妊娠中に夫が浮気!浮気の兆候と予防法3つ、発覚したときにやること
この記事を読んで理解できること
- 妻の妊娠中に夫が浮気に走る主な理由
- 妊娠中の浮気の兆候と予防する3つの方法
- 妊娠中に夫の浮気が発覚した場合にやるべきこと
あなたは、
「私の妊娠中に夫が浮気をしないか心配」
「妊娠中の浮気を防止する方法は?」
「夫の浮気が発覚したらどうすればいいの?」
などとお考えではないですか。
結論から言うと、妻の妊娠中に夫が浮気に走ってしまうケースは少なくないため、普段からさりげなく夫の動向をチェックし、有効な防止策をとることが重要です。
なぜなら妊娠中の妻は、つわりや体調の変化で肉体的にも精神的にも疲れてしまい、夫にかまう余裕がなく、性生活ができない場合が多いため、寂しさを感じた夫がつい浮気をしてしまう可能性が高くなるからです。
もしあなたの妊娠中に、夫の言動に少しでも怪しいと感じる点があった場合は、できるだけ早めに夫の浮気をチェックすることをおすすめします。
この記事では、1章で妻の妊娠中に夫が浮気に走る主な理由を、2章では妊娠中の浮気の兆候と予防する3つの方法を、3章では妊娠中に夫の浮気が発覚した場合にやるべきことなどについて解説します。
個々の内容をしっかりと理解して、今後の行動に役立ててください。
目次
1章:妻の妊娠中に夫が浮気に走る主な理由
妻の妊娠中に、夫が浮気に走る主な理由として、次の4つがあげられます。
- 妻にかまってもらえず寂しかった
- 性生活が減って我慢できなかった
- 妻の情緒不安定に耐えられなかった
- 親になるプレッシャーから
それぞれ解説していきます。
1-1:妻にかまってもらえず寂しかった
妻が妊娠中で以前のようにかまってもらえないため、寂しさから浮気に走ってしまうケースがあります。
妊娠中の女性は、お腹の中の赤ちゃんのことを最優先に考えるようになり、自身の体調もつわりやホルモンバランスの変化などの影響で辛い時間が多くなります。
さらに妊娠中は、定期的に病院の検診を受ける必要があるだけでなく、今まで通り家事や育児をしたり仕事を続けている場合は、肉体的にも精神的にも疲れがたまってしまい、夫にかまう余裕がなくなってしまうことが多いです。
そのため、夫として妻の体調を思いやる気持ちはあっても、10ヶ月という妊娠期間中にかまってもらえない寂しさを感じてしまい、浮気に走ってしまうケースがあります。
1-2:性生活が減って我慢できなかった
妻の妊娠によって性生活が減って我慢ができなかったために、夫が浮気に走ってしまうケースがあります。
妊娠中の女性は、女性ホルモンの影響で嗅覚が敏感になるため、食べ物だけでなく室内の臭いや人混みの臭いも、不快に感じて吐き気をもよおしてしまうことが多くなります。
さらには、他人との身体的な接触も、生理的に不快と感じてしまうことがあるため、妊娠初期のつわりのひどい状態では、夫であっても接触を避けるようになる場合があります。
また一般的には、性生活は安定期まで控えるべきとされていますし、安定期になってもお腹が大きくなり身体的負担が大きくなるため、女性の方が積極的になれない場合が多いです。
1-3:妻の情緒不安定に耐えられなかった
妊娠中の妻が情緒不安定なため、夫が耐え切れずに浮気に走るケースがあります。
妊娠中の女性は、ホルモンバランスの変化によって、つわりなどの身体的症状が出るだけでなく、精神的に落ち込んで情緒不安定になってしまう場合があります。
そういった時に、夫としては妻に寄り添い精神的に支えていくことが大事ですが、夫の中には妻の変化にうまく対応できず、妻の情緒不安定な言動に耐えきれなくなってしまう人がいます。
そのため、家庭にいることにストレスを感じてしまい、外で過ごす時間が増えることによって、出会った女性と浮気に走ってしまうケースがあります。
1-4:親になるプレッシャーから
夫が親になるプレッシャーに耐え切れず、家庭にいることにストレスを感じてしまい、その現実から逃れるために浮気に走ってしまうケースがあります。
妊娠中の女性の場合は、お腹の中に赤ちゃんがいるため母親としての実感がありますが、夫の場合は、家族や周囲からは祝福だけでなく父親になる責任を求められるものの、実感がわかないままプレッシャーだけが感じられるようです。
特に1人目の子供の場合は、父親になる実感のないまま責任や将来の子育てのプレッシャーを感じてしまい、そのストレスから逃れたいと思ってしまう場合があります。
2章:妊娠中の浮気の兆候と予防する3つの方法
「夫の最近の行動が少しおかしい」
「何かいつもと違う」
と感じた場合、それは浮気の兆候かもしれません。
この章では、妊娠中の浮気の兆候と、浮気に発展する前に予防するための3つの方法について解説していきます。
2-1:浮気の兆候
浮気の兆候としては、次のような夫の行動・態度などがあげられます。
- スマホを必ず持ち歩き、隠れて使っている
- 外出や残業、出張、休日出勤が増えた
- 身だしなみや服装を気にするようになった
- 赤ちゃんの話題に関心が薄くなった
- 出産や育児のイベントに消極的になった
- 里帰り中の連絡や訪問が減った
以上のような浮気の兆候が見られた場合は、いきなり夫を問い詰めたりせずに、冷静に対応することが重要です。
まずは、夫の浮気が進展しないように、次に解説する浮気を予防する方法を試してみることをおすすめします。
2-2:浮気を予防する方法
浮気を予防する方法としては、次の3つがあげられます。
- コミュニケーションを大切にする
- 性生活について話し合う
- ストレスを溜めないようにする
それぞれ解説していきます。
2-2-1:コミュニケーションを大切にする
妊娠中の夫の浮気を予防するためには、普段よりさらに夫とのコミュニケーションを大切にすることが重要です。
妊娠中は、つわりやホルモンバランスの乱れなどから身体的にも精神的にもつらいことが多いので、夫に対して素直にそのつらさを伝えて助けを求めることも必要です。
なぜなら夫は、具体的にそのつらさや手助けが必要なことを話してもらえなければ、どうしてあげればいいのか分からないからです。
妊娠中だけでなく出産後も夫婦で力を合わせて子育てをするためにも、普段よりさらに積極的に夫とコミュニケーションをとることが大切です。
2-2-2:性生活について話し合う
夫の浮気を予防する方法として、妊娠中の性生活について夫婦で話し合う事が重要です。
なぜなら、性生活は夫婦生活の重要な要素であり切り離せないものであるため、妊娠中という状況でお互いにどうしたいのか、率直に話し合い理解しあう必要があるからです。
話し合いによってお互いの気持ちを理解することができれば、夫婦の絆を深めることができるだけでなく、夫のストレスを減らし浮気に走る可能性を減らすことができます。
2-2-3:ストレスを溜めないようにする
夫の浮気を予防するためには、お互いにストレスを溜めないようにすることが重要です。
なぜなら、ここまで解説してきたように妊娠中は、それまでの夫婦生活と違ってお互いにストレスが発生しやすい状況になるため、お互いに無理をしてそのままストレスを溜め込んでしまうと、夫婦関係にも悪影響を及ぼす危険性があるからです。
お互いにストレスを溜めないようにするためには、仕事のペースを抑えたり実家や友人に頼るなど、身体的な負担や精神的ストレスを軽減できるように夫婦で工夫していくことが重要です。
ストレスを溜め込まず、良好な夫婦関係を維持できるように努めることで、夫が浮気する可能性を減らすことができます。
3章:妊娠中に夫の浮気が発覚した場合にやるべきこと
妊娠中に夫の浮気が発覚した場合にやるべきこととしては、次の3つがあげられます。
- 浮気の証拠を集める
- 慰謝料請求や離婚するかを決める
- 早めに弁護士に相談する
それぞれ解説していきます。
3-1:浮気の証拠を集める
妊娠中に夫の浮気が発覚した場合は、浮気の証拠を集めることが重要です。
浮気の証拠を集めて実際に不貞行為(肉体関係)があったことが確認できれば、浮気相手や弁護士等の第三者にも不貞行為を認めさせることができます。
浮気の証拠としては、次にあげるものが認められる可能性があります。
■強力な証拠
- 写真
- 録音した音声データや録画した撮影データ
- メールや手紙
- SNSやブログ
- 不貞行為を認める内容の念書興信所や探偵の調査報告書
■身近で証拠になり得るもの
- クレジットカードの利用明細、レシート
- Suica、PASMOなどの利用履歴
- GPS
■その他の証拠
- 住民票の写し
- 妊娠、堕胎を証明できるもの
夫の浮気が発覚した場合は、これらの証拠をできるだけ早い段階からより多く集めておくことが重要です。
浮気の証拠になり得るものとその集め方について、次の記事で詳しく解説しています。
【こんなものも証拠に!?】浮気の証拠になりうるものとその集め方を弁護士が解説
3-2:慰謝料請求や離婚するかを決める
浮気の証拠を集めて浮気の事実が確認できた場合は、浮気をやめさせて夫婦生活を続けるか、あるいは離婚するかを決める必要があります。
浮気をやめさせる場合は、浮気相手に対して慰謝料を請求できます。
(不法行為による損害賠償)
第七百九条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
不倫慰謝料請求の時効は、夫の不貞行為が発覚して、不倫相手が分かった日(時効の起算日)から原則3年となっているため、それまでに慰謝料を請求する必要があります。
夫婦生活を続ける場合は、夫と十分に話し合ってしっかり反省させる必要がありますし、場合によっては誓約書を書かせる方法もあります。
もし、どうしても夫の不倫が許せず離婚を決意した場合は、いきなり離婚を切り出すのではなく、妊娠中の子供の将来も考えて、離婚の準備を十分に整えていくことが重要です。
慰謝料の請求について、詳しくは次の記事で解説しています。
【弁護士が解説】不倫慰謝料を高額請求するために知っておくべき知識
離婚の準備について、詳しくは次の記事で解説しています。
【弁護士が解説】離婚を決意したら始める5つの準備と離婚のタイミング
3-3:早めに弁護士に相談する
夫の浮気が発覚した場合は、できるだけ早めに弁護士に相談することをおすすめします。
なぜなら、浮気相手に対する慰謝料請求や離婚を検討する場合、自分一人では判断することが難しい問題が多いからです。
また実際に、浮気相手との慰謝料の交渉や、離婚協議に進んだ場合は、さらに弁護士の専門的な知識や経験が必要となります。
そのため、不倫問題の解決と慰謝料請求や離婚で失敗しないためには、できるだけ早い段階から弁護士に相談することが最も重要です。
浮気トラブルを弁護士に依頼するメリットとしては、次の3つがあげられます。
- 浮気相手への慰謝料請求ができる
- 弁護士が代理人として交渉を進めてくれる
- 離婚調停・裁判でもサポートが受けられる
妊娠中の夫の浮気による慰謝料請求や離婚問題は、できるだけ早い段階から浮気・不倫問題の経験が豊富な弁護士に依頼することをおすすめします。
慰謝料請求に強い弁護士について、次の記事で解説しています。
【慰謝料請求に強い弁護士の特徴とは?】選ぶ基準を現役弁護士が解説
まとめ
ここまで、妻の妊娠中に夫が浮気に走る主な理由や、妊娠中の浮気の兆候と予防する3つの方法などについて解説してきました。
最後に、今回の内容をまとめます。
■妻の妊娠中に夫が浮気に走る主な理由としては、妻にかまってもらえない寂しさや、性生活の減少、妻が情緒不安定になって耐えきれない、などといったものがあげられます。
■妊娠中に注意したい夫の浮気の兆候
- スマホを必ず持ち歩き、隠れて使っている
- 外出や残業、出張、休日出勤が増えた
- 身だしなみや服装を気にするようになった
- 赤ちゃんの話題に関心が薄くなった
- 出産や育児のイベントに消極的になった
- 里帰り中の連絡や訪問が減った
■夫の浮気を予防する方法としては、夫婦間のコミュニケーションをしっかりとり、お互いにストレスを溜め込まないようにすることなどがあげられます。
夫の浮気による慰謝料請求や離婚問題は、できるだけ早い段階から浮気・不倫問題の経験が豊富な弁護士に依頼することをおすすめします。
この記事の内容を参考にして、これからの行動に役立ててください。