やめたくてもやめられない不倫に思い悩んで、つらい気持ちになりますよね。

この不倫関係をきっぱりと断ち切って、自分が幸せになる生き方をしたいのではないでしょうか。

結論から言うと、不倫をやめたい人が取るべきアクションは以下の6つです。

  • 本気で不倫をやめる決意と覚悟を持つ
  • 本音を言って別れる
  • 連絡方法をすべて絶つ
  • 転職や引っ越しをして物理的に距離を置く
  • 自分が本気で得たいものに取り組む
  • 自分を労り、自分の幸せを探す

この記事を読めば、不倫をやめたい人が取るべきアクションや、不倫をやめたいのにやめられない原因、起こりうるリスクを知って今すぐに行動できます。

また、不倫相手の配偶者から慰謝料請求された場合の対応についても触れているため、もしものときにも安心です。

この記事では、

1章で、不倫をやめたいと感じる5つの理由、

2章で、不倫をやめたいのにやめられない5つの原因、

3章で、不倫をやめたい人が取るべき6つのアクション、

4章で、不倫をやめないと起こりうる5つのリスク、

5章で、慰謝料を請求されてしまった場合にすべきこと

について、詳しく解説しています。

この記事を読んで、不倫関係をしっかりと清算できるように、適切な対応を取りましょう。

 

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1章:不倫をやめたいと感じる5つの理由

不倫関係をきっぱりと終わらせられず、ずるずると続けてきたけれど、ふと不倫をやめたい気持ちになる瞬間がありますよね。

不倫をやめたいと感じる理由は、以下の5つです。

  • 不倫相手に家庭を優先されたから
  • 不倫相手と結婚する望みがなくなったから
  • 嫉妬心や不安で苦しいから
  • 不倫が周りにバレそうになったから
  • 不倫相手の家族への罪悪感があるから

不倫は自分を苦しめ、自己肯定感を奪ってしまう行為です。

つらいと思っても誰にも言えずに苦しみだけが増していき、幸せになる将来も見えません。

そのようなことが理由で、不倫をやめたいと感じるのでしょう。

2章:不倫をやめたいのにやめられない5つの原因

不倫が悪いことはわかっていてやめたいけれど、なかなか一歩を踏み出せず、やめられないと思う方も多いのではないでしょうか。

不倫をやめたいのにやめられない原因は、次の5つです。

  • 言い寄られたら断れない
  • 不倫相手を本気で好きになった
  • 配偶者に不満がある
  • 自分に自信がない
  • 恋愛で刺激が欲しい

それぞれ説明します。

2-1:言い寄られたら断れない

不倫をやめたいのにやめられない原因の1つ目は、言い寄られたら断れないことです。

不倫をずるずると続けてしまう人の多くは、相手から良い人に見られたい、相手との関係を悪くしたくない気持ちがあると考えられます。

そのため、関係を迫られてもきっぱりと断れず、関係を続けてしまうのです。

2-2:不倫相手を本気で好きになった

不倫をやめたいのにやめられない原因の2つ目は、不倫相手を本気で好きになったことです。

たとえ相手にとっては二番手だったとしても、好きな相手と一緒にいたい気持ちを抑えられず、不倫関係をやめられないのはよくあることでしょう。

2-3:配偶者に不満がある

不倫をやめたいのにやめられない原因の3つ目は、配偶者に不満があることです。

これは不倫相手が独身で自分が既婚者だった場合と、相手と自分の双方が既婚者である場合(ダブル不倫)の2つのパターンが考えられます。

配偶者や結婚生活に何らかの不満があるため、他の人とその不満を解消したい気持ちが不倫をやめられない原因になるのではないでしょうか。

2-4:自分に自信がない

不倫をやめたいのにやめられない原因の4つ目は、自分に自信がないことです。

自分に自信がない人は、言い寄ってきた相手がたとえ肉体関係のみの目的だったとしても、喜んで受け入れてしまう傾向にあります。

自分が不倫相手に必要とされていたい気持ちが、不倫関係をやめられない原因になると考えられます。

2-5:恋愛で刺激が欲しい

不倫をやめたいのにやめられない原因の5つ目は、恋愛で刺激が欲しいことです。

既婚者との恋愛では、「やってはいけないことをやっている」というスリルを感じます。

その感覚を忘れられないことが、不倫をやめられない原因になっているのではないでしょうか。

3章:不倫をやめたい人が取るべき6つのアクション

不倫をやめたいと思っても簡単にはやめられない原因があるなかで、どのようにして不倫をやめれば良いのだろうかと悩む方も多いですよね。

不倫をやめたい人が取るべきアクションは、次の6つです。

  • 本気で不倫をやめる決意と覚悟を持つ
  • 本音を言って別れる
  • 連絡方法をすべて絶つ
  • 転職や引っ越しをして物理的に距離を置く
  • 自分が本気で得たいものに取り組む
  • 自分を労り、自分の幸せを探す

それぞれ説明します。

3-1:本気で不倫をやめる決意と覚悟を持つ

不倫をやめたい人が取るべきアクションの1つ目は、本気で不倫をやめる決意と覚悟を持つことです。

不倫関係を本当に終わりにするという気持ちを持っていないと、好きな相手から再度言い寄られた場合に決心が揺らいでしまいます。

「何があってもこの不倫関係は終わりにする」という決意と覚悟が必要です。

3-2:本音を言って別れる

不倫をやめたい人が取るべきアクションの2つ目は、本音を言って別れることです。

不倫をやめられない人の多くは、苦しみを一人で抱え、やめたいと言い出せずに不倫関係を続けています。

不倫相手にはっきり本音を伝えて別れるのが、最も未練のない終わらせ方でしょう。

未練なく終わらせることで、自分から相手にまた連絡して、不倫関係が復活してしまう事態も防げます。

3-3:連絡方法をすべて絶つ

不倫をやめたい人が取るべきアクションの3つ目は、連絡方法をすべて絶つことです。

勇気を出して別れを切り出しても、ふとしたときに連絡したくなり、ついまた関係を持ってしまう方もいるでしょう。

連絡が取りたくなってもできないよう、考えられる連絡方法をすべて絶っておくのがオススメです。

3-4:転職や引っ越しをして物理的に距離を置く

不倫をやめたい人が取るべきアクションの4つ目は、転職や引っ越しをして物理的に距離を置くことです。

連絡方法を絶ったとしても、不倫相手が同僚である場合や家が知られている場合などは、関係を完全に終わらせるのが難しくなります。

不倫相手と物理的に距離を置いて、ばったり顔を合わせてしまう可能性をなくしましょう。

3-5:自分が本気で得たいものに取り組む

不倫をやめたい人が取るべきアクションの5つ目は、自分が本気で得たいものに取り組むことです。

不倫をやめてつらいのは、精神的に依存していた不倫相手が去り、依存先がなくなるためです。

自分の欲しいものや、やりたいことのために時間を使ってそのことに夢中になれれば、不倫をきっぱりとやめられるでしょう。

3-6:自分を労り、自分の幸せを探す

不倫をやめたい人が取るべきアクションの6つ目は、自分を労り、自分の幸せを探すことです。

不倫は自分から相手の二番手になり、自分の価値を下げる行為と言えます。

自分を大切にし、自分だけのために日々を過ごしていくことが大切です。

【コラム】不倫をやめてもリバウンド期間がある

不倫相手に「不倫をやめたい」と伝えてようやく別れられても、少し経つとまた会いたくなってしまうことがありますよね。

実は別れてから1~3か月ごろに、リバウンド期間という「よりを戻したい時期」があります。

さらに、別れてから3週間が精神的に最もつらい期間と言われています。

安定とリバウンド期間を繰り返して失恋の傷が癒えていくのです。

この時期は思い出が美化され、うっかり復縁してしまいがちです。

痛い目にあった過去を思い出し、踏みとどまりましょう。

4章:不倫をやめないと起こりうる5つのリスク

不倫関係が心地良いからと言ってずるずると続けるのには、重大なリスクがあります。

不倫をやめないと起こりうるリスクは次の5つです。

  • 不倫相手の配偶者に慰謝料を請求される
  • 社会的信頼や地位を失う
  • 出会いや婚期を逃してしまう
  • 不倫相手の家庭を崩壊させるおそれがある
  • 自分を嫌いになる

それぞれ説明します。

4-1:不倫相手の配偶者に慰謝料を請求される

不倫をやめないと起こりうるリスクの1つ目は、不倫相手の配偶者に慰謝料を請求されることです。

不倫関係が判明した場合、配偶者は不倫をした本人や不倫相手であるあなたに対して慰謝料を請求する権利があります。

これは、不倫という事実によって、精神的な負担を負ったことに対する慰謝料です。

不倫関係を続けるのであれば、このリスクについても知っておくべきです。

4-2:社会的信頼や地位を失う

不倫をやめないと起こりうるリスクの2つ目は、社会的信頼や地位を失うことです。

不倫が判明した場合、配偶者だけではなく職場や近隣にも伝わってしまう場合があります。

職場や近所で噂されたり、非難されたりして、いづらくなることもあるでしょう。

職場で社会的地位の高いポジションにいた場合、それを失ってしまう可能性もあるため、非常にリスクが高いと言えます。

4-3:出会いや婚期を逃してしまう

不倫をやめないと起こりうるリスクの3つ目は、出会いや婚期を逃してしまうことです。

不倫にのめり込んでいると周りが見えなくなり、幸せになれそうな出会いが近くにあったとしても見逃してしまうでしょう。

さらに、ずるずると不倫関係を続けることで、気づくと年齢を重ねており、結婚が遠ざかっていたという場合もあり得ます。

4-4:不倫相手の家庭を崩壊させるおそれがある

不倫をやめないと起こりうるリスクの4つ目は、不倫相手の家庭を崩壊させるおそれがあることです。

不倫の事実は信頼関係を壊してしまうため、不倫行為から離婚につながるのはよくあることです。

離婚には至らないとしても、家庭を以前の関係のままで続けることは難しいでしょう。

不倫は、1つの家庭を壊すきっかけになることを覚えておきましょう。

4-5:自分を嫌いになる

不倫をやめないと起こりうるリスクの5つ目は、自分を嫌いになることです。

不倫行為をすると、意識はしていなくても罪悪感が残り、その積み重ねが自分を嫌いになる原因になります。

自分を嫌いなままでは、自分のために幸せをつかみ取れなくなってしまうでしょう。

5章:慰謝料を請求されてしまった場合にすべきこと

配偶者に気づかれていないから大丈夫だと思っていても、配偶者は不倫の証拠をじっくりと集めており、慰謝料を請求してくる場合もあり得ます。

もし不倫相手の配偶者から慰謝料を請求されてしまったときは、以下の2つの対応を取っていきましょう。

  • すぐに弁護士に相談する
  • 弁護士に代理人として交渉してもらう

弁護士に依頼すれば、あなたに代わって交渉してくれるため、配偶者と顔を合わせる必要がありません。

焦って自分だけで交渉しようとすると、高額な慰謝料を支払うなど不利な立場になってしまいがちです。

慰謝料の相場を知っていて、法的知識を持った弁護士であれば、慰謝料を減額できる場合もあります。

慌てず、弁護士に相談するのがオススメです。

まとめ:不倫をやめたい場合は早めに別れるのが最適

不倫をやめたい人が取るべきアクションは、以下の6つです。

  • 本気で不倫をやめる決意と覚悟を持つ
  • 本音を言って別れる
  • 連絡方法をすべて絶つ
  • 転職や引っ越しをして物理的に距離を置く
  • 自分が本気で得たいものに取り組む
  • 自分を労り、自分の幸せを探す

よりを戻したいと思う前に、連絡方法を絶ち、物理的に距離を置いて相手と接触できなくするのがオススメです。

不倫の代わりに、本気で取り組める別のことを探すのも良いでしょう。

また、不倫をやめないと起こりうるリスクは次の5つです。

  • 不倫相手の配偶者に慰謝料を請求される
  • 社会的信頼や地位を失う
  • 出会いや婚期を逃してしまう
  • 不倫相手の家庭を崩壊させるおそれがある
  • 自分を嫌いになる

あなたの将来に関わるリスクが大きいため、早めに不倫関係を終わらせるのがオススメです。

万が一、不倫相手の配偶者に慰謝料を請求されてしまった場合には、自分だけで解決しようとする前に、法的知識を持った弁護士に相談・依頼しましょう。

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