- 更新日:2024.09.13
- #単身赴任浮気
単身赴任中の浮気をチェックする方法と浮気が発覚した場合の対処法
この記事を読んで理解できること
- 単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由
- 単身赴任中の浮気をチェックする4つの方法
- 単身赴任中の浮気を防止するための4つの方法
- 単身赴任中の浮気が発覚した場合にやりたいこと
- 浮気トラブルを弁護士に依頼するメリット
あなたは、
「単身赴任中の夫が浮気をしていないか心配」
「単身赴任中の浮気を防止するための方法は?」
「夫の浮気が発覚したらどうすればいいの?」
などとお考えではないですか。
結論から言うと、単身赴任中の夫が浮気に走ってしまうケースは少なくないため、普段からさりげなく夫の動向をチェックし、有効な防止策をとることが重要です。
なぜなら単身赴任中の夫は、家族との距離が離れることで、独身気分になったり寂しさを感じたりするため、つい浮気をしてしまう可能性も高く、その結果離婚につながる危険性があるからです。
もし単身赴任中の夫の言動に、少しでも怪しいと感じることがあった場合は、できるだけ早めに夫の浮気をチェックした方が良いでしょう。
また夫の浮気を防止するためには、一般的な夫婦とは違う、単身赴任中という状況に合わせた方法をしっかり行っていくことが重要です。
この記事では、1章で単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由を、2章では単身赴任中の浮気をチェックする5つの方法を、3章では単身赴任中の浮気を防止するための4つの方法などについて解説します。
さらに4章では、単身赴任中の浮気が発覚した場合にやりたいことを、5章では浮気トラブルを弁護士に相談するメリットについて解説します。
個々の内容をしっかりと理解して、今後の行動に役立ててください。
【全部読むのが面倒な方へ|当記事の要点】
■単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由としては、「独身気分になる」「寂しさや退屈だと感じる」「浮気をしてもバレないと安心している」といったものがあげられます。
■単身赴任中の浮気をチェックする方法
- 突然会いに行ったり時間を決めずに連絡を取る
- 週末の予定や居場所をチェックする
- SNSを定期的にチェックする
- 探偵事務所に依頼する
■単身赴任中の浮気を防止するための方法
- 週末は家に戻って一緒に過ごす
- 頻繁に会いに行く
- しっかり連絡を取り合う
- 素直に気持ちを伝える
■単身赴任中の夫の浮気による慰謝料請求や離婚問題は、できるだけ早い段階から不倫問題の経験が豊富な弁護士に依頼することをおすすめします。
目次
1章:単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由
単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由は、次の3つです。
- 独身時代に戻ったような気分になるから
- 一人では寂しい・退屈だと感じてしまうから
- 浮気をしてもバレないと安心しているから
それぞれ解説していきます。
1-1:独身時代に戻ったような気分になるから
単身赴任で1人の生活に慣れてくると、妻や子どもなど家族による制限や制約がないため、まるで独身時代に戻ったような気分になりがちです。
そのため、飲み会や遊びを断る理由もないので、女性と出会う機会も増えて、いつのまにか浮気へと発展してしまう場合があります。
独身時代に戻ったような開放感から、異性に対するアプローチも積極的になる人も多いです。
1-2:一人では寂しい・退屈だと感じてしまうから
単身赴任による一人の生活が続くにつれて、一人暮らしに寂しさを感じたり、退屈だと感じたりすることも多くなります。
そのため、孤独や退屈を紛らわせるために、一緒にいて話し相手になってくれる人が欲しくなり、異性との交遊や浮気へと走ってしまうことも多いです。
最近では、マッチングアプリやSNSなどを使って、簡単に異性と出会ったりやり取りを進めることができるため、単身赴任をきっかけに始めるケースもあります。
1-3:浮気をしてもバレないと安心しているから
単身赴任の場合、家族が住んでいる地域と離れて生活しているため、浮気をしてもバレないと安心しているケースが多いです。
もともと、夫も離婚したいと思って浮気をするわけではないため、ただ単純に「バレない」と思っているから浮気をしているだけと言えます。
逆に言えば、夫とのコミュニケーションをしっかりとって夫の様子や行動をチェックし、浮気をしたらすぐにバレてしまうと思わせることで、浮気を防止することにも繋がるでしょう。
2章:単身赴任中の浮気をチェックする4つの方法
単身赴任中の浮気をチェックする方法は、次の4つです。
- 突然会いに行ったり時間を決めずに連絡を取る
- 週末の予定や居場所をチェックする
- SNSを定期的にチェックする
- 探偵事務所に依頼する
2-1:突然会いに行ったり時間を決めずに連絡を取る
夫に突然会いに行ったり、時間を決めずに連絡を取ることによって、夫の対応や言動から浮気をチェックすることができます。
突然会いに行っても夫は不在で、所在を聞いてもはっきり答えなかったり、あるいは浮気相手と鉢合わせになる可能性もあります。
また、連絡を取ってもすぐには出なかったり、出たとしても慌てていて様子が怪しい場合などは、浮気をしている可能性が高くなります。
2-2:週末の予定や居場所をチェックする
夫が週末になっても帰れない場合は、週末の予定や居場所を詳しく聞いてみることによって、浮気をしている気配はないかチェックすることができます。
また、スマホでお互いに相手の位置情報を共有できるGPSアプリを、夫と話し合って入れることができれば、常に相手の居場所を知ることができるので浮気防止にも有効と言えるでしょう。
2-3:SNSを定期的にチェックする
夫のSNSを定期的にチェックすることによって、浮気の証拠を見つけられる可能性があります。
例えば、単身赴任を始めてから、以前とは趣味や趣向が変わったり、急に観光地や行楽施設への外出が増えるなど、浮気を疑わせる投稿や画像などがある場合です。
また、同じハッシュタグをたどることによって、浮気相手と思える女性が特定できる可能性もあります。
2-4:探偵事務所に依頼する
どうしても浮気が心配な場合や、ここまで挙げてきたチェック方法では浮気の証拠がつかめない場合は、探偵事務所に依頼することも有効な方法です。
お金はかかりますが、探偵事務所であれば浮気の証拠を掴める可能性が高くなりますし、もし調査の結果浮気をしていないことが分かれば、安心して夫のことを信用することができます。
3章:単身赴任中の浮気を防止するための4つの方法
単身赴任中の浮気を防止するための方法は、次の4つです。
- 週末は家に戻り一緒に過ごす
- 頻繁に会いに行く
- しっかり連絡を取り合う
- 素直に気持ちを伝える
それぞれ解説していきます。
3-1:週末は家に戻って一緒に過ごす
単身赴任中であっても、仕事が休みになる週末はできるだけ家に戻って、家族と一緒に過ごすように相談して決めることが重要です。
どうしても金銭面で難しい場合は、少なくとも月に1回は家に戻って一緒に過ごせるように、お互いに心がけることが大事です。
なぜなら、仕事のために一人で暮らす夫を、家族でねぎらい愛情を注ぐことによって、家族との距離感を取り除き孤独や寂しさから解放することができると考えられるからです。
3-2:頻繁に会いに行く
夫が単身赴任中であっても、頻繁に会いに行くように心がけることが重要です。
なぜなら、一人暮らしで不自由な思いをしている夫を気遣い、手料理を持参したり作り置きをして、部屋の片づけや身の回りの世話をすることによって、心も体も健全な生活を保つことに繋がるからです。
また、時間の都合がつけば会いに行くことによって、夫の普段の生活をチェックできるだけでなく、浮気をしたらバレると夫に思わせることもできるので、浮気防止として有効と言えるでしょう。
3-3:しっかり連絡を取り合う
最近ではLINEやSNS、Skype、ZOOMなどのオンラインツールを簡単に利用できるので、コメントや画像だけでなく動画や家族ミーティングを行うことができます。
これらのツールを効果的に利用して、こまめに連絡を取り合うことによって、単身赴任で一人暮らしの生活が、常に家族と繋がっている安心感と連帯感のある生活へと変化していきます。
こうして夫婦・家族の絆をしっかり持ち続けることで、寂しさや孤独感から浮気に走る心のすきを十分に埋めることができます。
3-4:素直に気持ちを伝える
単身赴任中の夫に対して、家族の日々の出来事や連絡事項をただ単に伝えるだけでなく、必ず「ありがとう」「お疲れ様」という感謝とねぎらいの言葉を、愛情をこめて素直に伝えることが重要です。
なぜなら、夫婦関係においては、お互いに感謝し信頼しあう「心の絆」が最も大切だからです。
同じ家で暮らし、一緒に生活を送っている夫婦であっても、自分のことを「分かってくれない」という、お互いの気持ちのずれが生じることが多いです。
そのため、夫婦なのに離れて暮らさなければいけない単身赴任の状況であればなおさら、素直に自分の気持ちを表現し伝いあえる夫婦関係を築いていくことが重要です。
4 章:単身赴任中の浮気が発覚した場合にやりたいこと
単身赴任中の浮気が発覚した場合にやりたいことは、次の2つです。
- 慰謝料請求や離婚するかを決める
- 早めに弁護士に相談する
それぞれ解説していきます。
4-1:慰謝料請求や離婚するかを決める
単身赴任中の夫の浮気(不貞行為)は、法的に認められた離婚事由となるため、夫や不倫相手に対する慰謝料請求や、離婚をするかどうかを決める必要があります。
なぜなら単身赴任中の浮気は、夫が生活する地域が離れているため、すぐに不貞行為の証拠を集めることが難しい場合が多く、また離婚の有無によって慰謝料請求の相手や金額などが変わってくるからです。
不倫の慰謝料の一般的な相場としては、その後の夫婦(婚姻)関係に応じて、次のような相場となっています。
不倫が原因で離婚に至った場合の方が、被害者の精神的苦痛が大きいため、慰謝料金額の相場も高額になる傾向にあります。
また浮気相手が既婚者で、いわゆるダブル不倫を行っている場合は、自分自身が離婚を決断することによって、自分の夫が相手方の夫から慰謝料請求を受けても経済的ダメージを直接受けなくて済むことになります。
そのため、離婚をするかどうかをはっきり決断し、今後の対処法をしっかり見極めることが重要です。
4-2:早めに弁護士に相談する
夫の浮気が発覚した場合は、できるだけ早めに弁護士に相談することをおすすめします。
なぜなら、夫や不倫相手に対する慰謝料請求や離婚を検討する場合、自分一人で判断することが難しい場合が多いからです。
また実際に、夫や不倫相手との慰謝料の交渉や、離婚協議に進んだ場合は、さらに弁護士の専門的な知識や経験が必要となります。
そのため、不倫問題の解決と慰謝料請求や離婚で失敗しないためには、できるだけ早い段階から弁護士に相談することが重要です。
5章:浮気トラブルを弁護士に依頼するメリット
浮気トラブルを弁護士に依頼するメリットは、次の3つです。
- 配偶者や不倫相手への慰謝料請求ができる
- 弁護士が代理人として交渉を進めてくれる
- 離婚調停・裁判でもサポートが受けられる
それぞれ解説していきます。
5-1:配偶者や不倫相手への慰謝料請求ができる
不倫の慰謝料を請求するためには、次の5つの条件を満たしている必要があります。
- 不貞行為(肉体関係)の事実はあった
- 不倫相手が既婚者であることを知っていた
- 夫婦関係は破綻していなかった
- 不倫相手が自らの意思で肉体関係を持った
- 3年の時効が経過していないこと
さらに、不倫の慰謝料の金額を決める主な要素としては、過去の判例のほかに次の4つがあげられます。
- 婚姻期間、同居期間
- 婚姻生活の状況
- 子どもの有無
- 不法行為の内容や期間、頻度
それぞれの内容が加味されて、双方の合意あるいは、審判・判決によって不倫の慰謝料が決められます。
弁護士は、不倫の離婚・慰謝料問題に関するアドバイスだけでなく、必要な手続きや資料の準備、自立後の生活のための支援制度の紹介など、幅広い範囲にわたってサポートすることができます。
5-2:弁護士が代理人として交渉を進めてくれる
弁護士に浮気トラブルの解決を依頼することによって、慰謝料請求や離婚に必要な証拠を集める方法や今後の進め方などの的確なアドバイスを受けることができます。
また、弁護士が代理人として配偶者や不倫相手との交渉を進めるだけでなく、内容証明郵便による慰謝料の請求書の送付など、必要な手続きまで行なうことができます。
弁護士からの書面を送付することによって、相手も事の重大さに気づき対応が一変する場合も多いです。
5-3:後々のトラブルもサポートしてもらえる
弁護士は、不倫の慰謝料請求や配偶者と不倫相手との関係を断ち切るためのアドバイスができるだけでなく、慰謝料の未払いなど後々起こりうるトラブルにも対応することができます。
また、慰謝料請求に必要な手続きや資料の準備から、離婚の話し合いの始まりである離婚協議の段階から、その後の離婚調停・訴訟まで、離婚問題解決までのどの局面でもしっかり対応することができます。
さらには、自立後の生活のための支援制度の紹介など、幅広い範囲にわたってサポートすることができます。
単身赴任中の夫の浮気による慰謝料請求や離婚問題は、できるだけ早い段階から不倫問題の経験が豊富な弁護士に依頼することをおすすめします。
まとめ
ここまで、単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由や、単身赴任中の浮気をチェックする4つの方法などについて解説してきました。
最後に、今回の内容をまとめます。
■単身赴任中の夫が浮気に走る主な理由としては、「独身気分になる」「寂しさや退屈だと感じる」「浮気をしてもバレないと安心している」といったものがあげられます。
■単身赴任中の浮気をチェックする方法
- 突然会いに行ったり時間を決めずに連絡を取る
- 週末の予定や居場所をチェックする
- SNSを定期的にチェックする
- 探偵事務所に依頼する
■単身赴任中の浮気を防止するための方法
- 週末は家に戻って一緒に過ごす
- 頻繁に会いに行く
- しっかり連絡を取り合う
- 素直に気持ちを伝える
■単身赴任中の夫の浮気による慰謝料請求や離婚問題は、できるだけ早い段階から不倫問題の経験が豊富な弁護士に依頼することをおすすめします。
この記事の内容を参考にして、これからの行動に役立ててください。