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5分で分かる!ブラック企業から転職する流れと知っておくべき2つのこと

QUEST法律事務所

代表弁護士住川 佳祐

これから転職する女性

「ブラック企業から転職したい!」

「もう次はブラック企業に入りたくない!」

あなたは、こんな悩みを持っていませんか?

毎日プライベートの時間まで削って働いたり、残業代も出ないのに、会社のために遅くまで働くことは辛いですよね。

ブラック企業にいると今の生活が当たり前になってしまいますが、“ホワイト企業”に転職することで、あなたの生活は大きく変わるかもしれません。

しっかりと法律と守り、社員を大切にする“ホワイト企業”で働けば、違法な長時間残業やサービス残業はなくなり、仕事以外も充実した生活を送れるからです。

ただし、ホワイト企業への転職を成功させるためには、

  • 本当に転職が必要なのか判断するポイント
  • またブラック企業に入らないためのブラック企業の見分け方
  • 転職するときにやるべきこと

といったことに関する「正しい知識」が必要です。

この記事では、あなたがブラック企業から転職するために考えるべきことと、行動する上でのポイントについて詳しく解説します。

最後までしっかり読んで、ブラック企業を抜け出しましょう。

ブラック企業からの転職に関するポイント


1章:ブラック企業は辞めるべき!ホワイト企業への転職で変わる生活

あなたが現在ブラック企業で働いているとしたら、ホワイト企業に転職することで以下のような生活の変化が実感できる可能性があります。

ブラック企業から転職することで起こる変化

もちろん個人差はありますが、ブラック企業からホワイト企業に転職することで、あなたの、

  • 仕事に対するモチベーションや働き方
  • プライベートの生活
  • 心の余裕

などが変わることは間違いありません。

逆に、ブラック企業を見分けることができず、さらなるブラック企業に転職してしまった場合、あなたの生活はもっと悪化するかもしれません。

そのため、ブラック企業を見分けるための正しい判断基準を得て、確実に転職を成功させる必要があります。

社員
なるほど!それじゃあさっそくその方法を教えてください。
弁護士
その前に考えて欲しいことがあります。それは、本当に転職する必要があるのかということです。
 
社員
今の会社がブラック企業なんだから、転職しなきゃいけないに決まっていますよ。
弁護士
確かにそうかもしれません。でも、その前に、本当に今の会社がブラック企業なのか判断してみませんか?それで本当にブラックなら、転職するための行動を起こしていきましょう。
 
社員
確かに本当はそこまで悪い会社じゃないのに、ブラックだと思い込んでいる可能性もあるかもしれません。今の会社がブラックか判断するポイントを教えてください。
それでは、あなたの会社が本当にブラックか判断できるチェックリストをしてみましょう。


2章:こんな会社はブラック!ブラック企業からは転職しよう

以下に、あなたの会社がブラック企業か判断できるチェックリストを用意しました。いくつ当てはまるか数えてみてください。

ブラック企業チェックリスト

あなたはいくつ当てはまりましたか?それでは、あなたのブラック度を診断してみましょう。

1〜3個:ブラック度★★

3〜5個:ブラック度★★★★

5個以上:ブラック度測定不能

1つでも当てはまれば、あなたの会社はブラック企業である可能性があります。3つを超える場合は、ほぼブラック企業、5個を超える場合はブラック企業である可能性が限りなく高いです。

複数当てはまった場合は、今の環境から抜け出すために“ホワイト企業への転職”を真剣に検討することをおすすめします。

弁護士
それでは、いよいよブラック企業を見分けるための判断基準をご紹介します。
 


3章:ブラック企業を避けて転職する判断基準とブラックな業界ランキング

一部のブラック企業はメディアで報道されたり、政府が公表したりしているため、あなたも社名を覚えているかもしれません。

しかし、大半のブラック企業は表に出ておらず、自分で判断して避ける必要があります。

そこで、まずは、

  • 求人情報やネットからの情報収集時の判断基準
  • 説明会や選考の場での判断基準
  • 雇用契約を締結時の判断基準
  • 入社後の判断基準

について解説します。

また、参考までに残業時間が長くなりがちなブラック業界について、ランキング形式で紹介します。

31:ブラック企業を避けるための判断基準

それでは、まずはブラック企業を見分ける基準について、それぞれ解説します。

3-1-1:求人情報やネットからの情報収集時の判断基準

ブラック企業の求人情報には、以下のような特徴があります。

求人情報から分かるブラック企業の特徴

法律を守り、社員を大切にする“ホワイト企業”ならば、求人情報には応募者にとってデメリットになるような情報も掲載しています。

また、「とにかく人手が必要!」というブラック企業と違い、どんな業務を行う人が欲しいのか明確なため、募集する仕事内容についても明確に書いているはずです。

求人情報やインターネット上で集めた情報から「明らかにブラック企業」と思われる会社があれば、その会社は応募しないようにしましょう。

3-1-2:説明会や選考の場での判断基準

説明会選考の場でありがちなブラック企業の特徴には、以下のものがあります。

選考の段階で分かるブラック企業の特徴

社員による会社の説明が曖昧であったり、あなたの質問やアピールにきちんと応えない会社は、ブラック企業である可能性が高いです。

3-1-3:雇用契約を締結時の判断基準

雇用契約を締結する段階になって、もしも以下のようなことがあれば、その会社への入社は考え直すべきでしょう。

雇用契約締結時に分かるブラック企業の特徴

3-1-4:入社後の判断基準

入社するまではまともな会社に見えても、入って研修などを受ける段階になって「ブラック企業だった!」と気付くケースもあります。

入ってからの判断基準としては、以下のようなものがあります。

入社後に分かるブラック企業の特徴

もし入社してから、これらの特徴に当てはまる会社であることに気付いたら、今からでも遅くはないのでその会社から抜け出すことを検討しましょう。

次に、残業時間が長くブラック企業が多い業界について、参考までにランキング形式でご紹介します。

32:残業時間の長いブラック業界ランキング

大手転職口コミサイト「Vorkers」の調査によると、残業時間の長い業界別ランキングは以下のようになっています。

Vorkers残業時間ランキング

Vorkers「約68000人から分析した“残業時間”に関するレポート:https://www.vorkers.com/hatarakigai/vol_4

コンサルティングや広告業界だけでなく、建築・土木や不動産、インターネット業界も長い事が分かります。

これから転職を考える上で、どの業界が残業が長くなりがちなのか、参考にしてみてはいかがでしょうか。

社員
見分けるポイントが分かったから、会社にばれないように、こっそり転職活動をはじめようかな。
弁護士
転職活動も大事ですが、退職するための準備を進めておくことも大事です。
 次に、ブラック企業から転職する際にやるべきことについて解説します。


4章:ブラック企業から転職する流れ

ブラック企業から転職するためには、まずは退職するための流れについて、正しく押さえておく必要があります。

退職する場合の流れは、以下の画像のようになります。

ポイントは、

  • できるだけ1ヶ月以上前(最低でも2週間前)に退職の意思を伝えておく
  • すぐに転職しない場合は、失業保険受給の手続きを進めておく
  • 退職拒否された場合は会社に内容証明で退職届を提出すればOK

という点です。

退職時の注意点について、詳しくは以下の記事を参照してください。

今すぐ辞めよう!ブラック企業を穏便かつ確実に退職する方法と2つの注意点

また、会社を退職する前に「残業代の請求」の準備をはじめておくことも、とても大事なことです。

ブラック企業は社員に長時間の残業をさせ、残業代を払っていないことが多いため、請求することで回収できる可能性があるのです。

しかも、残業代を請求する方法は、一般的に考えられているよりずっと手軽にできるようになっており、多くの人が気軽に残業代を会社から取り戻しています。

これから、残業代請求の方法について解説します。


5章:退職を機に会社から未払いにされている残業代を請求しよう

弁護士
あなたは会社に未払いにされている残業代はありませんか?
 
社員
ある気がするけれど、ちゃんと計算したことはないなあ。会社と交渉するのは怖いし諦めようかな。
弁護士
未払いの残業代は、実はあなたが思っているより大きな金額になる可能性があります。たとえば、あなたの月給が20万円で、毎月100時間のサービス残業をしていた場合、あなたの未払いの残業代は約325万8000円にもなります。
 
社員
ええっ!そんなにあるの?それなら請求しないと、とんでもない損になるな。

請求した場合と請求しなかった場合

会社から残業代を取り返すための方法には、

  • 自分で請求する方法
  • 弁護士に依頼する方法

という2つがあります。

残業代を請求する流れは、2つの方法で以下のように異なります。

残業代請求を自分でやる流れ・弁護士に依頼する流れ

自分で請求する方法と弁護士に依頼する方法には、以下のようなメリット・デメリットがあります。結論としては、手間・時間・精神的負担を少なくできる「弁護士に依頼する方法」がおすすめです。

未払い残業代を自分で請求する場合と弁護士に依頼する場合のメリット・デメリット

とはいえ、「まずは自分で請求したい」という場合もありますので、自分で請求する方法からご紹介します。

5-1:自分で残業代を請求する方法はこの2つ!

弁護士
自分で請求する方法には『内容証明を送る』方法と『労働基準監督署に相談する』方法の2種類があります
 

【自分で会社に直接内容証明を送って請求する】

自分で会社に残業代を請求するためには、会社に「配達証明付き内容証明郵便」で、請求書を送る必要があります。

弁護士
内容証明とは、差し出した日付、差出人の住所・氏名、宛先の住所・氏名、文書に書かれた内容を、日本郵便が証明してくれる手紙の一種です。

配達証明とは、配達した宛名、日付を証明してくれる制度で、これで送ることで、会社から「そんなもの届いていない」と言われても、ウソであることが証明できます。

 ただし、自分で会社に内容証明を送って残業代を請求しても、会社側にも顧問弁護士等が付いていて、うまく丸め込まれてしまう可能性が高いです。つまり、あなたが残業代を請求しても、1円も取り戻せないかもしれないのです。

そこで、次に考えられる選択肢が「労働基準監督署に申告する」方法です。

【労働基準監督署に申告する】

弁護士
労働基準監督署」とは、厚生労働省の出先機関で、労働基準法に基づいて会社を監督するところです。残業代の未払いは労働基準法違反のため、労働基準法に相談することで解決にいたる可能性もあります。
 

労働基準監督署に相談したときの流れ

ただし、労働基準監督署に申告する方法は「残業代を請求したい場合」は、あまりおすすめではありません。

なぜなら、労働基準監督署は、労働基準法に違反している会社の行為を「正す」機関であり、残業代を取り返してくれる機関ではないからです。

労働基準監督署は慢性的な人員不足であるため、過労死や労働災害などの「人命に関わる問題」が優先して処理されます。そのため、「残業代の未払い」では、動いてもらえない可能性が高いです。

そこで、残業代を取り返す場合には、最初から弁護士に依頼することをオススメします。

5-2:より多く取り戻すには弁護士がオススメ

 

弁護士
残業代請求の成功の可能性を上げるためには、弁護士に依頼することが最善です。なぜなら、残業代の計算や交渉は、専門的な知識が必要なため、1人で戦っては会社側の弁護士に負けてしまうからです。
 弁護士に依頼した場合、

  • 交渉
  • 労働審判
  • 訴訟(裁判)

という流れで残業代請求の手続きが進められます。

残業代請求を弁護士に依頼する流れ

実は、弁護士に依頼すると言っても「訴訟(裁判)」になることは少ないです。ほとんどのケースで、交渉や労働審判の段階で解決されるため、期間・手間も少なく解決することができます。

おそらくあなたが心配しているであろう「費用」の面でも、「完全成功報酬制」の弁護士に依頼すれば、「相談料」や「着手金」ゼロで依頼することができます。

残業代請求をより成功させるために、弁護士に依頼する必要があることが理解できたでしょうか?

さらに、未払い残業代を請求するためには、証拠が必要ですので、証拠について解説します。


6:残業代を請求するために集めるべき証拠一覧

弁護士
残業代を請求する最初のステップとして、自分で証拠集めを始めることをオススメします。
 
社員
なんで証拠が必要なんですか?
弁護士
残業代を請求するためには、「残業したのに残業代が出ていないこと」を証明しなければなりません。そのためには、それを客観的に示すことができる証拠が必要なのです。
 
社員
なるほど・・・証拠って大事なんですね。
残業代請求でもっとも大事なのが「証拠集め」です。証拠集めは弁護士に依頼し、弁護士から会社に証拠提出を要求してもらうこともできます。しかし、悪質な会社は、証拠を提出しないケースがあります。

そのため、可能ならば、会社に在籍しているうちに、自分で証拠を集めておくことがより確実なのです。

残業代の証拠として有効なものを、勤怠管理をしている会社としていない会社に分けてご紹介します。

【勤怠管理している会社で有効な証拠】

  1. タイムカード
  2. 会社のパソコンの利用履歴
  3. 業務日報
  4. 運転日報
  5. メール・FAXの送信記録
  6. シフト表

これらの証拠を集めることができなくても、諦める必要がありません。以下のように「手書き」のものなども証拠になるのです。

【勤怠管理していない会社で有効な証拠】

  1. 手書きの勤務時間・業務内容の記録(最もオススメ)
  2. 残業時間の計測アプリ
  3. 家族に帰宅を知らせるメール(証拠能力は低い)

①のように、本人の筆跡が確認できる「手書き」のものが、もっとも証拠としての有効性を認められる可能性が高いです。③の家族へのメールなどは、証拠として認められる可能性が低いため、できるだけ手書きで記録を残すようにしてください。

証拠は、できれば2年分集めることが望ましいですが、難しければ半月分でもかまいません。できるだけ毎日の記録を集めておきましょう。

弁護士
手書きの証拠を集めるときに注意しなければならないのは「ウソ」を絶対に書かないことです。ウソの内容が発覚すれば、証拠の信用性が疑われてその証拠が認められなくなってしまうからです。そのため、証拠はたとえば「2030分」ではなく「2027分」のように記録し、正確に記録していることをアピールできるようにしておきましょう。
 集めるべき証拠について、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

【保存版】知らないと損する?残業代請求する為に揃えておくべき証拠


7章:残業代請求には2年の時効がある!行動は早めに

もう一点注意してもらいたいのが、残業代請求には2年という消滅時効があるということです。時効を過ぎると、どんなブラック企業が相手だったとしても、残業代は二度と取り返すことができなくなります。

そのため、未払いの残業代を取り返したい場合は、すぐに行動を始める必要があるのです。

残業代請求の時効について、詳しくは以下の記事を参照してください。

毎月残業代が消滅!未払い残業代の時効と時効を止める3つの方法


まとめ

いかがだったでしょうか?

最後にもう一度、今回の内容をまとめます。

【なぜブラック企業から転職する必要があるのか】

ブラック企業から転職することで起こる変化

【再びブラック企業に入らないための判断基準】

  • 求人・インターネット上の情報での見分け方
  1. 常に求人をかけている
  2. 長時間のみなし残業がある
  3. みなし残業代制や裁量労働制での雇用
  4. 仕事内容が不明確
  5. ネット上で悪い口コミばかりが出る
  • 説明会・選考での見分け方
  1. 説明会で「やる気」「情熱」など精神論が多い
  2. 面接でやたら体力の有無を確認してくる
  3. その場で内定が出る
  4. いつから来られる?と聞かれる
  5. 夜遅くや休日にも電話が繋がる
  • 雇用契約締結時の見分け方
  1. 求人票と雇用契約の内容が異なる
  2. 裁量のある職種じゃないのに裁量労働制
  • 入社後の見分け方
  1. 朝礼で社訓を唱えさせられる
  2. 研修時の給料が出ないor異常に低い
  3. パワハラ・セクハラが横行している

 

【ブラック企業から未払いの残業代を取り返して辞める方法】

  • 会社に内容証明を送る
  • 労働基準監督署に申告する
  • 弁護士に依頼する

ブラック企業にいればいるほど、あなたの心身はすり減っていきます。できるだけ早く、転職の準備をして今の環境から脱出しましょう。

【参考記事一覧】

ブラック企業からの穏便・確実な辞め方については、以下の記事を参照してください。

今すぐ辞めよう!ブラック企業を穏便かつ確実に退職する方法と2つの注意点

集めるべき証拠について詳しくは以下の記事を参照してください。

【保存版】知らないと損する?残業代請求する為に揃えておくべき証拠

残業代請求の時効について、詳しくは以下の記事を参照してください。

毎月残業代が消滅!未払い残業代の時効と時効を止める3つの方法