パチンコ店勤務で350万円の未払い残業代の回収に成功
目次
ご依頼者
- 性別
- 女性
- 年齢
- 40代
- 職業
- パチンコ店勤務
- 1ヶ月の平均残業時間
- 50時間以下
- 回収額
- 350万円
ご依頼内容
マネージャーという管理職であることを理由に残業代が支払われなかった
私はパチンコ店に勤務していたのですが、夜は大体7時くらい、遅くなるときは11時くらいに帰っていました。
毎月、大体35時間くらい残業していました。
しかし、入社後にマネージャーと言う立場になったため、管理職であることを理由に残業代が出なかったのです。
周りからも、管理職は残業代が出ないと聞いていたため、最初はそうだと思い込んでいたのですが、ある時、管理職を理由に残業代がごまかされる場合もあるということを知りました。
親身に話を聞いてくれて、信用できそうだと思い、新橋第一法律事務所に依頼
そこでネットで調べてみると、新橋第一法律事務所のHPでパチンコ店勤務について書かれているコラムを見つけました。
読んでみると、社員を名ばかり管理職として扱うケースもあるということが分かり、私のことではないかと思い、無料相談を使って相談してみることにしたのです。
電話してみると、私の話を親身に聞いてくれ、信用できそうだと思ったため、そのまま依頼しました。
ご依頼の結果と解決ポイント
相手方は弁護士を立てて、依頼者様が管理監督者に該当すると主張してきました。
管理監督者とは、会社での肩書で決まるものではなく、社内での権限や、出退勤の裁量、給与の金額などを考慮して、経営者と一体的な立場にあるといえるかどうかによって判断されるものです。
この依頼者様の場合では、人事権限も出退勤の裁量もなく、経営会議に参加したこともなかったことから、管理監督者に該当しないと判断し、相手方に反論しました。
相手方が交渉段階で支払義務を認めたため、和解を成立させることができました。
ご依頼者コメント
私の管理職扱いについて会社と争うことになったようですが、弁護士さんがしっかり交渉してくれて、350万円もの残業代を回収してもらうことができました。
本当にありがとうございました。